【ナミキ絵本療法™️64回〜続・かこさとし展】
1999年に、『アメリカ黄金時代の絵本作家たち展』を私たちが静岡県立美術館で盛り上げた時でした。
陰から力一杯応援してくださった方から、お便りを頂きました。
最近、かこさとし展にお孫さんと一緒に行かれたそうで、
楽しかったから、藤枝市文学館のその情報チラシと絵本のアリのスナップ写真を入れてくださいました。
絵本好きがお孫さんにもしっかり伝授されていて幸せ一杯のご様子です。
私は絵本療法が浸透している気がして、嬉しくなりました。
娘さんが幼稚園に通っていた頃にかこさとしさんにお会いしたそうです。
20年前に、田舎の静岡に子育て支援のために、絵本専門店のピッポさんのひと言がはじまりでした。
「滝井さんが、応援してくれるなら原画展開催したい。
この話がブックグローブ社の伊藤社長さんから来ている。
損を覚悟で、子どもたちに本物を観てもらいたいから」
当時、静岡県子どもの本研究会の会議でピッポさんたちと、子どもさんたちが社会の荒波に のまれ、悲しい事例が増えていき、大人ができることをやって行こうと話し合っていた時でしたので、即、実行を決定しました。
当時は、県や市に話を持って行っても、どこも子ども向き原画展など無視されました。全国でそうでした。
そこで立ち上げたのが、
『静岡子ども文化探検隊』です。
すぐに仲間を集めました。
その時に、沢山の方々が応援してくださった中のお一人です。
感謝しています。
お手紙の結びに
「孫がいて、絵本にずっとかかわる事が出来て、本当に幸せです。
いつか、お会い出来る日を楽しみにしています」
私は読書運動をしてきて良かったと実感します。
その後何回も原画展を開催し成功しました。
ありがたいことに、最近は、行政が主催してくださっています。
こういう時代が来たのも、ピッポさんのような損しても子どもさんに、本物の絵本原画で心を育てたいという立派な方の努力があったからです。
今も、当時支援してくださった皆様、お元気かしら、20年前の皆様に私もお会いしたいでーす。
令和になり、息が詰まるようなニュースが多いので、なんとかしたいです。
まずは、楽しいことを企画したいですね。
ソロソロ、絵本好き同窓会をしたいと考えています。
♪絵本好き 会話尽きない 同窓会♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ 滝井なみき
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