E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

静かな景色がいいです

2013-07-19 21:16:34 | exciting(感動したことなど)

世界文化遺産に登録された富士山。
子どものころから毎日見ていた富士山が、
多くの方の努力で登録が叶い、
とても嬉しかったです。
そして三保の松原も有名になりました。
そこもよく知っていた場所なので不思議な感じです。

とても静かな海で、時折、船が通り過ぎていきます。
目の前に広がる海原の向こうに伊豆半島が見えて、
視線を左の方に移すと富士山が見えます。
私にとっては当たり前の景色ではありましたが、
改めて眺めてみると、
とても崇高な景色に思えました。



残念ながら今日は天気が悪く、富士山は見えませんでしたが、
私の心の目ではちゃんと見えましたよ。
もともと、毎日はっきり見えるわけではないので、
こういうことも想定内です。




松林の中に立ち、複雑に広がる枝の下で
空と、海を眺めました。
平日の夕方、観光客や取材の人たちも
写真撮影をしていました。



天女が羽衣をかけたという伝説のある「羽衣の松」です。
文化遺産登録後、古い松から代替わりしました。

私の知っているこの辺りは、とても静かな場所でしたが、
天気の悪い平日の夕方でも多くの人がいました。
観光バスが2台、一番近い駐車場は車がいっぱいでした。

小さな子どもが裸足で砂浜を歩いていたので、
娘たちが幼かったころを思い出しました。
サンダルの中に砂が入ってしまい、
膝にのせて、サンダルを脱がせ、
小さな足の裏の砂をはらったら、
裸足で駆け出してしまったこと・・・
砂に埋まる足の感触を面白がったこと・・・
そこでは富士山を眺めるとか、
羽衣の松があることなど意識していなかったけれど、
そういう思い出を見守っていた静かな景色があったことを、
改めて誇りに思いました。

              (M.H)






ワクワクした絵本

2013-07-19 20:54:47 | 絵本

Bunkamuraでレオ・レオニ絵本のしごと」原画展が開かれています。
子どもが小さいころ、『スイミー』を読んで、ワクワクを楽しんだものでした。

実は他の絵本はあまり知らなかったのですが、
ねずみの形を手でちぎったコラージュ画法が、
とっても楽しくてかわいらしい表現だなと思いました。

「絵本のしごと」というタイトルから、
子どもたちへの思いを絵本にして表現している姿が想像できて、
それが仕事になっているところが素敵だと思っていたところ、
レオニは子どものための絵本つくりを
「私自身の気にかかっている問題を論じるための表現方式」
と考えたと説明がありました。(図録より)

私が感じたことと通じているような気がして、
ちょっと嬉しくなりました。



とにかく、とってもかわいくて、
スイミーの映像の中で海中のファンタジーにひたってきました。
8月4日まで開催されています。

                   (M.H)