「いい話やねー」
E表現のメーリングリストに今、所員が各々どんな支援ができるか
知恵を絞ってメールを回しています。
そんな中、小学生の子どもたちが動き始めました。
所員のT.Sさんの娘さんです。
T.Sさんは普段の活動の中、赤ちゃんのサポートや社会福祉協議会の応援や
児童館の子育て講座のサポートなど気配りしてくださって、多くの方々を支援してくださっています。
娘さんは小学6年生で大規模小学校(児童数1000人くらい)の児童会長をしています。
女子サッカーの選手で強化選手に選ばれるなど将来有望な選手です。
お母さんと仲良くって、よく会話しています。絆も強いです。
定例会などで伺うといい親子だなあと、いつも私は感心しています。
休みには、親子で国や市や県の行事に応募し参加し、
講座参加者にも、いろいろな体験をご披露してくださいます。
前回の「知りたい!今どきの小学生」の時には、
早朝に起きてかなり離れた漁港まで行き、地引網に参加し
沢山の魚を御馳走になったニュースが面白かったです。
E表現研究所の面倒なことをいつも心優しく助けてくださるT.Sさんです。
そういう母親の姿をいつも見ているからいいお子さんに育っていますね。
以前、私がT.Sさん宅に電話をしたとき、
「ママ、魔女先生から電話だよー」
という声が漏れてきました。
私はとってもうれしかったです。
次年度・E表現研究所の活動テーマは「主婦が日本育て」です。
今回の事例で、お子さんに背中を押された気分です。
「T.Sさんの娘さん、ありがとう。」
卒業式の様子をメーリングリストに報告してくださったものを
下記にご紹介します。
★★☆★☆★
こんにちは。T.Sです。
このたびの東日本大震災には、日々心が痛んでいます。
テレビを見ても、何だか不安になるような事が言われてたりして・・・
たとえば、原発にしても、通常より数値は高いけれど、
健康をすぐに害するわけではないようですが、
何だかテレビを見ていると不安になってしまいます。
昨日は、下の子の小学校の卒業式でした。
児童会長をしていた娘に、
「この災害に対して何か最後に児童会で出来ることをしたら?」
と、ふと朝言ったところ、
「副会長と先生に卒業式の時、募金をお願いしていいか聞いてみる。
たぶん、急に言っても駄目だろうけどね。」
と言いながら登校しました。
卒業式が始まっても何もそういう話がないので、やっぱり難しかったのかな?
と思っていた所、卒業生が退場した後、
娘と副会長の子が体育館に戻ってきて、保護者に
「東日本大震災の募金をお見送りの後、二人でやりますので、協力お願いします。」
と、一生懸命呼びかけていました。
募金活動をしている二人の周りには、
いつの間にか何人かの子供がいっしょに大きな声で呼びかけてくれていました。
友達ときっとたくさん記念写真を撮りたかったと思うのですが、
校庭から人がいなくなるまで二人で募金活動をし、
職員室に行って先生方からも募金をしてもらったようです。
娘から始まった募金活動は、今日の終業式に協力のお願いにも行き、
離任式の日に6年の児童会役員で在校生からも募金をしてもらうことになりました。
何だか、大事になってしまって、びっくりです。
ちなみに昨日の卒業式での募金金額は9万円越えでした。
娘に
「タイミングだよ。卒業式なら親がみんな来ているし、
卒業式で気が大きくなってるから、たくさん集まったんだよ。」
と、世渡りについての話もちょっとしてしまいました……。
災害はないのが一番だけど、こういう事があって子供が世の中の事を考えて
自分のできる事を行動に移せて人間的に成長ができたと思います。
日本は絶対大丈夫!! って、思えます。
★☆★☆★☆★元気に楽しくE表現★☆★☆★
私も日本は絶対大丈夫!!って、思えます。
TTTより