E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

相撲界は大騒ぎ

2010-02-05 23:26:56 | ダイアリー

私は小さいころから相撲が好き。よく父と二人でテレビ中継を観ていた。絶対に強かった北の湖や千代の富士の時代が1番印象に残っていて、もちろん今の貴乃花の父親の貴ノ花も知っている。
あんまり詳しくないから、それ以上は言えないけど。

結婚してから、夫も相撲が好きなのを知り、場所中はしっかりと観戦して、仕事から帰ってきた夫に結果を伝えるのが楽しかった。夜は一緒に大相撲ダイジェストを観ながらビールを飲んで。

一度名古屋場所を観戦しに行ったことがある。桟敷席のチケットが手
に入り、夫と義父と3歳の長女と4人で行った。熱気と独特の雰囲気と人の多さに驚いた。それとお相撲さんの大きさと。
霧島が好きで、若乃花、貴乃花の時代までは興味があったが、それ以後、まったく観なくなった。強くて生意気な朝青龍が出現してきたからか・・・
その朝青龍は問題を起してばかりで、内舘さんじゃないけれど、横綱ってもっと品格があっていいんじゃないかと思っていた。ただ強ければいいだけじゃない。憧れる美しい強さじゃないと。

今回の暴行問題も、ただじゃすまないという気がしていたが、やっぱり引退という道を選んだ。それが不本意でも、ぎりぎり横綱の名前を汚さない程度の引退の花道。
でもやっぱり、面白く人間的に興味深い人であっても、私は好きにはなれない。相撲が強くても、勝てばいいじゃないかっていうものでもないと思うから。
残念ながら、彼はそれだけだったから。

ある番組で話していた。

高砂親方は、朝青龍に「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と教えたのにと嘆いていたが、その後、「ああそうか。モンゴルには稲穂がなかった」と言っていたとか。
モンゴルでは、そういった教えはないのかな。
モンゴルにいる所員のAさんに聞いてみたいものだ。

貴乃花が理事に当選したとき、票を入れたのは誰かということになった。気になったけれど、まさかの犯人探し。名乗り出た若い親方が、「一門は大切だけど、それでも貴乃花に投票したかった。」そう言って引退を表明したとき、私は泣きそうだった。そういう親方こそ角界にいて、貴乃花を盛り上げてほしいと思うのに。
世間を騒がせたおかげで、辞表は受理されずに済んだが、これから居づらいことになるんじゃないかと、それを心配している。
ほとんど無名だったけれど、とってもまじめな力士だったそうだ。

これからまた、相撲を観るようになるのかな。美しく品のある強い力士がいればなあ。

             (M.H