土花吉&与太吉

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タンクの錆取り

2020-01-06 | 【little cub】

そもそもカブ(リトル)のガソリンタンクが何故錆びやすいのか・・・。

前回も書いた通り「結露」しやすいのが原因で、タンクの外部を観てみると結露跡に錆が出ていることがよく分る。

(因みに内部の状態はこれどころじゃない、かさぶた状の錆が広がる茶色の世界)

もう少し観えないところとは言え、ちゃんと塗装を施していればこんなことにはならない筈で、何せ塗装が悪いホンダさん!

そんな愚痴をこぼしたところでどうにもならないことは分っていて、いずれ塗装を施すとして先ずは錆取り。

用意するは100均バケツ(タンクの固定&廃液用)にサンポール(¥160-)に重曹(家にあったもの)にラストリムーバー(アマゾンで¥757-)。

早速、サンポールを全注入し50℃のお湯で希釈しながらタンク内を満たす。

2時間程放置する間に重曹の溶液を作りペットボトル2本分を用意。

サンポールを流し水洗いの後、今度はサンポールの酸で酸化したタンク内を重曹の溶液(アルカリ性)で中和させる。

この段階で、ガソリンの注入口やメーターゲージの開口廻りの赤錆が取れているのがよく分る。

内部を観ても錆が取れ地金が出ている状態。

次に酸をアルカリで折角、中和させたにも関わらず再びラストリムーバー(リン酸)で酸化させる。

150ccほど注入し穴類を塞ぎひたすらシェイクシェイク。

するとサンポールで取り切れなかった微細な錆が再び浮いてくる。(見難いですが配管を塞いだパイプに異物が)

暫くしてラストリムーバーを流し水洗いしてタンク内部にリン酸被膜をつくるため乾燥へ。

内部を確認すると被膜が出来つつある?・・・・筈?

本来、リン酸被膜はもっと黒く、これは未だ被膜が出来てない状態と判断し再度、ラストリムーバーを注入し

今度は水で希釈しタンク内を観たした状態で暫く放置することに。

そして又、水洗いの後、乾燥するも変化なし・・・。

って、変化なしどころか温風ヒーターの前で高温で乾燥させたせいか点錆びが出だす。(悲)

又、一からやり直し・・・。(ここでラストリムーバーを使いきる)

後々気が付いたけど別に捨てなくてもペットボトルにでも使ったヤツを使い回し用に保管すべきだった・・・。

そんな気を取り直して、今度は冷風で乾燥させることに。

内部を確認するも前回と変化なし・・・。しかし、点錆びはそんなには出て無く、キャブのOH作業が待ち受けているため

ガソリンを入れることが出来ないため、暫くはCRC5-56を吹き付けて養生しておくことに。。。

 

以上、これでいいのかどうかは不明ですが当初に比べれば断然、タンクの内部は改善されたと思う。

費用にして千円チョイの出費で済んだものの、正月休みの作業としては相当な手間暇を費やした「タンクの錆取り」

キャブのOHへ続く。。。

 

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