「鉄」と言っても、この場でたまに登場する「鉄道」ではなく、土花亭事務所の仕事での「鉄」鉄骨のお話で
久しぶりに、隣の隣町の鉄工所へ出向く。
案外、鉄工所の雰囲気は好きで独特な匂いが漂う中、肝心の「溶接仮付け」の検査をこなす。
「仮付け」の段階で目視ではあるものの仕口の状態を確認し、次に「本溶接」となる。
そして、本溶接作業が完了したということで今度は第三者による溶接部の「超音波深傷試験」UTの立ち会いに
5日後に再び鉄工所に訪れる。
まぁ~長年この仕事に携わっていると、溶接のどの部分で深傷が出易いかは承知はしている。
一連の仕事も終わり、鉄工所を後にしようと振り向くと、扉に「ありがとうございます」の次に
「考経(こうきょう)」の一説が。
「身体髪膚これを父母に受く・・・」自身の身体はすべて父母からいただいたものであるので大切に
しなければならなし、傷つけないようにするのが孝行である。という意味。(確かに!正解っ)