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土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW等々・・・

ヤマハ87式戦車/修理その⑤最終章

2021-09-14 | 【YSM870】

いよいよ最終段階。。。一気に仕上げたので、文(備忘録)も長文に多めの写真となりますことご了承を。

では。。。今回、全バラをしているのでスクレーバやスキッドの高さ調整をしなくてはいけません。

なので、土花亭の玄関先からコンクリート舗装の駐車場まで移動し、そこで作業開始。

先ずスキッドが路面に着いた状態で、それより少し高くスクレーバ。又、そのスクレーバーよりオーガの刃を又少し高く

という「スキッド<スクレーバ<オーガ」のレベル調整。

これを守らなければ雪を飛ばすどころか、オーガで路面を削りながら飛ばす羽目に。

実際、修理前にはこれが守られていなくオーガの刃が異常に減っていた。

※取扱説明書ではスクレーバと路面のクリアランスは5mm以上。

 又、スクレーバと路面のクリアランスはオーガと路面のクリアランスより大きくとるようにとなっているが、疑問に思い

自己責任で設定変更しております。何故なら運転中にスキッドが破損した場合、オーガが落ち込み路面を

削りながら、とんでもないことになると思われるため。

でもまぁ~、このことについては冬前に再度、検討しようと思ってはいるものの取り敢えずはセッティング。

スキッドを路面に着け、スクレーバの下にダンボールを2枚(計約8mm)。そして、オーガの刃の下に同じくダンボールを2枚。

これで、路面からオーガの刃までが約16mmのクリアランスとなる。高さが決まったところで各ボルトの本締め。

しかし、こうやって観るとスクレーバが1センチ以上削れて減っているのが良く分かる。

オーガケースの段付きより相当、下がり気味で許容範囲一歩手前。。。コレについては近い将来スクレーバを入れ替えなければと・・・。

各レベル調整が出来たところで、今度はエンジンオイル交換。初診の段階でオイルの量が多過ぎることは確認済。

そして、出るは出るはの真っ黒クロスケ。

出し切ったところで、用意するはバイク用エンジンオイル「SAE10W-30」を1リットル。

仕様諸元ではオイル量0.95Lのため、前もって50CCを抜き取り注入。

いい感じで入ったところで、ボトルの中には未だオイルが100ccほど残っている状態。

ってことは実質0.85Lしか入らなかったことになり、未だ出し切ってないオイルが100ccほど有ったということ。

まぁ~、コレについてはあまり気にせず、レベルゲージでピタッと止まっている方が気持ちもいいので良しとする。(笑)

そんな、気持ちも良くなったところで、お次は作業灯の取り付け。

本当は純正オプションのライトを捜していたのですが、見付からずこの際、汎用のLED作業灯をネットで購入。

角型2灯を左右に装着し、偶然にも車幅(オーガ幅)の70センチ以内にバッチリ収まる。

よく耳にする、「除雪車の作業灯をLEDに交換したらチラつく」という話。

対策としてはバッテリーから直接、電源を供給するとチラつかないとか?そんな話を鵜呑みにし、ヒューズをかまし

新たに配線をし、専用のスイッチを取り付け完成。

そして、夜間に点灯テスト。。。(照射角は未調整)

確かにチラつきもないし、明るさも十分と思われる。(後は防水性能と耐久性)

最後に何故か、2000年あたりのTW200Eのタンクデカールをタンクに貼り付け、修理作業は終了。

これで冬は未だ遠いですが、何とか完成した「ヤマハ87式戦車」。(修理期間約1ケ月。途中、くじけること約1回?)

昔、「DUCATI HS55」を装備して初めての冬は確か雪が無くて、拍子抜けした記憶がある。

今回も新規増設した割には出番が無かった・・・ってぇのを期待はしているのですがねぃ。。。(笑)

ヤマハ87式戦車/修理その④

ヤマハ87式戦車/修理その③

ヤマハ87式戦車/修理停滞

ヤマハ87式戦車/修理その②

ヤマハ87式戦車/修理その①

ヤマハ87式戦車の初期診断

 

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ヤマハ87式戦車/修理その④

2021-09-08 | 【YSM870】

さぁ~、いよいよ組付けの段階に来た修理作業も、ベアリングが入荷したところで、その作業から。

やはり、新品のベアリングは気持ち良く回る。

ハウジングも大したモノでもないので、ここはゴムハンマーで打ち込んでベアリングの交換は完了。

そして、塗装も終わった各パーツを組み上げて行くわけですが、ダメだった走行ベルトと共にオーガベルトもこの際、交換。

シャーシのアンダーパネルも塗装を施したので何だか奇麗で気持ち良い。(普段は全く見えないところで、自己満足の世界)

そう言えばここに、何処ぞのチャリ屋が整備中に落としたであろうボルトが数本落ちてましたねぃ。(危ないところ)

そして、塗装も新しくしたオーガケースに先ほどのベアリング(ハウジング)を取り付け、そこにボスシャフトに

インペラを取り付けた結構、重量のあるケースを取り付けながらオーガベルトもセット。(重ひ・・・)

お次はオーガの取り付け。。。オーガは左右とも中古の良品を入手し再塗装した物に入れ替え。

スクレーバやスキッドは知り合いの鉄工所で溶接等の補修を施し、再塗装の上そのまま使用。

そして、新たに「サイドマーカー」も装備。コレって除雪機より高く積もった雪を崩す役割もあるのですが、

回転するオーガの先の前方向の目印にもなり何かと役に立つ。

後は、オーガベルトを新品にしてもN状態でもやはりオーガが回ってしまうためテンショナープーリーの調整をし完治。

しかし、今回は修理というよりレストアっぽい作業。磨ける部品は磨き倒した感もあり、シューターの金具なんかは良い例。

次はいよいよ仕上げの段階。。。各レベル調整やオイル交換やらで、修理作業も後少し。。。

 

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ヤマハ87式戦車/修理その③

2021-09-05 | 【YSM870】

修理作業再開のウォーミングアップということで、ウォームギアオイルの交換。。。(ウォ-!繋がりってことで)

取説によると、初回20時間で交換し以後、毎年1年毎に交換らしいが先ず、しないであろうウォームギアオイル。

今回は折角の全バラ状態なので、通常の除雪機を立ててスポイトで注入なんてやる必要もなく、楽ちん。

先ずは固めのドレンボルトを外す。

ドレンボルトの泥溜め部分はスラッジなのか何なのか分からないヘドロ状の沈殿物が・・・。

そして、オイルを抜いてみる。。。入っていれば良いが・・・と思っていたら幸いにも入っていた。(笑)

しっかし汚いし・・・。(トレイの左端のはドレンボルトに溜まっていたヘドロの塊)

オイルが抜けきったであろうところで、規定のSAE#90がないので85W-90のデフ用オイルを80CC注入。

多分、これ以降数年はしないであろうウォームギアのオイル交換も終わったところで、気分転換になったかは不明ですが、

修理作業を進めて行かなければ、いけませんねぃ・・・。

序にメタルコンパイウドでケースを磨いてみたり・・・。(あまり奇麗にならないけど)

そしてぇ~?、修理作業はつづくのかぁ?。。。

 

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ヤマハ87式戦車/修理停滞

2021-09-01 | 【YSM870】

数日前の記事「ヤマハ87式戦車/修理その②」については実はタイムラグがあり10日以上前のこと。

そこから外した部品に手を加えながら錆取や、磨きや塗装と少しづつ進めてはいるもののご覧の有様で

ほぼ1週間以上、停滞・・・。案外、部品点数が多くヨタのボンネットまで利用する始末。

ガレージの入口の外には外したオーガケースが雨ざらし状態で、これから塗装に向けて錆取やペーパー掛けを

しなきゃいけないのに、どうも気分がのらない・・・。

多分、気分がのらないのはこのスペースの狭さから来る、乱雑な密な景色のせいなんでしょうねぃ。

土花亭の中から覗くと、玄関脇にも一塊あるし・・・。(ハイド・パーク並みの広さでもあればええんですが・・・笑)

しかし、そうも言っておれず、進めて行かなきゃ部品も減らず乱雑な景色は解消されない。

 

そろそろ「Start Me Up 」ですかねぃ・・・。

 

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ヤマハ87式戦車/修理その②

2021-08-28 | 【YSM870】

各動作も確認出来、蘇ったところでお次はエンジンミッション以外をバラして行く。

先ずはシュート(煙突)を外し、「お尻を上げたところを見られる」でも活躍した、木の木端で作った

スロープと架台の上に戦車を自走で載せ、次に各部を点検しながらオーガを取り出す。

ここまでは比較的に楽な作業なのですが、ここからが少々面倒臭い。Vベルトの交換時以上に、

ウォームやらボスシャフトを抜かなきゃ~、プーリ-もインペラも取り外しが出来ない構造の除雪機。

フレームからオーガケースをゴソっと取り外し、オーガケース側は全て解体し終わった状態。(中々、戦車ぽっくなった・笑)

オーガ側の左右のベアリングは問題なかったけど、インペラ側のボスシャフトのベアリングがどうも怪しい。

手袋をした指を突っ込んで回すと少し「ゴリゴリ感」が出ている。

ハウジングから打ち抜いて外し、開放してあげてもゴリゴリ・・・。

やはりベアリングのゴリゴリ感は見過ごせないので交換かな?

お次は以前、初期診断の段階でベルトケースを外し上からの目視の検査では合格だった筈のVベルト。

フレーム内のクリーングがてらに外してしまい、よくよく観察するとぉ?走行ベルト(右側)が怪しい・・・。

遠目で真横から観ても先ず分からないがぁ?・・・。

いつもの用に内外をクルっと1回転で検査。。。一発不合~格っ!(笑)

今のところ、ベアリング1ケ所と走行ベルトは交換予定で、後はオーガの刃(チップ)の摩耗に左右スキッドの摩耗、

それにスクレーバの損傷にそのスクレーバ固定用プレートの損傷と・・・修理作業は未だつづく。。。

 

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ヤマハ87式戦車/修理その①

2021-08-24 | 【YSM870】

ヤマハ87式戦車の初期診断の後、晴れ間をみて一気に外せるものは外す。。。キャブレターにマフラーに・・・今回フェールポンプはパス。

外したキャブレターは案外、立派な大きさで一応は290CCのエンジンですからねぃ・・・って、ここでショックなことが・・・。

キャブレターの分解過程でメインジェットの頭がナメていて外せない・・・。マイナス部分がナメてズルズル状態でドライバーすら掛からない。

これについては装着状態のまま、ジェットの穴からキャブクリーナーをブチ込むことしか出来ず、奥のノズルまでどれだけ

奇麗に出来たかは疑問なところ・・・。

でも、仕方ない・・・既にヤマハではキャブレターアッセンはおろか、メインジェットやガスケットすら販売終了。(悲)

まぁ~、そんなガッカリもありながらも、外したマフラーは錆を落とし耐熱塗装を施し、エアークリーナーボックスも再塗装。

それに、一応は奇麗に?なったであろうキャブレターと、エンジン始動に向けて準備完了。

数日後の小雨の中、カーポート内のメルセデスを追いやり、スペース的には十分過ぎるカーポート内で取り付け作業開始。

あわよくば、始動から暫くマフラーの耐熱塗料を焼き付けたいところ。途中、純正の燃料ラインがあまりにも

パツパツだったところの引き回しを変えたりでリコイルスタート!数発のリコイルで雄叫びを上げる。

走行もオーガも問題なし!強いて言えばオーガベルトのアイドラーの当りが強いのかニーュトラルでもオーガが少し回る。

逆に走行ベルトは当たりが弱くも感じ、ベルトサイズが違っているのか調べるも2本共間違ってはいない。

まぁ~、これについてはいずれオーガハウジングを外す予定なので、その時にでもってことで、

気分を良くしたところで、不動のセルモーターのキャップを外し点検。(おぉ~汚れてるし・・・)

やはり原因は写真でも分かる通りブラシの固着(引っ込んだまま)。

一旦、ブラシを外しペーパー掛けをしながらスライド具合を調整。後は接点のクリーングを施す。

接点も奇麗になりブラシの固着も解けたところで組付け。期待を込めて予備バッテリーを繋いでセルON!

「回った!」って言うかセル一発にてエンジン掛かってるし ♪ (嬉)

そうしてる内に雨脚が激しくなりここでタイムアップ。

未だ耐熱塗料も焼け不足で硬化してないためシートは掛けられず、仕方なく玄関先まで自走で格納。

(鉢植えは追いやられ、まるで冬場の風景)

そして、修理作業は未だまだつづく。。。

 

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ヤマハ87式戦車の初期診断

2021-08-20 | 【YSM870】

いよいよ、ヤマハ87式戦車の初期診断。

湯上りバッテリー」は既に単なる配線の一部として搭載の後、サンバーからジャンプの上、セルを回すも

マグネットスイッチの「カチカチ音」のみでセルモーターは回ろうとしない。

モーター本体をハンマーで叩きショックを与えるも同じで、これは多分モーターのブラシ辺りが固着しているであろうと診断(希望的診断)。

お次は樹脂製のガソリンタンクやベルトカバー樹脂部品等を外しまくる。

切れてるであろうと思っていたオーガベルトと走行ベルトは案外、健全な状態。

ベルトカバーの裏側を観ても得意の削りカスの付着もほぼ無く、これはこのまま使えると判断。

アイドラーの錆は長期放置のためのもので、動くようになれば自然にとれるもの。

お次はプラグ。外して観てみても問題ない焼け具合なので一度、リコイルを引き戻し火花が飛ぶか土花吉の妻の手を借り、

外したプラグをクランクケースに接触させた状態にしてもらい、土花吉がリコイルスタートを掛ける実験。

結果、目出度く土花吉の妻が火花を確認。

リコイルスタートで火花が飛ぶことを確認したら今度は初爆をさせてみる。

エアークリーナーボックスを外し、キャブレターにパーツクリーナーを直接噴射でリコイル。見事、数回で初爆確認。

但し、スロットルが完全に固着しているようでスロットルレバーを動かしても連動しない。

どちらにしても、キャブレターはOHするつもりなので、その時にでもと思いキャブレター本体を外そうか思ったら?・・・

雨が落ちて来る。

ここで初期診断は終了となり、外した樹脂パーツをガレージ内に持ち込み、クリーニングとプレクサスによる磨きを施す。

結構、奇麗になりました樹脂パーツ。樹脂製のガソリンタンクも割れもないようで、とても30年以上

経過しているとは思えないくらい奇麗に蘇りましたねぃ。(傷はあるけど・・・)

初診の段階で、コントロールパネル裏に本来は装備されているものの、無くなるであろう純正工具袋も出てきましたので

案外、大切に保管されていた個体かも知れません。

何とか初爆を確認出来たので、修理のプランがたちそうです。(嬉)

 

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湯上りバッテリー

2021-08-17 | 【YSM870】

先日の「戦車を追加」のヤマハ機の放置用のシートを被せる作業中、バッテリーだけ取り出しておくことに。

一応、電圧を測ってみると「3V」ほど。。。ってことは「0」じゃないので、ひょっとしてぇ?

スケ〇根性で、バッテリー液を補充してトリクル充電器に掛けてみる。

丸一日経ってもトリクル充電器のスタンバイランプは点かず、測ってみると「8V」ほど。

やっぱダメかぁ~・・・。で、今度はドスケ〇根性丸出しで何とぉ?バッテリーをお風呂に浸からせながらの充電。(笑)

こうやって、写真で観ると極板も相当に劣化してますよねぇ・・・。

この後、湯上りで「9V」ほどまでしか上がらず・・・。(やっぱダメですよねぃ。。。笑)

 

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戦車を追加

2021-08-11 | 【YSM870】

この度、土花亭の防衛費の補正予算を組みまして、87式戦車を一機追加。

とは言え、貧困国家の防衛予算のため中古の、それも不動の戦車を修理して実戦投入しようかと。

型式は古いヤマハ製で現在配備中の「DUCATI HS55」の5馬力に比べ3馬力アップの8馬力を誇り、オーガ幅も

70センチと、20センチも大型となる。それに何よりもセル付というのが嬉しい。(現在、セルも不動ですが)

あわよくば作業灯も装備したいところで色々と構想も膨らむ。

 

最も修理で治ればの話ですがね・・・。

 

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