団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

巨大ブラックホールに大量の水を確認

2011-07-28 22:27:16 | 日記

地球から120億光年離れた銀河の中に、これまで見つかっている中で最も遠くにある、最も大量の水の雲が確認されたと天文学者が発表した


 地球の質量の400億倍に達するこの巨大な水蒸気雲は、クエーサーと呼ばれるタイプの活発に物質を飲み込む超大質量ブラックホールの周囲を取り囲んでいる。

 クエーサーというのは、宇宙の中でも特に明るくエネルギー放出の大きな天体だが、実体は銀河の中心に存在するブラックホールであり、周囲の降着円盤の重力エネルギーを消費し、同時に強力なエネルギージェットを逆に放出している。

 研究の共著者でカリフォルニア州パサデナにあるカーネギー天文台の天文学者エリック・マーフィー氏は、「ブラックホールは、この円盤の物質を飲み込み、そのときにX線や赤外線の放射の形でエネルギーを放出する。そのエネルギーが今度は周囲の物質を熱することがあり、観測されたような水蒸気が生じている」と説明する。

 このクエーサーを取り囲む水蒸気は、「地球の全海水の140兆倍に相当する。きわめて大量の水だ」。

◆原初の水が宇宙を冷やした?

 マーフィー氏らは、ハワイのマウナケア山頂にあるカリフォルニア工科大学サブミリ波天文台の口径10メートルの電波望遠鏡に取り付けられた分光器を使い、この湿ったブラックホールを発見した。また、異常に温かいこの水蒸気の雲の中に、ブラックホールを取り囲むほかのガスや塵が混じっていることも明らかにした。

 実際、ガスや塵の量が十分にあるため、このブラックホールは現在の6倍、太陽の質量の1200億倍以上にまで成長しうるとマーフィー氏は言う。

 そしておそらくそれ以上に驚くべき発見は、この巨大な宇宙の貯水池が形成されたのが、宇宙が生まれてまだ16億年しか経っていないころだったということだ。

「この発見で私が何より興奮するのは、宇宙の年齢が現在の10分の1でしかなかったころでさえ、水がどれほど普遍的だったかということを証明している点なのだ」とマーフィー氏は語る。

「宇宙がこのように若かった段階の天体でこれほど大量(の水)が見つかったという事実は、ビッグバン後、銀河において分子形成と化学進化が非常に急速に進み得たということを示す新たな根拠となる」。

 天文学者は、今回の発見をもとに、若い宇宙に大量に存在した水が星間物質(恒星間の宇宙空間に存在するガスや塵)の効率的な冷却剤としてどう働いたかを研究できるものと期待している。

その冷却が、恒星の形成と銀河系のような銀河の進化に影響を及ぼしたと考えられるのだ。

 水蒸気を伴うクエーサーに関するこの研究論文は、「Astrophysical Journal Letters」誌に受理されている。


失政の尻拭いに使われる「65歳定年」と「新卒採用カット」

2011-07-28 22:18:04 | 日記

 政府が、定年の65歳までの延長を検討している。2001年以降、年金財政への負担を緩和するために、年金の支給開始年齢が段階的に65歳に引き上げられたことへの救済措置である。年金という欠陥制度の尻拭いを民間企業に押し付けるようなもので、実に厚労省らしいやり方だ。

当たり前の話だが、企業が負担できる人件費は有限なので、高齢者の雇用が増えた分は新卒採用をカットするしかない。というわけで、内定のとれない若者は厚労省を恨むといい。

戦費天引きに利用された終身雇用

年金支給時期と定年に関する主な流れ(筆者作成)
年金支給時期と定年に関する主な流れ(筆者作成)

ところで、年金制度と定年制度の変遷を見てみると、いろいろ面白いことが見えてくる。表のように、まず最初に年金制度ありきで、後から雇用制度がオマケで作られているのがよく分かる。年金と終身雇用というのは、常にセットで進化してきたわけだ。

たまに「終身雇用や年功序列は日本の文化」的なことをいう論者がいるが、少なくとも戦前の日本企業には、終身雇用も年功序列も一般的には存在していなかった。すべては高度成長期以降に一般に浸透したカルチャーであり、日本の歴史においては割と最近の流行りものに過ぎない。

では、その正体とは何なのか。鍵は年金制度が産声をあげた1940年代という時代にある。

現在の厚生年金は、1944年の厚生年金法が前身だ。大戦末期のドタバタの中、なぜ大日本帝国は柄にもない社会保障など整備しようとしたのか。実は、国民から“年金保険料”と言う名目で、戦費を天引きするためだったのだ。

あわせて、国家総動員法に基づき、労働者の勝手な転職や賃上げも規制されることとなった(転職防止令、賃金統制令)。大砲を作っている労働者に「軍需産業は危ないからイヤだ」と言って転職されると戦争にならないので、賃金も転職も規制する。そして、身動きできない労働者から、“保険料”と言う名目で天引きする。

これこそ、現在につながる終身雇用=公的年金制度の源流である。戦費を徴収しやすくするための仕組みが形を変えて、その後の終身雇用制度に変わっただけの話だ

「大日本帝国バンザイ!」という人ならともかく、そうでないならそんなものを有り難がったって意味がない。

さらなる支給年齢の引き上げが待っている

世の中には「なんだかやらされてる感も負担感も強いなあ」と感じている人が(特にサラリーマンには)多いと思うが、そりゃそうである。戦時官僚が作った国家総動員法の下、看板だけ変えて、今も経済戦争が続いているようなものなのだ。

違いは、ただ一点。天引きされた保険料が、兵器ではなく年金官僚の尻拭いに使われているという点だけだ。

2009年度に厚労省の示した試算は、賃金上昇率2.5%、積立金の運用利回り4.1%という絶対に実現不可能な数値に基づいており、今回の年金支給開始年齢引き上げ(とそれに伴う定年延長)は恐らく一時しのぎにしかならないだろう。そう遠くない将来、さらなる支給開始年齢の引き上げが待っているに違いない。

ただ、仮に年金支給開始が70歳に引き上げられたとして、それは果たして年金と言えるのだろうか?

少なくとも筆者は、そんな遠い将来の(貰えるかどうかすら怪しい)給付金のために、何十年も天引きされようとは思わない。多くの人が同様の疑問を抱いた時に、はじめて国家総動員体制は終わるのかもしれない。

城繁幸(じょう・しげゆき)

人事コンサルティング「Joe's Labo」代表。1973年生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。2004年独立。人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見を各種経済誌やメディアで発信し続けている。06年に出版した『若者はなぜ3年で辞めるのか?』は2、30代ビジネスパーソンの強い支持を受け、40万部を超えるベストセラーに。08年発売の続編『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか-アウトサイダーの時代』も15万部を越えるヒット。ブログ:Joe's Labo

NTT、JT株の売却検討=復興財源確保で-政府

2011-07-28 22:15:06 | 日記

政府は28日、保有するNTT株と日本たばこ産業(JT)株の売却の検討に入った。東日本大震災の復興財源を確保する臨時増税に民主党内から反発の声が相次いでいるため、政府保有株の売却で臨時増税額を圧縮するのが狙い。

 政府はNTT法で3分の1以上、JT法で2分の1以上の株式保有義務が課され、現在の保有比率はNTT株が33.3%、JT株は50.0%。現行法では売却の余地がないため、両法の改正を検討する。保有株をすべて売却すれば、計3兆8000億円の財源を確保できる。
(2011/07/28-21:04)


どのTVも韓流ばかり---韓流見ない国民もいるぞ。当たり前のこと言ったら解雇?ここは中国か?

2011-07-28 20:22:18 | 日記

高岡蒼甫、所属事務所を解雇か - 「自分からは切り出していません」

twitterで現在の不自然な韓流ブームとそれに迎合するテレビメディアを批判し、各方面から耳目を集めている( http://journal.mycom.co.jp/news/2011/07/27/089/ )俳優の高岡蒼甫が所属事務所を辞めた模様だ。28日の午後、twitter上で報告している。

『スターダストプロモーションから自分は離れる事になりました。一つの呟きからの大きな波紋により、事務所の関係各位にはご迷惑をお掛けしました。当然の結果だと思っております。そして感謝の気持ちでいっぱいです。ご報告まで。応援していただいた皆様、ご尽力頂いた皆様ありがとうございました。』

この後、「自主退職なのか解雇なのかを明記した方が良いかと。。」というメッセージに応える形で、「自分からは切り出していません。色々な事情があると思いますので抗議は決してしないでいただければ嬉しいです。」と、解雇されたと取れるツイートを返した。

所属事務所に今回の退職は本当に解雇であるのか、また、公式なコメントを出す予定はあるのかと問い合わせたが「担当は外出中です」「私ではお答えできかねます」と一切このことについての言及はなかった。

現在、俳優の高岡蒼甫がtwitterで発信している内容が非常なる話題を集めている。時系列で発言およびネットユーザーの反応をまとめた。

発端は23日のこの発言だった。

『正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。しーばしーば。うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど。取り合えず韓国ネタ出て来たら消してます^^ ぐっばい。』

これを受けて2ちゃんねるにはすぐにスレッドが立ち、リツイートの数も爆発的に増加。27日の14:00の時点ですでに本スレッドは55スレ目に突入し、いわゆる「祭り」状態となっている。書き込まれる内容はおおむね「よくぞ言ってくれた!」「これは応援せざるを得ない」といった賛同するコメントや、韓流やそれを大々的に取り上げる大手マスコミに対する批判が大半を占めている。

その後も高岡は続けざまに

『ここはどこの国だよって感じ^^ 気持ち悪い! ごめんね、好きなら。洗脳気持ち悪い!』

と現在の韓流ブームに対する嫌悪感を隠さずtwitterにポスト。フォロワーからは「同意!」「思ったことを隠さずにツイってくれるから嬉しい」「私も思ってた。メディア怖い」など同調する返信が数多く寄せられる一方で、仕事への支障を心配する声も上がった。しかしこれに対しても、

『びびってんじゃねーよ^^てめーの国だろっつーのね^^ 骨抜きだよ。今の日本人は。裏では偉そうな事並べるけどね! 芸能人もびびってなんにもしないしね、ダサすぎる。』

と一蹴。

高岡の勢いに引っ張られる形で、現在の韓流ブームが"作られたもの"だと感じていた一般ユーザーのメディアに対する疑念や怒りが噴出、高岡への応援コメントと共に大量にtwitter上に流れるに至る。それと同時に韓国からの反論や、芸能人という立場でありながら大胆な発言を繰り返す高岡への苦言も増え、「高岡蒼甫VS.韓流+迎合メディア」という対立の図式が出来上がってきた。

状況が急転したのは26日。

『ごめんなさい、訂正します。自分はこんな事は書きたくありませんが、本人が書いてくれと言っているので書きます。家の妻は自分と一緒の思想ではありません。火の粉が飛ぶのは勘弁です。と。そう訂正してくれと言われましたのでそのまま書かせて頂きます。はぁ、家出ようかな。』

と、妻である宮崎あおいと意見の相違があった旨を発表したのだ。

『一緒の思想にはならなくていいと思うけど彼女の後ろにいる人たちと共存する気はありません。さらっと流れに身を任せたいと思います。』

と、複雑な事情をにおわせるような発言も続き、ただでさえ祭り状態だった2ちゃんねるの勢いはさらに加速。宮崎を非難し、高岡を擁護する論調が激しさを増す。

その中で夫婦の亀裂は修復しがたいものだろうという憶測から「離婚フラグ立ったな」「離婚近そうだな」との書き込みも相次ぎ、twitterでも「あおいちゃんのこと、あいしてますか?」とダイレクトな質問も寄せられたが、『勿論、愛してます。誤解しないでくださいね』と返答。

双方の所属事務所に今回の発言による影響や今後の対応などについて聞いてみたが、「折り返します」(高岡)、「担当は外出中で本日は戻りません」(宮崎)ということでコメントをもらうことはできなかった。

27日になってからの高岡の発言は

『美しい日本を渡さない』

『共に戦いましょう』

『日本を1人1人の手で守りましょう』

と、まるで何らかの覚悟を決めた憂国の士そのものだ。

この騒動はどこへ向かい、どのような終結を迎えるのか。今後も動向を見守りたい。