立正寺 門祖会

2010年03月14日 | Weblog
今日は、足立区の立正寺の門祖会でした。
奉修導師は講有、小山日誠上人。
また、本日はあわせて立正寺初代、権大僧正・小西日詣上人の27回忌をつとめられました。
日詣上人は、第五宗務支庁長、宗務総長をつとめられ、また、開導日扇聖人流の書道、「佛立書道」を普及された方です。
実に雄渾かつ華麗な書風は、開導日扇聖人の書そのものとも言うことができるもので、私たち佛立教務もみな、そのお手本によってもっとその書風を身につけなくてはなりません。
今日の門祖会の御法門は、
【御題】再興隆尊師の御本尊のかたはらの白紙に
此君の いまさゞりせば 遠つおやの 清きながれを 誰かくま丶し
という御教歌をいただいて、門祖日隆聖人のご生涯を述べられました。
そして、次のようにお示しになりました。、
「門祖日隆聖人は日蓮聖人のお生まれかわりとして、日蓮聖人の正しい教えと、正しい信心修行のあり方と、御本尊を示され、濁ってしまったお祖師様の教えを、もとの清いながれにもどされたので再興正導という。平成25年2月は門祖日隆聖人の550回御遠諱。先頃、本山に全宗の教講が集まり、誓願式を行った。それは、教務員増加300名、60回以上助行者の増加、正宗徒増加誓願である。これをぜひ達成するよう、門祖日隆聖人の御恩徳を感じて、ご奉公に精進すべきである。また、それまでに第四、五、六、七、八支庁各寺院・・すなわち第四世講有日教上人の流れをくむ各寺院は明年五月三~五日に清雄寺で百遠諱が奉修されるが、その報恩ご奉公に邁進するように」
わが遠妙寺は伊達日彰上人が開基ですが、そのお師匠は日教上人です。
ですから、今年と来年は主に日教上人百遠忌(百回御遠諱)の報恩ご奉公です。
そして、門祖日隆聖人に対する報恩ご奉公も同時進行ですが、その締めくくり、クライマックスはなんと言っても明後年の平成24年、その次の25年ということになります。
遠妙寺としても、明年までの報恩ご奉公と、平成25年までの報恩ご奉公があります。
何とか、ここで又、全力を集中して思い出に残るご奉公をぜひ、達成したいと思っています。
うまれ来て みのりの為に はたさずば 何にをしまん いのちならまし
生れ来て しぬる習ひは おなじ世に われ法華経に あひにけるかな
と開導日扇聖人はお示しです。
思い切りご奉公をさせていただき、きれいに散っていきたいものです。
(写真は「龍口ご法難の地をはるかに望んで」・・提供―河野彰国講師)
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