お彼岸です

2005年09月23日 | Weblog
お彼岸の法要が、わが遠妙寺(おんみょうじ)で行われました。
昔は、お寺といえば年よりのたまり場というイメージでしたが、今は違います。今日も青年会の人たちが一生懸命、奉仕の精神で朝からずっと頑張ってくれました。今は、お彼岸については、青年会と若いお母さん方の会(佛立レディーズ会)が担当して、皆さんに食べていただく昼食のご供養のこと、また、御教務(僧侶)の接待御奉公、また、場内外の整理、参詣に来られた方の受付や、世の中のために収益を寄付するため開催するフリーマーケットの準備や販売など、いろいろ活動してくれます。どれだけ働いても無償ですから、その気持ちは本当に有難く思っています。また、壮年男性の方々は椅子や机の設営、婦人会の方はお萩作り(これも収益を愛の花束という福祉団体に寄付)など、みなで多彩な御奉公をしてくれています。昔に比べると年長の婦人会の方の出番が少なくなってしまったのはチョット残念ですが、和気あいあいと皆で楽しく、協力する姿はすばらしい。寂光浄土(天国)にいる先祖もその姿を見て目を細めてくれているのではないでしょうか。
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明日は長薫寺の御会式

2005年09月17日 | Weblog
明日は熊本の長薫寺で日蓮聖人の御会式です。不肖、私が御会式の導師をつとめることになっています。御会式の導師というのは、いわばその時の花形みたいなもんで昔は、いつか、いっぺん私もつとめさせてもらいたいものだなどと思っていました。けれど消耗しますよ。大変ですね。できれば、今は脇役で出座だけして帰りたいなどと思っています。これ、ホンネです。明日は、その戦いですから今日はゆっくり、九州の山あいの中を散策させていただきました。もっとも、散策というほど歩いたわけでなく、ズーッと車で行ってチョットおりてみたという所です。しかし、自然はすばらしいなあ。考えて作ったものではないのに、この山、この谷、この緑、絵になっているんです。思わず、ここでずっと暮らしてみたいなどと思いました。昔の修行者が山にこもりたくなるのも分かります。人間も自然の一部なんですね。とにかく、ホッとします。この自然が今、むしばまれつつあるのは食い止めたいですね。
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今日も脱帽

2005年09月11日 | Weblog
今日は蒲田・妙泉寺にお参詣しました。東京中央布教区の11ヵ寺のご信者と教務方が集い、少しでもこのご信心をさせていただき幸せになっていただきたいという願いをこめて御題目を皆でお唱えしました。午後は、わが遠妙寺(おんみょうじ)から中坪みち子さん、板橋の信泉寺から矢嶋さんという方が出られて、体験談を話されました。その後、神奈川・経力寺の堤さんという女性の講演。この方は、障害児(現在30歳)をかかえつつ、福祉に取り組み、「子どもたちの将来をつくる会」の会長として活躍しながら、現在、3つの福祉施設の理事、また、地域作業所一ヵ所をみていられるとのこと。そうこうして20年。その支えとなったのがご信心で、苦しいこともつらいことも乗り越え、現在、障害者をかかえながらも少しも暗くならず、明るい毎日を家族とともに送っておられると話されていました。この子がいたからこそ今の私がある、今も、これからも何の心配もありません、できるだけ周囲に尽くせば、めぐり合わせで、親が亡くなった後もきっと、我が子は恵まれると思っていますと言い切っていました。まさしく佛立の菩薩です。今日も脱帽。自坊に帰った後、家内とデイトしました。こぶつき(次女とさくら)ですが、投票所までね。
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脱帽します

2005年09月07日 | Weblog
京都も3日目ですが、どこかに見物に行くわけでなし、本に囲まれていて勉強で東京にいるのと変わりません。いやー有難い御奉公です。今日はそれどころか、朝の9時から一時間、講義です。テーマは「開導日扇聖人ご開講前後の御奉公」。相手は東京方面から本山奉仕会に来られた婦人会の方々で、2泊3日の予定で6日から8日までみっちり修行され、また、講義を聴かれるのです。7日は朝5時起床、本堂回廊のぞうきんがけ、本堂清掃、そして6時半から8時まで朝の御看経(おかんきん 勤行のこと)、朝食後、私めの講義、その後、バスで開導日扇聖人がご誕生された誕生寺参詣、誕生寺の御住職、梶本講尊上人の講話、開導日扇聖人ご隠棲の長松寺参詣、宝物を拝見、見学。本山に帰ってきて又、講義、夕方はまた御看経。その後、夕食、又、講義。誰?「よくやるよ」なんて要らないことを言っているのは。こんな調子で皆、体は大丈夫かななどと思いましたが、心配無用。皆、感激しています。偉いなあ、さすが信心宗。脱帽。あればカツラも取りたいくらい。
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お授業です

2005年09月05日 | Weblog
 今月5日から4泊5日で京都にいる予定です。
5、6日は第一支庁の御教務方(上座)の勉強会(修学塾)で、不肖、私が先生役です。わが宗は信心宗といい、信心中心で一般のご信者には教学は不要で、ただひたすら御題目を本門八品所顕上行所伝本因下種の南無妙法蓮華経と唱えれば、有難いお計らいを頂けるのですが、教務さんは教学の勉強が必要なのです。だって他の宗派とはどこが違い、どの点で日蓮聖人や門祖日隆聖人の教えがすぐれているか説明できなくてはなりませんからね。開導日扇聖人は江戸時代から明治時代にかけて仏教改革を断行され、やさしい和歌に教えを読み込んでご信心を弘められました。でも、その和歌(御教歌ごきょうか)自体が、もういまは難しくて分からない時代ですからね。もっとも、最終的には教務さんも唯信心(ただしんじん)に徹しなくてはならないんですけど。行学二道、信心修行と学門と二つ大事で、両方頑張れと日蓮聖人は教えられているけど、なかなかみんな苦労しています。
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