超高齢社会

2006年06月30日 | Weblog
いま、もう日本は世界で最高の超高齢社会だと新聞に出ていました。
65歳以上の方の比率は21%で最高なのに、15歳以下の比率は世界で最低。逆ピラミッド型ですね。この先、どうなっちゃうんだろう。
お寺の中も例外でなく、子どもよりお年寄りの方の数が断然多いようです。
この写真は私が出家して教務(お坊さん)とならせていただいた約37、8年前に菩提親(ぼだいおや)となっていただき、お世話になったA.Hさんが入居している神奈川県下のグループホームです。少し前に訪ねたときに撮ったものです。A.Hさんは若い頃、意欲的に信仰に精励し、社会的にも活躍され、意気盛んだったのですが今はもう、90歳過ぎです。お世話になった人が老後も安心して暮らしておられますとホッとします。遠妙寺でもグループホームをいくつかつくりたいなぁと思っています。そして心身共に健やかに安心して暮らしてもらえたら良いですね。皆で頑張ればできるに違いないと思います。
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純白

2006年06月26日 | Weblog
クチナシの花は真っ白で、まさに純白。
思えばその昔、渡哲也が「クチナシの花」という歌をうたって一世風靡したことがあったっけ。それでいっぺんにこの花の株が上がったように思える。
でも、その後、あまり純白がもてはやされなくなった。価値観の多様化とともにワイシャツも、花嫁衣装も、看護師(看護婦という言葉の方が分かりやすくて好きだな)の服も、病院の壁も、白だけではなくなってきた。そのうち、かもめや水兵さんも白くなくなりそう。
「でも、やっぱり白は良い」・・・というのは過去への郷愁なんだろうか。
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日扇聖人ご開講の前後

2006年06月18日 | Weblog
今日は板橋の信泉寺で婦人会の教養大会が開かれ、東京中央布教区の11ヵ寺のお寺から、選りすぐりの信徒、約160名が集まりました。
あいにくの雨ですが、みんなかえって落ち着いてお話を聞いておられました。婦人会と申しますと大体、30代以上のご婦人で仕事を持ちながら、また家庭の用事などで忙しい方が多いのです。その中をやりくりして、人のため、社会のために尽くす菩薩行をなさっていることは頭が下がります。
なお、私は1857年(安政4年)、本門佛立講を開かれた佛立開導日扇聖人の生い立ち、ご開講に至るまでの出来事、また、時代背景やご開講の意義、開導聖人ご一代のご功績などについて話をしました。
おおむね好評だったとのことで私は大いに喜びました。しかし、好評だったのはどうやら話の間で上映した開導日扇聖人のDVD(本門佛立宗宗務本庁奉賛局作成)のできが良かったお蔭のようです。なお、この上映の御奉公をしてくださった遠妙寺弘通部長・高田さんに心から御礼を申しあげます。
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湘南海岸のお寺

2006年06月16日 | Weblog
鎌倉、藤沢、茅ヶ崎、平塚を通り小田原まで走る湘南海岸道路。
真夏は太陽と碧い海と真っ白な雲と砂浜などがまぶしいが、今は梅雨どき。残念ながら、全体がどんよりしている。
しかし、この海岸道路に面しているお寺は、こんな季節でも輝いている。
今日は、このお寺、鎌倉・顕証寺に参詣させていただいた。
730年も昔、このお寺の前を確かに日蓮聖人が馬に乗って通られ、そのまま龍口まで役人に連れて行かれた。そう考えていると、何か21世紀という時代を忘れ、その頃までワープしているような気がする。
このお寺にはペットのお墓もあり、これも素晴らしい。一度、参詣をおすすめする。
(鎌倉市七里ヶ浜1-5-21 電話0467-31-6441)
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ゆり

2006年06月11日 | Weblog
佐渡の山ゆりが咲きました。私が球根を買ってきて植えたのですが、その中でも飛び抜けて生長が良かったのが写真のゆりです。一本の茎にピンクのゆりの花が16か17も咲きました。
去年の今頃、私たちの宗門の行事ですが、佐渡島の方へ団体で参詣いたしました。
佐渡には歓要寺というお寺があり東京中央布教区管内の11ヵ寺から数十名でまいりました。佐渡には豊かな自然があり、いろいろな果物がとれ、きれいな色の草花が咲いています。そして「とき」。昔はときがもっとたくさん、ケージの中でなくそこかしこを飛んでいたんでしょう。
一年ぶりに咲いたゆりが思い出をよみがえらせてくれました。
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子ども御会式

2006年06月04日 | Weblog
今日は子ども御会式(おえしき)がありました。
子どもは減少の一途をたどっていますが、お寺のご信者さんの場合も例外ではありません。
昔は、年に三回の御会式・・御法門(法話)も大人向けで難しく、子どもにはチンプンカンプンだと思いますが、それでもかなりの人数の子どもがお参りしていました。親に言われれば誰でも付いてきたんですね。
今や、子どもが自分たちの日曜日の過ごし方や行き先も決定する時代。おいそれと大人の集まりには来てくれないこともあり、子ども中心に飾り付けも可愛く、法話も紙芝居をプロジェクターで映したり、ゲームを青年会に考えてもらい、用意もしてもらっています。昼食(ご供養)も子どもが嬉しくなる内容。しかも、基本的に全部、タダ。というより、お寺やご信者の篤志によって運営。
こんなワケで結構人気が出てきて、今回は5年目ですが、子どもだけで50名に迫る参加があったようです。誰でも参加できますから、来年は、皆で誘い合わせてきてください。
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