2月17日(日)、私は札幌に参りました。
札幌信廣寺は、すでに長い歴史がありますが佛立第十七講有・石岡日養上人の時代、大発展を遂げた北海道随一の佛立寺院です。
このたびは、特命巡教という講有上人のご命令により、ご奉公させていただくことになり、門祖日隆聖人の大会(だいえ・・・御会式)をつとめました。
さすがに寺内の行き届いた準備ご奉公、また、その思いを反映したのでしょう、最初は雪の予報が変わっていきました。しかし、当日の朝も雪がぱらつき、予報は曇りでした。それが青空が見えて来て、穏やかな晴天のうちに門祖会がつとまりました。
現在の御導師は、石岡日養上人の高弟、姫井日覚上人で年齢をまったく感じさせない御導師で若々しくご奉公されていました。
私は、もう長く、佛立教育専門学校の先生役でご奉公をさせていただいてきましたので、信廣寺内でも石岡正則師、玉田正見師等とはよく、知っています。
また、常々、札幌信廣寺でいままで頂いてきた信仰体験を綴った本を読み、自坊での御法門(説法)の時なども引用してきました。それにより、大勢のご信者のすさまじいまでのご利益体験を追体験した感覚があり、お名前などもよく覚えています。
そんなわけで、ご信者にも勝手に親しみを感じているものですから、知らないお寺という感覚があまりありませんでした。
特に門祖会前日には、伊藤局長と岸本さんとお話をいたしましたが、一所懸命にお寺を護ろうという気持ちをひしひし感じました。
また、本堂といい、回向堂といい、概観も設備も立派でわが自坊とは比べものになりません。
また、そのお教化に取り組む姿勢にしても、教務さんに対するお給仕ご奉公のあり方といい、ただ、その素晴らしさに圧倒されてしまいました。
本年度の教化誓願は当日、300戸の誓願を言上。また、門祖会の折に新しいご信者の育成体験をご披露なさったご信者がありました。そのまじめな日頃のご奉公態度には随喜をしました。例年、本山お初灯明料は群を抜いていて、本山を皆で護持させて頂こうという気概を感じます。
そんなわけで、ご弘通を推進し、ご信者を励ますのが私の務めですが、かえって励まされ、大きな勉強をして帰ってきた次第です。
遠妙寺からも団参者6名が参詣され、大いに触発されたのではないかと思います。
もと遠妙寺に在籍して信廣寺で今はご奉公なさっている佐久本さんや内山君なども合流し、寒さも思わず忘れてほのぼのとしたものを感じる参詣でした。
いつまでも、日養上人によって培われたご信心を大切に、異体同心を貫き、いっそうのご弘通発展を願って帰途につきました。
初めまして。大阪本成寺所属、菅原英子と申します。
私の祖父、村山現啓こと啓運院日現上人のご回向・・・
渡辺の叔父から伺っております。
母、菅原直子(村山現啓の一人娘)に代わり、御礼申し上げます。
ありがとうございます。
このたび、出張の際に遠妙寺に朝参詣させていただきます。
5月11日(土)6:30~
ありがとうございます。合掌