フィリピンでお祈りのしかた、練習しています。

2012年03月29日 | Weblog

このあいだ、河野彰国師がフィリピンに行った時の写真です。

フィリピンのご信者も、だんだん、自分たちが御題目をお唱えして、また、御宝前(ほとけ様)にお祈りするには、どういうように言えば良いのか、習って練習するようになりました。

若い人のほうが早く覚えて、それを年齢が上の人に教えてくれているようです。

フィリピンは陽気な良い国で、私も事情が許せば住みたいと思っています。

セブ島は有名なリゾートの島ですね。行ってみたいな。

常夏の島々。全部で7000以上の島があります。

このフィリピンの人びとががますます幸せになり、国が発展していくのにはスペインやアメリカによってもたらされたキリスト教や、また、周囲から伝わってきたイスラム教にかわる第3の教えが必要です。

それが仏教の中の仏教。HBS・・本門佛立宗(Honmon-Butsuryu-Shu)のご信心です。

もうたくさんのフィリピンの人がビックリするほどの「ご利益・・・ごりやく」を頂いています。

宗教の目的は個人的な幸福を求めるだけでなく、日蓮聖人は社会や国が正しい教えによって良くなるようめざさなくてはならないと言われました。

世界中でいま、佛立信心へのうねりが起こりつつあります。

日本の国内も、みなそろそろ起ち上がっていかなくてはなりませんね。

 

 

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御所のサクラかな、今にも咲きそうです。今日はホッとしています

2012年03月28日 | Weblog

今日は京都御苑の中を歩いてみました。

サクラが遅ればせながら、つぼみを膨らませ今にも咲きそうでした。

今年はよほど、寒さがこたえているのか、例年に比べてずいぶん、開花が遅いようです。

ようやく、高知のサクラが満開、北九州のサクラが咲き始めたというニュースが流れていました。

一昨日から修学塾の研修で京都に来ていますが、昨日は大変でした。

高祖日蓮大菩薩の最高能判の書と言い、もっとも肝心要の御本尊について明された「観心本尊抄」について私が学びつつ書かせていただいた「『観心本尊抄 修学』を上梓して」と題して、講演をいたしました。

講演をするのは、なかなか機会がありません。今までもっぱら講師を招いて講演を主催する側でしたから、慣れていません。

冷や汗が夏でもないのにぐっしょり。

終わったら、一年分くらいの疲れに襲われました。でも、終わった―という、その安堵感は何とも言えません。

少し、内容的に欲張りすぎて、百時間かけて話しても話し足りないくらいの事を、一時間半でやってしまったので、皆チンプンカンプンだったかも。

本の宣伝くらいにはなったかも知れません。終われば終わったで、今日になったら反省しきりです。

フィリピンにネグロス別院ができ、マニラ別院の土地も買え、ご信者が御利益を頂いている事、これ、すべて御本尊の経力のお蔭、という話を最後に「まとめ」でしました。

アイリーン・カシピさんという女性のお父さんが交通事故で、瀕死の重傷。脳の血管が損傷しているということで、意識もなく、身体が動きませんでした。その人がご信者のお助行と、御宝前にお供えした御供水をコットンに含ませ、娘さんがお父さんの口に少しずつ流し入れて頂かせたお蔭で、意識が回復、手術無しで退院して、今は元気を回復しています。なぜ直ったのか、お医者さんも分からなかったでしょう。手術代が25万ペソ・・約50万円かかるといわれ、すぐ用意しなさいといわれたそうです。しかし、25万ペソと言えば、物価が日本の十分の一ですから、500万円くらいにあたります。フィリピンでは平均的な男性の給与で2年分以上に相当します。即金で納めるのは当然、無理です。したがって御宝前にお縋りするしかない、この御本尊にかけるしかない。この気持ちがお計らいへと通じたのです。

考えられない現証ですが、その話が講演の中ではいちばん良かったようです。

これはこれで良いのですが、本題の話は通じにくかった感あり。

それで、今日は気分転換も兼ねて、京都御所の中を少し散歩しました。

明日からまた、御奉公に邁進です。

 

 

 

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久しぶりに更新。明日は本山で講演会。

2012年03月26日 | Weblog

いやはや、ずいぶん時間が空いてしまいました。

なにしろ、忙しかったので、ついブログを更新できなかったのです。

三月になり、暖かくなったら再開しようと思っていた矢先、何と次期宗務総長という大役を担うことになりました。

これには、私本人が驚いていて、まさか私のようなものがそのようなお役を頂くとは夢にも思っていなかったことで、まさに想定外。

宗門の中で、これから責任が重くなるにつれて、言いたいことを言っているとまずいのでは思い、やはり自然に自粛気味になりました。

今回は、しかし、明日は本山宥清寺の法悦殿で佛立研究所、ならびに佛立教育専門学校共催の研究発表大会が開かれますので、ブログに書こうと思いました。

これも第二十一回目かと思いますが、去年、研究所から「観心本尊抄 修学」を出していただいたので、その記念の講演ということです。

佛立教育専門学校校長としての講演で、一時間半の間、何をどうしゃべったら良いか、自問自答しています。

今日は、どうも眠る時間がなくなりそうです。

観心本尊抄には、未決とされてきた問題が山のようにあり、題材には事欠きません。しかし、非常に難しい事柄、微妙なことを一時間半の中で、分かりやすく、適切に話をするのは難しいですね。

そんなわけで、これからまた、勉強しますので、今日はこのくらいにしておきます。

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