本山参詣(つづき)

2006年08月27日 | Weblog
記念参詣で印象的だったのはわが遠妙寺、K・由美さんの教化体験談。
これを聞いておられた御導師方や教務方、ご信者もおばあちゃんをこの御法で助けてあげたいという由美さんと弟さんの素直な優しい気持ちと御法の尊さに心を打たれ、よかった素晴らしかったと言っておられました。そのうち遠妙寺ホームページの体験談コーナーに掲載されるでしょう。ぜひ、皆さんに知ってもらいたいお話です。
そして千葉からお参りされたUさんご一家とこの一、二年の間に頂いたご利益談もすごい話です。簡単に言うとU・明弘さんという三十代の方に女の人の霊が乗り移り、神社の御札でも何をやってもダメなのが、佛立宗の御本尊をいただいていっぺんに霊が抜けて命をたすかったという話です。まあ本人と一部始終を見ていた奥さんと子どもがみなお参りしていて今は本当に幸せそうなのが印象的でした。
私たちに、どんなに時代が変化して何年経っても絶対ご利益がいただける御本尊を顕していただいた日蓮聖人と、その教えが見失われそうになったとき再び清い流れに戻していただいた門祖日隆聖人、開導日扇聖人。感謝してもしつくすことはできません。(写真は本山・開導日扇聖人銅像)

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すごい御利益

2006年08月27日 | Weblog
昨年の前半頃です。私どものお寺に、時々、お参りされていたご婦人がおられましたが、何か暗い感じで、悩みを抱えておられるようでした。
聞けば、この方には十代の娘さん二人がおられ、そのうちの一人が拒食症で苦しんでいるとのことでした。残念ながら、そのご婦人は夫に遠慮して、子どもの頃から続けてきた佛立宗のご信心を家庭の中で話題にしたり、家族いっしょに、お寺に参詣するよう誘うこともできませんでした。
昼間、時間がある時に一人でお参りすることが精一杯。明るく遊び回るように見える子もいますが、案外、そんな十代の女の子には結構いろいろな悩み、問題があるようです。親が知らないだけで、自分の悩みを誰にも相談できず一人で抱え、それが心身の問題となったり、障害をおこすことも少なくないようです。
ちょうどお寺に参詣された時、たまたまというより、お導きだったのでしょう。近くのご信心が深いご信者さんがお参りされ、声をかけられました。
その説得により、自宅に上行所伝の御題目の御本尊を安置して、家庭の中でお祈りをすること。また、御講にも願主として参詣することをすすめられ、素直にその言葉にしたがいました。ご主人も大切なお子さんのことでもあり、また、その頃、奥さんのお父さんの身体が具合が悪かったこともあるのでしょう。案外にすんなり、ご本尊をお迎えして一家が結束しました。
その翌日です、郷里のお父様がそれを待っていたかのように亡くなられました。
春休みから体調を崩して入院中でした。もう駄目かもしれないというのが、持ちこたえて、ちょうど夏休みに入ったばかり。彼女は偶然とは思えなかったそうです。
急遽、家族みな、奥さんの故郷に帰り、葬儀も無事に終わり、帰京しました。
それから八月、九月と日にちがたち、ご主人も娘さんも七日ごとの忌日によくお参りされ、御塔婆をあげ御題目を唱えお焼香もされ、御題目を唱えられるようになりました。そうしているうち、娘さんの病気の方も次第にみ仏のおはからいをいただき、徐々に良くなっていったのです。
教化親は、そのお計らいを頂いたこの方が喜びを形で表すよう、まず、教区御講の願主となるよう勧められ、昨日ははじめて、その主催者である席主になるよう話をされました。
そして、当日、久々の雨も、この時だけは晴れ上がりました。二人の娘さんもお参りされ、お母さんの挨拶というか、お計らいを頂いた喜びの言葉を聞かせていただきました。大勢の参詣者にも後押しされて盛況のうちに御講がつとめられました。
こういことの積み重ねこそ、大事なのではないでしょうか。
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やったね、遠妙寺青年会

2006年08月26日 | Weblog
今日は待ちに待った本山記念参詣。
700名の参詣者ですがイス席ですからさすがに広い本山の本堂も満杯。
御講有上人がお忙しい中、導師として力一杯おつとめになりました。力強い御講有の唱題に合わせて700名が心をこめて御題目を唱え、本堂全体を揺るがすようなお看経のあとで、御法門。御教歌は「み仏のお立てなされた此講よ ドウデモダンナイ利益現証」でした。本門佛立講は開導聖人が勝手にはじめられたのではなくもともとの創立者は「み仏」釈尊であること。釈尊のみ心にかなったご信心だから、どんなことが起こっても何も心配は要らない、現証利益によって必ず助けていただけるというお約束を頂いているから疑わず、迷わずひたすら信心の道を歩むことが大切とお諭し頂きました。
遠妙寺から青年会員だけで47名(布教区の基準でいけば55名くらい)参詣、司会は前幹事長のI・亜理さん、体験談発表は青年会でいつも積極的にご奉公されているK・由美さん。中坪幹事長は終始、一生懸命に青年会が御法のみ心に叶ったご奉公ができるよう気配り。誠にありがとうございました。
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そうだ、京都に行く準備をしよう

2006年08月20日 | Weblog
8月26日、東京中央布教区と房総布教区の寺院約二十ヵ寺から700名が京都・本山宥清寺に参詣する予定です。
このたびは佛立開講150年ご正当の年が本年に当たりますので、これを記念してお参りします。
昨年四月にも開講150年記念参詣がありましたが、今回は青少年層を中心としてお参詣いたします。とは言っても少子化の世の中なので、それ以上の年齢の人も応援参詣で参ります。
当日、晴天になってはほしいのですが、この暑さですからねー。きっとみ仏のお計らいを頂いて、さわやかに晴れて気持ちよく参詣できるでしょう。
遠妙寺では青年会が頑張って本山参詣を勧め、将引(参詣をすすめ引っ張ること)してくれました。バスに40名と新幹線組を加えますと45名以上の青年が本山参詣をさせていただく予定です。人がバスに乗車して参詣予定です。
青年会の中坪幹事長はじめ主立った人は何とか50名の目標を達成したいと将引ご奉公に頑張っています。
フレッフレッ、青年会!
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がんばれ、日本のユリさん、アメリカのユリさん

2006年08月14日 | Weblog
ユリ・Kさんは東京のど真ん中にいる遠妙寺青年会員です。
彼女はまた、遠妙寺の朝参詣のとき、また、それ以外も、尊前(御宝前)のお給仕をさせていただくご奉公に頑張っています。このご奉公をさせていただくには作法やきまりなどを覚えて身に付けなくては許されません。なかなか体力もいるご奉公ですが心からのお敬いの気持ちを以てご奉公されています。いま、全体でそのご奉公をさせていただく人は10人以上います。このメンバーを学徒といい学徒会を構成しています。その学徒会幹事長はM・松本さんで先頭に立って献身的なご奉公をしていただいています。ユリ・Kさんは二十歳をやや越えたくらいですが当番の日は朝4時頃に起床して6時過ぎにはお寺に入ります。また、日頃から青年会のご奉公にも頑張っています。それが先日、転職の際にご利益をいただき、その後も待遇の面で嘘のようなご利益をいただきました。さる7月の開導会の時は、着物に袴姿でお給仕ご奉公をしていただきました。とても素晴らしいといわれました。
 また、アメリカにいるユリ・Fさんは・・といっても時々日本に帰ってきますが、やはり遠妙寺青年会員です。
いま、ちょうど日本に帰ってきているところですがアメリカの大学で医学の研究に従事しています。あと一年半で学術博士の資格を取り、その後、四年かけてさらに学んで医師資格の取得をめざしていると聞きました。20代のほとんどを医学のためにつぎ込んで単身、アメリカで暮らしています。あまりそのこと自体をすごい、すごいと言われると疎外されてしまいそうでいやだとのことです。ぜひ、目標をめざしてがんばってもらいたいと思います。遠妙寺の教務さんも青年会員の人々も応援してくれています。
今日もお参りしていましたが、きっと御宝前はお計らいをくださるでしょう。
御教歌に「われ道にすすむ心をてらし見て 仏は力そえ給うなり」
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原爆忌

2006年08月11日 | Weblog
今年も6日の広島原爆記念日、9日の長崎原爆の日には塔婆を建てて遠妙寺が弔主となりご回向させていただきました。
もう61年を経過しますとだいぶ原爆が落とされたという事実が風化してきているのではないかと感じます。せめて原爆で亡くなった方々の苦しみ、痛みに思いを馳せて心から冥福をお祈りすることだけは忘れてはならないと思います。
私だって戦後の生まれなので戦争を体験した方々がどれだけの苦しみを味わわれたのか本当に分かっているわけではありません。でも親や周囲の人たちが心の底から戦争だけは二度とゴメンだというのを聞いて育ちました。その言葉の重みは今も胸に響いています。(Photo by Bunbun)
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本年夏期参詣

2006年08月07日 | Weblog
夏期参詣が昨日で終了しました。
今年の夏は少しおかしな天気ですが、それにも負けずに大勢の方々が毎日参詣されました。私たちも少し張り詰めていたものがなくなりホッとしているところもあります。しかし、これからです。今年は本門佛立宗が開かれて150年。開講150年目に当たる今年、私たちも頑張らなくては。
地道なことは以前から遠妙寺でも宗門でもさせていただいていますが、問題は社会にまで波及するような運動を巻き起こすことができればいいなあという気持ちがあります。ぜひ、これからさせて頂かなくてはと思う大事な課題があります。みんなでよく相談して社会のために、ご信者のためになることを少しでもさせていただきたいと思っています。
ところで暑中見舞いを書くにも書けず、気がつくと明後日が立秋です。まいったな―。

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私の誕生日

2006年08月06日 | Weblog
今日は私の誕生日ですが、最近は誕生日だからって何も嬉しいことはありません。むしろ、悩んでいることがあると誕生日も吹っ飛んでしまいますよね。でも、それでも今日は思いがけず、青年会の人たちが御講(青年会の中心行事。法要といえば法要ですが・・・以前に説明したので御講については省略)が終了した後、突然誕生日おめでとうとやってくれました。これは正直、感動しました。皆さんありがとう。歌もカッコイイのを歌ってくれて、おまけに夏みかん(甘夏)の鉢をプレゼントしてくれました。この場を借りてというのはおかしいけど(自分のブログだもんね)お礼申し上げます。
さらに地球の裏側に当たるブラジル(向こうの人にいわせるとこちらが裏側)に出張ご奉公で行っておられる亀井日魁師(横浜本立寺御住職)からイグアスの滝の写真を送ってくれました。写真に注目してください。すごいなあ、ドコモ(ただしFOMA)で地球の反対側から写真まで送れるんですね。あっ、これは別に誕生日プレゼントということではなかったかもしれませんが私が勝手にそうしてしまいました。ありがとう。
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東京の空

2006年08月03日 | Weblog
写真のとおり、今日は割合とさわやかです。
東京の空なんて真っ黒か真っ白と思っている人が結構いるのではないかと思います。けれど、青空だってあるんですよ。
確かに東京の鳥はカラスだし、虫はあの太古から姿を変えていないヤツだし、人間以外でいちばん個体数が多いほ乳類はやはり歯が目立つ黒っぽい動物です。ちなみに私も黒い方。みんな確かに黒いのが都会の特徴ですが、空はまだ青い。もっとも天の川は消えてしまったようですが、これでずいぶん回復したのではないでしょうか。中国は江蘇省や四川省遂寧市、重慶市の空など煙で見えないくらいのようですが、かつての日本と同じ道を歩むのでしょうか。
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