開導日扇聖人をお偲びして 御大会、無事奉修

2009年06月28日 | Weblog
本日は、開導日扇聖人の御大会(おだいえ)を奉修。
昨日と本日、何とか本日も曇り空ながら、終わるまでは雨も降らずに奉修できました。終わって1時間ほどして、降ってきました。ホットするやら、チョットがっかりするやら。
でも、前回の門祖会より参詣も増えました。
御宝前のお蔭、奉修御導師のおかげと随喜しました。
また、前日の土曜日に「前夜の座」を奉修したので、どうしても日曜日はダメという方がお参りできたことが参詣者増加につながりました。
新しいご信者のための信徒加入式典には、対象者のうち5名がお参りして、体験談を聞き、御導師の御法門を聴聞して笑顔で帰って行かれました。
お参りして、喜び、ご信心が増進して深まり、御利益談や御法門をお土産として帰っていってもらうと、私たちも御大会のご奉公をさせていただいた甲斐があります。
御会式の第1座でご本尊奉安・信徒加入願いが1通あがり、これで昨年と今年で合わせて55戸の奉安教化が成就しました。あと45戸です。
内容的にも今回、非常に盛り上がり、意義ある御大会が奉修できました。
明日から、また、教化誓願100戸達成ををめざして、喜び勇んでガンバル勇気がわいてきました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御宝前のお花は生花でしょ!

2009年06月27日 | Weblog
明日28日の1座、2座、3座と開導日扇聖人に感謝しての御大会(おだいえ)がつとまりますが、今日、19時から「前夜の座」がとりおこなわれました。
こちらで思っていた人数を上回るたくさんの参詣者があり、「実施して良かった」とご奉公者は満足げです。
予想通り、黒柳さんやロメルさん、ジェンマさんが出ているビデオは参詣者に感銘を与え、感動している人が多く、当宗のありがたいこと、御法様から頂く御利益のすばらしさに改めて、みな、うなずいていました。なにしろ、肺炎、心臓肥大、肝臓の病気がいっぺんに直ってしまったのですから。
さて、私は、ほとんど任せっきりですが、毎回、御宝前のお花については、皆で苦労しながらご奉公を続けてきています。
昔から、本門佛立宗では造花はもちいず、生花・・をお供えしています。
み仏はいきてましますから、お仏飯(ご飯)もお水もイミテーションではなく、ほんもののご飯なりお水を毎日、取り替えてお供えしています。
お花だって同じでしょう。
もっとも、この頃はホンモノと見分けがつかないくらい良くできているアートフラワーとか造った花があり綺麗な色をしています。
でも、でも、でも、やはり生花をお上げすべきなのではないでしょうか。
最近、お寺の御会式などで芯になる木が手に入りにくくなっています。
特に、松などは入手が難しく、夏にはことに品薄です。
幸い、遠妙寺では協力して遠くまで仕入れに行ってくれる花屋さんがいてくれるので、三大会ごとに松を入れさせてもらうことができます。
これは実にありがたいとしか言いようがありません。
私は直接、お礼を言うことは少ないのですが、近隣にしても御会式に対して好意的で、少々、騒音やその他で迷惑をかけることがあるかもしれませんが、黙って協力してくれています。
目に見えない応援者が近隣にもいて、これも御宝前のお計らいと感謝しています。
芯になる木を含めてお花を活けるのは教務の手のみによるご奉公で、ただ寺内にいるアドバイザーがあれこれ注意しながら、活けさせてもらっています。
このようにしてみますと、この開導会もふだんの行事も、多くのご信者、教務が協力してご奉公させていただいているので、できているのだなぁと、つくづく有難く思っています。
一人では限られたことしかできない、大勢の力で何かができる。しかも、御法様に後押ししていただいて、良い方向に行くのだと感得している次第です。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御法門と正しい情報

2009年06月26日 | Weblog
情報という言葉は、辞書によれば
1 事物、出来事などの内容、様子。また、その知らせ。
2 ある特定の目的について、適切な判断を下したり、行動の意志を決定するために役立つ資料や知識。(information)
3 機械系や生体系に与えられる指令や信号。たとえば遺伝情報。
4 物質、エネルギーとともに、現代社会を構成する要素の一。
という説明が出ています。
この言葉の成り立ちからいえば、最初が1で、そこから2が派生し、そして、3,4の意味が生まれたのではないかと思います。
時代とともに、情報という言葉がだんだん、重要な言葉となり、意味が多様化してきたのが分かります。
ついには、物質やエネルギーと対置される存在にまでなったということです。
外界のナマの情報は、多く受け手の人間がその人なりに受け取って、その人なりの情報としてしまい込みます。
そのようにして自分にインプットされた情報を、今度は他者に対して発信し、アウトプットします。その段階で、情報Aは情報A’に加工されているはずです。
そして、さらにその情報A’を受け取った人は、自分にそれをインプットしたあと、さらに加工して情報A”として他者にアウトプットします。
中には、受け取ったA’の情報を改ざんして、故意に情報Bに変えてしまってアウトプットすることもあるでしょう。
要するに、故意であろうとなかろうと、情報Aが人間を介在している限り、必ず変容してしまうのは宿命であるといえます。
インドで釈尊が発せられた「幸せになり、魂が救われる道」に関する情報だとしますと、時代の進展と共に、知らないうちにその情報が変質、変容してしまったかも知れません。
いま、日本で仏教と称されている各宗派の教えは、実はこのような変容の過程を経て成り立っているものがほとんどです。だから注意が必要なのです。
仏教では、師から弟子へと教えを伝えるのを師資相承(ししそうじょう)といい、重要視しますが、その師から弟子への間において変質してしまう恐れがあることは事実です。
そこで、時に日蓮聖人のような方が出現される必要があるのです。
日蓮聖人のような偉大な方、仏教の大天才ともいえますが、このような方は、師から弟子へという方式を飛び越えて、直接に釈尊の真精神と感応し、その心に直参することができるのです。
このような受け継ぎ方を、一般に経巻相承といいます。特に日蓮聖人の本質は上行菩薩という釈尊の直弟子その方であるといいます。その上行菩薩が、法華経の中で釈尊から多宝塔という美しい塔(高い壮麗な建物)の中で直接、大事な成仏の法を託されたという場面があることから、釈尊から上行菩薩へと塔中直授(たっちゅうじきじゅ)の相承が行われたと言います。
その成仏の法を弘めるために、今、末法の時代に説かれているのが佛立宗の御法門です。
その御法門は、久遠本佛の御法門とことならず、ナマの情報をそのままの形で伝え、説くものです。加工のない、第一次の教えです。
その教えの真実であることは、その教えの通り実行して、現証を頂くことによって証明されています。
ぜひ、遠妙寺開導会(27日夜、28日)に来寺して御法門をお聞きください。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際化する佛立信者

2009年06月25日 | Weblog
最近、佛立宗がめざましく海外に教化ができていて誠にありがたく思っています。
同時に、ご信者が外国の人と結ばれるケースが増えてきています。
遠妙寺では、50年も前にパーカー梅子さんがハワイに移住して、そのことがハワイ別院建立のキッカケとなりました。パーカー梅子さんはすでに故人となりましたが、私は38年前に宗務総長だった先住、日玄上人の随行としてハワイに参詣。そのときに、パーカー宅が仮道場となり初の御会式がつとまりました。
いまは、パーカーさんの息子さんも娘さんもサンフランシスコにいるはずで、娘さんは一応、御本尊を奉安しています。
また、アメリカ本土にはテキサスにいるアダムスさんも50年も前に移住。いまもって教区御講願主です。4年ほど前には、親子で来日、京都の本山にいっしょに参詣されました。
また、ここ4、5年の間に、中国の人と結婚した人が2人あり、一組のカップルには昨年に男の子が生まれ、もう一組のカップルには今月、やはり元気な男の子が生まれました。
中国では、まだまだ仏教の弘通は法律的に許可されていないようですが、中国には何しろ13億人にせまるほど人口があります。いずれ弘通に乗り出さなくてはならない地域で、もともと中国の仏教が朝鮮半島を経由して日本に伝わったのですから放っておく手はありません。法華経にしても中国で盛んに研究され、天台大師(五三八~五九七)や妙楽大師(七一一~七八二)によって樹立された天台教学の基礎の上に日蓮聖人の教学が、これを包み込むように築かれています。
また、いま、遠妙寺ではフィリピンに強力な縁があり、20人近くまでご信者が増えています。
今度の開導会(6月27日19時、28日6時20分~13時)には、そのフィリピンのご信者がどのようにして入信に至ったのか、不思議な体験談を交えてのビデオ放映があります。
そのため、5月末から6月初め、遠妙寺から取材のため、彰勲師やご信者4名が渡航してビデオに記録してきました。
ビデオ体験談については、御大会にお参りした方に「わかりやすい」と褒めていただくことがあり、編集スタッフは励みにしています。一方、佛立宗の伝統を壊しかねない、チョット新しいやり方で小細工し過ぎだとの批判を招くかもしれません。
しかし、まぁ挑戦ですね。
以前は、御利益体験を静止画により再現ビデオ的に編集して、御大会の時にやっていましたが、それよりご本人の話をビデオで収録する方が簡単だということで今の方式に変えました。まだ、完成したのをみていませんが、楽しみにしています。
フィリピンの教化にしても、やはり言語の違いがネックとなるのは明らかです。
タガログ語は難しいと思いますが、英語を練習して、自由に駆使できるよう皆、ならなくてはねえ・・と語り合っているところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はBL会(佛立レディース会)の御講

2009年06月22日 | Weblog
今日は、BL会の平日組の御講、エトワール(星組)御講でした。
日曜日、祝日に開催される方は、ソレイユ(太陽)御講と称するようにしました。
このBL会は、三十代から五十代までの女性の会で、もう故人となってしまった川村愛さんが強く、提唱していたものです。
川村さんは、明治42年頃の誕生で、佛立信者の川村豊太郎氏のもとに嫁ぎ、ご信心にお出値いしました。ご主人は慶応ボーイとして、その頃は誰も日本ではやっていなかったスキーなどをされ、サラリーマンでしたが後には経営のプロとして企業の立て直しなど、ビジネス界でも存分に活躍しました。
夫人は若くして作歌をたしなまれました。形式は和歌と同じ五七五七七というものもありますが、情歌という分野の歌づくりを先生について学び、折に触れ、時につけて歌を作られました。いわゆる文学少女がそのまま、成長して、結婚。その上、ご信心に入られて、歌に彩りをそえ、深みを増していきました。
戦前、戦後と一貫して佛立婦人としてのご奉公に明け暮れ、ご主人は若くして遠妙寺の組長をつとめ、後に事務局長に。夫人は婦人会の中心的役割を担われるようになりました。
先住、日玄上人の信任が厚く、遠妙寺の婦人会会長を何度もつとめられました。
私に住職が代わってからも、一度、婦人会幹事長として会の運営を引き受けられました。
その川村さんが憂えていたことは、これからの時代、毎日のように、平日も専門にご奉公できる夫人はどんどん減少してしまう。何とか、若い世代を育てていかなくてはならない。けれど、勤務している女性がわずかな時間でもお寺に見えて、交代してでもご奉公をさせていただく態勢を作らなくてはと思います。
そんな相談を受けて、BL会が発足しました。
一番の年長者がもっとも心配していたとおり、なかなか勤務専門でご奉公ができない、知らないという方が増えました。
ようやく、BL会も発足十三、四年。ようやく、日曜日に集まるメンバーも増えてきました。平日もそこそこですが、今日は少人数でアットホーム過ぎた感ありです。でも、ガンになって、かなり心配な状況であったFさんが見事、立ち直り毎月、参詣されていることは驚きです。
また、全身の筋力が衰えてくる病気がキッカケで入信されたSさんも幹事長が車で送迎してくれ、お参詣できました。この方も、ご主人が就職の御利益をいただき、心より喜んでいます。
このBLという受け皿というか、器があるからこそ、彼女たちが身を寄せることができ、また、支えとなり、お助行を受けて実際にお計らいをいただきました。
私も、川村さんの要請によって、この会を盛り上げようと努力しましたが、中には頭から反対をする方がいて困ったものです。
でも、徐々に動き出して、確かに着実な活動となってきたことには、感謝せずにいられません。(写真は河野彰国師より提供)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着々と進行 本山の山門工事

2009年06月18日 | Weblog
15日に佛立教育専門学校の理事会があり出席しました。
大事な案件について話し合い、無事に会議も終了しました。
佛立教育専門学校も結構古く、開導日扇聖人の時代から歴史に入れれば、もう140年にもなります。しかし、校舎、施設、教員など学校の体裁をとって新たに戦後発足してからですと、今年でちょうど60周年とのこと。
改良を積み重ねて、もっともっと発展するようにしなくてはと思いました。

さて、本山大屋根の瓦はまだ途中ですが、山門に限って言えば瓦が真新しくなりました。やはり瓦が変わるときれいだな-。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の講有考試

2009年06月10日 | Weblog
例年のごとく、教務の試験が6月と9月に行われます。
ただ、今年は東と西に分かれて2会場で試験が行われます。初めての試みで、講有上人のお慈悲により、あまり遠方では受験も高齢者には大変だし、東は東京・乗泉寺において執り行われることになりました。
私たち教務局のご奉公者も東と西に分かれて、試験の事務を行いますので乗泉寺や本山、近隣のお寺からご奉公者を補充して、ようやく実施しました。
残念ながら、試験問題が難しすぎるのか、そういう年回りなのか、受験者がやはり、少なく感じましたが、例年並みだそうです。
私は乗泉寺の方が担当でしたが、乗泉寺の御導師、川口日智上人はじめ、管理局の岡本日言師や教務さん、ご信者方のご好意と協力により、非常にスムーズにすすみ、全ての日程を終えることができました。
しかも、乗泉寺は設備が整っていて、広い境内もよく整備され、受験者もさぞかし、すがすがしい気持ちであったことと思います。
特に、境内には竹林もあり、あじさいの花もきれいに咲き、受験会場からは新緑の木々が目に優しく、リラックスした感じになります。
もう、半世紀前にできた乗泉寺の本堂や諸堂は、少しも古い感じどころか、今の時代にデザインがあっています。さすがに、田中日晨上人は遠い将来まで視野に入れて建築されたのだなぁと思いました。
昨日と今日は、その時行われた試験の採点事務で、大勢の採点官に集まってもらい集計しました。
私たちもご奉公だからと思ってさせていただいていますが、将来もずっとこの制度が続き、やはり、後続者がご奉公させていただけるのだろうか。チョット疑問ですね。今のやり方は、宗門としても人的に、財的に大変な出費をしなくては維持できないので・・・・・しょうがないかなー? 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

免疫って大切なんですね 阿保徹教授の本を見て

2009年06月08日 | Weblog
先日、佛立研究所を訪ねました。山村女史に勧められ、新潟大学大学院教授、安保徹氏の本を2冊、余っているからというので分けてもらいました。
これがすばらしい内容で、買って良かったというのが偽らぬ感想。
この高名な先生に、名古屋での講演会を依頼したというのですから研究所はなかなか素晴らしい人選びの術を心得ていると感心しました。

安保教授はアメリカ・アラバマ大学留学中の1980年に、ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体を発見、89年には胸腺外文化T細胞を発見、9年前の2000年には、胃潰瘍の原因が胃酸だという定説を覆して注目された免疫学の権威です。
 200を超える英文論文を発表している国際的に活動している先生で、著書多数。
そのうち、今回購入したのは、「病気は自分で治す」(新潮文庫)と「安保流 ピンピンコロリ術」(五月書房)の二冊です。 
「今の時代、多くの人が慢性疾患で苦しんでいます。ガン、膠原病、潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎腰痛、高血圧症などです。・・患者は病気を治してもらうために熱心に通い続けています。しかし、このような慢性疾患は、なかなか治癒に至らないというのが現状なのです。これらの疾患では、ガン患者には抗ガン剤や放射線照射、膠原病患者には消炎鎮痛剤やステロイドホルモン剤といった治療が施されていますが、これらはあくまでも対症療法であって原因療法ではありません。確かにこれまでのように病気の原因が突き止められなければ、対症療法もやむをえないものだったといえるでしょう。・・ガン患者が・・ガンが再発したり、残念ながら死亡してしまっても・責任が問われず・・ある程度理解し納得している・・これからはこのような状況から脱却する必要があるのです。なぜなら、慢性疾患や難病と呼ばれているほとんどの疾患は、患者自身の生き方と偏りに起因しているからです。一例を挙げれば、長時間にわたる労働や心の悩みをずっと抱えているような生活です。このような生き方は交感神経を緊張させ続けます。交感神経が緊張しっぱなしになっていると、やがては血流障害と白血球による組織破壊が起こり、ついには膠原病やガンになってしまうのです。」と、「病気は自分で治す」の冒頭に述べられています。
 本を読み進むにつれて、前から私たちが疑問に思っていたことにズバッと答えてもらっている内容で、まさに目からウロコが落ちたという感じです。
 いやー、本当に病気を治したいなら、小手先でなく生き方まで変えなくてはならないのですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡はいいとこ 

2009年06月07日 | Weblog
今日は、静岡の妹夫婦宅で御講があり、総勢23名の参詣がありました。
本来なら、静岡の本要寺さんに所属するところですが、現在、妹が週に2、3日は遠妙寺に来て泊まりで大事なご奉公をさせていただいているのです。
それで、相変わらず遠妙寺所属ですので東京から御講のため、静岡まで一年に一度はまいります。
日曜日なので、東京から静岡まで3時間は車でかかるのではないかと思っていました。なにしろ、どこまで行っても高速は千円というので、渋滞がひどいと聞いていました。ところが、みな、金曜日か土曜日に東京から行くようで、行きはガラガラでした。2時間半でついてしまいました。
帰りはさすがに3時間半かかりましたが、気持ちよく仲良く皆で行って帰ってきました。
こうして、日々、いろいろなところで御講席がつとまり、教務とご信者が一体となって時には、楽しく参詣、ご奉公ができることは有難いなぁとつくづく、感じました。
私はいつも思うのですが、ご弘通ご奉公といい、また、御講といい、すべて日頃の人間関係が大事です。御法門を聴聞して、これを実践し、御利益をいただき、人にも御利益を頂いてもらうため、お教化をさせていただく。この点については、厳しく、教えに忠実に緊張感をもってさせていただかなくてはなりません。
でも、ふだんのご信者同士のふれ合い、また、教務とご信者のふれ合いなどについては、和気藹々と仲良く、楽しくやっていかなければ長続きしません。
お互いがお互いを思いやり、いたわり合うという、美しい人間関係があってこそ、お教化の意欲も倍増し、御講も盛り上がるのではないでしょうか。
日本にはたくさんの会社やいろいろな団体がありますが、一つの組織の中で裁判が起こされたり、分裂しているような所も結構多いようです。
お寺という聖なる場所で、争いやいやなことがあったらお教化もできなくなるでしょう。
佛立宗には、掟があり開導日扇聖人が慎み守るべき事として、「異体同心と口にのみ言いて、我慢強く同破の事」と戒められています。
最高最尊のご信心をさせていただいている人々が、お互いに仲良くしなくてはなりませんねと言いながら、それは口先だけで、我執と慢心が強く、同じ心でなくなりいがみ合うなどと言うことは謗法で、堕獄するぞとお戒めです。
とにかく、異体同心ということがあってこそ、ご弘通もお教化も、御利益感得もできるのですから「同破」ということ、分裂することは断じて避けよという開導日扇聖人の教えを守らなくてはならないと思います。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日から六月、頑張ります。

2009年06月01日 | Weblog
今日は、さい先よいスタートを切ることができました。
朝の第一座で三人の方の教化ができたので、信徒加入願いを言上しました。
そして、9時半から婦人会の幹事会議。
会議中に、外国でまた、教化ができ、今日、遠妙寺からのご奉公者がいっしょに飛行機でご本尊様の奉安をさせていただくというニュースが飛び込んできました。
そして、まだ、そのほかにも候補者がいるとのこと。
明日、皆が帰国してからの報告が楽しみです。
国際化などという言葉など、ビジネスの世界だけのものだと思っていたら、遠妙寺周辺の大塚、池袋にたくさん、外国の方が歩いています。
また、いろいろな国に仏教が伝わり、現に本門八品所顕上行所伝本因下種の南無妙法蓮華経と唱えて信じられない御利益をいただく方が、増えてきました。
これほど、国際化を身近に感じたことはありません。
この間、「ビデオを撮ります、外国のご信者にメッセージを」と亜理さんにいわれました。まずメッセージを日本語で述べ、そのあと、急きょ、自分なりに英語に翻訳してみましたが付け焼き刃の英語で、反省しました。
アメリカ留学から帰ってきた楠本さんが通じるようにしてくれたかも?
もうちょっと、英語の勉強しておけばよかったなと今になって反省です。
特に佛立青年の皆さん、外国語を何か一所懸命に勉強しておきましょう。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする