開導会 雨のち曇り、のち晴れ。

2012年07月09日 | Weblog

7月7日(土)と8日(日)は佛立開導日扇聖人の祥月ご命日にちなんで毎年、行われる開導会(開導日扇聖人御正当会)でした。

7日は残念ながら雨模様の中、夜の御会式がつとめられました。しとしと、おしめり程度の雨でした。

8日の朝も少し、雨が残っていました。

早朝6時には雨もやみ、後はどんよりした曇りという予報でした。場合によっては雨模様ということで心配でした。

それが朝9時になってもまだ止まず、奉修導師を傘を差してお迎え。

残念!

すっかり、私の気持ちも暗くなりました。

しかし、9時半には雨も上がり、10時からは空も明るく、ついに日差しさえ射しました

またもや、ミラクルです。

天候については、以前から不思議な事が連続してあります。またもや、御宝前のお計らいを頂きました。

やはり雨と晴れでは、気分も違うし、何といっても参詣に違いが出てきます。

今回も、体験談ビデオの上映があり、多くの人が期待して待っています。

これはフィリピン教区のアイリーン・カシピさんとシェリル・カシピさんのお父さんが昨年12月末に交通事故にあい、手術をしなければ12時間から24時間の命といわれたのが手術無しで奇跡的に助かり、お父さんも二人に息子さんも感激して入信したというお話です。

去る6月15日前後にフィリピンまで4人のご信者と教務がフィリピンまで行って現地で撮影、収録したビデオを編集したものです。

体験談の内容は、アイリーン・カシピ、シェリル・カシピ姉妹のお父さんの頂いた御利益。その概要は、

「昨年12月、姉妹のお父さんが交通事故に遭い、病院へ。設備のある病院に転院してCTスキャンをかけたところ、脳の血管2本が損傷。手術しなければ12時間から24時間の命。手術を受けるには25万ペソ。病院に手術費用を先払いしなくては手術を受けることができないといわれる。25万ペソというのは約50万円で年収の数倍である。

とても払えないので、栄養剤などの点滴を受け、間もなく意識不明で寝ているのみ。マニラ在住のアイリーンさんから妹のシェリルさんにお看経をいただくよう電話。とにかくおすがりするしかない。ところが、容態に変化見られず、そこで、アイリーンさんは教化親のジェンマさんに連絡。ジェンマさんは自分の父親が肝臓の病気で絶望的だったのを、御題目口唱と御供水を飲ましていただいて重症の肝臓病が治る御利益をいただいた話をする。アイリーンさんはさっそく、妹のシェリルさんに、御宝前にお水を御供えしてお看経を頂き、御供水をつくり、それをお父さんに頂かせるよう話す。早速実行して、御供水を綿で口に含ませたり、御供水でお父さんの身体を御題目をお唱えしながら拭く。時には水の飲用が禁止されていたのを、内緒で点滴チューブに入れてしまった。

そして、とうとう一週間後、意識を回復。歩けないまま退院したが、今はもう、歩くことができるまで回復。お父さんも事の次第を意識回復後、聞いて、入信をする。心から御本尊に帰依して、歩けるようになったらお寺に参詣を誓い、うれし涙を流して御法様に感謝している姿は感動的である」・・・

ざっと以上です。一途に御宝前を信じて祈る・・・・そのういういしい初信のご信者の姿は仏をも感動させた・・・すばらしい体験ビデオでした。

私はつくづく感じるのですが、ご信心には喜びと感動、うれしさと感激、ありがたいという感謝の思い・・・これが本門佛立宗のご信心において大事だと思います。

 

もう一つは、御法門で教えていただく「筋道」・・・「教えの筋」です。

「このご信心では、このように考えなくてはいけない、このような事をすべきであり、こんな事はしてはならない」

これを学ばなくては、せっかく頂けそうなご利益も頂けませんし、御利益を頂いても、それによってキチンと次の御利益に結びつけていくには「教えの筋」を確かめながら前に進まなくてはなりません。

このたびの開導会では一座目、二座目、それぞれの奉修御導師から実に貴重な御法門を聴聞して、ほんとうに信心改良をさせていただきました。

もし、こんな開導会なら、もし、その内容を知っていたなら、私が佛立信者でなかったとしても、お参りするのではないかと思いました。

でも、残念なことに知らない人は知らないし、伝えてほしいと思ってもその良さをおおぜいのの人に充分に伝えてもらっていないのではという気がします。

 

 

 

 

 

 

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