国家試験って大変ですね

2011年02月28日 | Weblog

つい先日、医師の国家試験が行われ、遠妙寺青年会で一所懸命にご奉公させていただいているRyuji君も受験しました。

彼は、医学部での6年間、勉学の合間を縫ってというよりも、忙しい中でもご奉公の時間をつくって医師としての基本を身につけました。

そのお兄さんもお姉さんも青年会でご奉公され、多くの仲間たちと菩薩行のご奉公を実践しました。二人ともすでに現役の医師として活躍中です。

その二人の兄弟に勝るとも劣らないご信心の心で彼もご奉公を喜んでしてきました。

東に青年会で悩んでいるひとがあれば飛んでいって話を聞き、お助行して勇気づける。

西に青年会で試験を受ける人がいれば、自分自身が試験に追われている中、励ましアドバイスしてお助行する。

南に病気の人があれば、妙法口唱をして病気の全快を祈り、また、病院選び等の相談にも乗ってあげる。

北にご信心のことが分からず、迷っているひとがあれば、行って仏の教えを伝えてあげる。

そうして、常に人の為を思い菩薩行に明け暮れる・・・そんなご奉公に励んでいる彼が国家試験に受かるように大勢の人が祈っています。

こういう人こそ医師として相応しい人だと思います。

医は仁術といいますが、そんな赤ひげみたいなお医者さんは、いま、殆どいないように思います。

ガンバッテほしいな!

 

 

 

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門祖日隆聖人 祥月ご命日

2011年02月25日 | Weblog

門祖日隆聖人は至徳2年(1385)にご誕生になり、寛正5年(1464)に八十歳で亡くなられました。

そのご一生は、法の為、教えのために捧げられたというべきで、大変な業績を遺されました。

昨年、東京・乗泉寺で第五支庁の勉強会(修学塾)が行われ講演をするよう依頼を受けました。

講演というのは、大変しんどいです。

そういうのも何ですが、私は割と真面目なところもあるので、つい、一所懸命、勉強というか調べて、かなり時間を使います。

せっかく調べて、結構、問題点を発見したり、詳しくなるのですが、一回の講演で話しきれないほどのネタを仕入れて、どのように限られた時間で話そうかなど、悩んじゃいます。

やってみると、それなりに盛り上がったりすることもありますが、大概、話をするのは全体からいえばホンの一部で、残念な思いもします。

でも、多少でも調べてみて、良かったと思います。

しかし、手もとに文献や史料がなく、いつも悔しい思いもします。

おまけに、門祖日隆聖人のご事蹟など、歴史を調べるには現地調査が一番大事です。

行ってみて、じかに見て、始めて分かるところがあります。以前、佐渡島に行ってはじめて、日蓮聖人の思いとかご苦労とか身体で感じることができました。

また、鎌倉に何回か行った時も、そうでした。

ところが、今はその時間もありません。

ふだんは御講で関東一円、所狭しと走り回り、京都に行く日もかなりあり、他寺院の御会式で遠方に行くこともあります。

その上、去年はフィリピンまで御講に行き、これからもご信者が増えているので行くこともあるでしょう。

でも、門祖日隆聖人はすごい方だとつくづく感じます。

あっちこっち、諸国をめぐられ、ご一生の間に14ヵ寺も建立されました。

そして、50代以降は、著述にも力を入れられ、63歳頃から本格的に重要な書物の著作に本腰を入れられました。

三千余帖という膨大なご著作は、後代の者が迷いを起こさないようにとの慈悲の思いからなされたものです。

あらためて、その偉大さに心うたれた一日でした。

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2月14日 バレンタインデーとはけしからぬ

2011年02月14日 | Weblog

今日は確かに2月14日ですが、世間ではやれ、チョコだとかネクタイだとか騒いでいます。

まったく、けしからぬ最近の風習ですね。

だいたい、私が少年の頃にはそんな習慣などなく、お菓子屋さんの仕掛けでバレンタインデーにチョコを贈るなどということが、その後しばらくして始まったのです。そんな人為的、かつ、クリスマスと同じようにキリスト教を冒涜したような、便利に神様を使うようなやり方は考え物です。

2月14日というなら、なんといっても1274年(文永10年)のこの日、わが日蓮聖人が佐渡のご流罪が斜面となり、赦免となり、鎌倉に帰られることとなったということを一番に挙げなくてはなりません。

その他、今日は何の日?など、検索してみますと、
〇聖武天皇、国分寺建立を命じる(741)
〇平将門が平貞盛・藤原秀郷らに討たれる(940)
〇郵便マーク、丁から〒に(1887)
〇箱根駅伝初めて行われる(1920)
〇イギリスの外科医団、腎臓移植に成功(1963)
〇外国為替、変動相場制となる(1973)
など、たくさんあるじゃないですか。

その他、イランのホメイニが、「悪魔の詩」の著者のイギリスの作家ラシュディ(42)にイスラム教への暴涜であるとして死刑を宣告した日(1989)ということもあり、恐ろしいですね。

よって来年からは、バレンタインデーなどと騒ぐ人は・・・・・・どうしましょうか?火あぶりですか?

実は、今朝、女性4人からチョコレートをと言われて、つい、嬉しそうな顔をしてもらってしまいました。長女、次女、三女、そして妻の4人です。まぁ、いいじゃないですか。これは単なるチョコレートをもらっただけなので・・・・・・・・・

 (写真は魚に語りかけるタカアシガニ エプソン品川水族館にて)

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あれからもう1年 

2011年02月06日 | Weblog

昨年、京都・本山・宥清寺に事務局長の河村さんとお参りしました。

本山では、きたる平成25年2月にお迎えする門祖日隆聖人550回御遠諱に対する報恩ご奉公の誓願式が行われました。

そこで、全宗門寺院の住職・局長がこぞって京都本山にお参詣、誓願を立てたのです。

またしても、遠妙寺は三年間で正宗徒の4割近くの増加、三名の教務員増加を誓願いたしました。

何とか、また、御宝前にお縋りしてお計らいを頂きたいと気持ちでいっぱいです。

誓願というのは、途中で後戻りできないから困ります。

あと2年間で140戸も正宗徒増加ということは・・・・・

私はいつも思います。

なぜ本門佛立宗ほど、すばらしく尊いご信心が身を見張るばかりに弘まらないのだろう。

生きている間もお計らいを頂き、幸せになり、臨終の時も寂光参拝の尊いご利益を顕すことができるのに。

世の中には、お金を取り放題取ったりするような教団や、法外な戒名料を請求するお寺、商売繁盛だとか金運を招き寄せるなど、自己中心的なご利益だけを追求する神社仏閣などたくさんあります。

出版でも、内容が素晴らしいのに、あえて損を出すような良心的なことしかしていない本門佛立宗の本が売れず、何とかの科学という非科学的な教団のおかしな本の方が宣伝によって売れているようです。

これからは、ある意味、なりふり構わず、もっともっと本門佛立宗をアピールしていかなくてはなりませんね。

少し、わが宗門は行儀が良すぎるのかも知れません。また、おとなしい人が多すぎるのかも知れません。

ともかく、エンジンをフル回転して菩薩行に励まなくては、もう間に合いません。

【御題】凡夫の自力考へは烏の雲あてもずの草ぐき
【御教歌】 ゆけるだけ  ゆけとてすゝむ  信行に  ゆかれぬ様に  ならぬ御利益

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