今日、NHK(BS)で立川談志の今日この頃を追うドキュメンタリーをやっていました。
いま、見たばかりですが談志の生き方に共鳴する人が多いのに驚きました。
よく知られていることですがというより、私も知っているくらいなのですが、談志の師匠は小さんです。小さんは落語家協会の会長を永くやっていたドンの中のドンで、それに反発して出て行ったのが談志だと聞きました。
落語家教会の古い体質や、古典落語に反発したように見える談志ですが、テレビを見ている限り古典落語しかやってないのではないか、私の思い違いかと感じました。
談志を尊敬している若手アーティストが「優しそうにしている人は大嫌いだけど、優しい人は大好き。談志は優しい。幾ばくかのお金があったら談志の落語を見に行かなくっちゃもったいない」と言っていました。
チョット教えられちゃったという感じです。確かに心の中味は優しいのかもしれないし、それを出さないだけなのかも。
夏目漱石が「偽善家ではなく、君は露悪家だ」というセリフを小説の中に入れていますが、偽善もしくは偽善に見えるものに対して、ことさら自分の中の悪をさらけ出して毒づくというようなことをする場合があります。
でも、いま談志は忍び寄る死や老化に対しておびえている様子がテレビに映し出されていました。素直になっちゃいたいのに素直になれない談志がちょっと気の毒に思えました。自分もあまり素直でないから、何となく談志のとまどいや迷いが分かるような気がしました。
いま、見たばかりですが談志の生き方に共鳴する人が多いのに驚きました。
よく知られていることですがというより、私も知っているくらいなのですが、談志の師匠は小さんです。小さんは落語家協会の会長を永くやっていたドンの中のドンで、それに反発して出て行ったのが談志だと聞きました。
落語家教会の古い体質や、古典落語に反発したように見える談志ですが、テレビを見ている限り古典落語しかやってないのではないか、私の思い違いかと感じました。
談志を尊敬している若手アーティストが「優しそうにしている人は大嫌いだけど、優しい人は大好き。談志は優しい。幾ばくかのお金があったら談志の落語を見に行かなくっちゃもったいない」と言っていました。
チョット教えられちゃったという感じです。確かに心の中味は優しいのかもしれないし、それを出さないだけなのかも。
夏目漱石が「偽善家ではなく、君は露悪家だ」というセリフを小説の中に入れていますが、偽善もしくは偽善に見えるものに対して、ことさら自分の中の悪をさらけ出して毒づくというようなことをする場合があります。
でも、いま談志は忍び寄る死や老化に対しておびえている様子がテレビに映し出されていました。素直になっちゃいたいのに素直になれない談志がちょっと気の毒に思えました。自分もあまり素直でないから、何となく談志のとまどいや迷いが分かるような気がしました。