63歳の男性、派遣切りで自殺

2009年03月23日 | Weblog
今日のニュースを見ていましたら、小田原さんという63歳の身寄りのない男性が、仕事の打ち切りを通告され、不安のあまり自殺したのではないかと報道されていました。
また若い女性が最近は、やはり、派遣切りで夜中、泊まるところもなく、さまよっているというニュースも流れています。
先日は、これらは政治の問題であるから政治的に解決策を見いださなくてはならないとこのブログに書きました。しかし、現実に、ああいう姿を見ますと、何とかしてあげなくてはならないと実際は思います。私たちとしても何かできることはないのでしょうか。自殺が続発するのを防止するには、どうしたら良いのか?自殺を止め、雇用止めを思い直すようキャンペーンを張ったらよいのでしょうか。でも、経営難で自殺する経営主もあり、本当に迷います。
昔は不景気でなくとも、今より貧しかったように思います。仕事も少なかったし、賃金だって安かったでしょう。それなのに自殺者は、少なかったのではないでしょうか。
その理由は、多分、家族や親戚が皆で失職者をかばい、面倒を見ていたのではないでしょうか。また、今日ほど、お金がなくては一日も生きてはいけない世の中ではなかったのだろうと思います。
それだけ今の日本の社会は冷たい、情のない世の中に変質してしまったのではないかと考えられます。
本当に人に温かい、やさしい世の中に変えていくことはできないのでしょうか。

コメント (4)
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