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どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

侍タイムスリッパー、鑑賞

2025年03月24日 22時01分00秒 | 映画
アマプラのサブスク配信だったので、有り難く。

概ね面白かったし、ハマって何度も映画館に通うのもわかる気もした。

黒澤明作品オマージュみたいなシーンもあったし、ストーリーが二重構造で進み、ラストで集束していくのもなかなか...と感じた。

全体的に良い出来だなと思った反面、細かな描写や侍の反応に?が多々あった。

粗ばかり上げていくもの無粋なのだが、ちょっとだけ...。

冒頭、タイムスリップして現代の時代劇用オープンセットに出現するわけだが、街並みや行き交う人々に馴染んでいく。

だが...混乱しているとはいえ、違和感ないのかなぁと。

想像でしかないけど、現代人が描く江戸の情景って、例えればハリウッドなどが表現する日本みたいな、どこかヘンテコな世界なんじゃないかなと思うのだ。

清潔でキッチリし過ぎている建物や人々の衣装...微妙なズレに?の連続があって、そういうとこを深掘りして面白さを出すのかなと。

まぁ勝手な期待や思い違いではあるのだが。

それと武士階級の人が、当時河原乞食とまで言われて蔑んでいた芝居をあんなにスンナリ受け入れていくのもどうかなぁと。

総じて、リアルと虚構のぶつかりが薄かったのが物足りないと感じてしまったのかもしれない。

まぁ、とは言え...それを差し引いても製作陣の愛情の深さが勝っていて、良い作品だったなと思った次第。

時代劇よ、永遠なれ!

メッセージがビンビンな作品なり(^_^)




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