80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

車内で小さいハプニング

2010年06月10日 | 体験談
某私鉄の車内での出来事。
私は座っていましたが、結構混んでいて2,3の座席が空いていました。

暫くウトウトしていたのですが、やがて私の左側の空いている席に、
丁度琴光喜風のオ姉チャンがやって来ました。

空いた席はそのオ姉チャンにとっては少し狭いなアと思ったのですが、
本人は何の躊躇もなく、直ぐデ~ンと、腰を下ろしたのです。


その途端、私は左半身不随に陥りました。
上着の端が大きなボディに抑え込まれたのです。


右の手で上着の端を引っ張りましたが、全く動かず、
更に力を込めて引き抜こうとしたやはり駄目です。

ご本人は気が付いていないのか、
何かしらクチャクチャ口を動かせてあらぬ方を見ています。

遂に堪りかねて、「済みません、チョッと」と声を掛け、
上着を思い切り引っ張ったのです。

やっと気が付いたのか、お尻を少し挙げて呉れましたので、万事解決です。
然しさすがに「お尻を挙げて下さい」とは言えませんでしたネ・・・。


車内で肥えていらっしゃるご婦人の方を、良く見掛けますが、
隣に腰掛けて呉れないようにと願うばかりです。

肥満風の人は身体が疲れ易いのか、どうしても座りたくなるのでしょうかネ。

済みません、勝手な憶測をして・・・・。

余命を数える様な齢なのに未だ忙しいのはどうしてかナ

2010年06月09日 | シニア日記
もう傘寿はとうに過ぎて、余生を楽しむと言うよりは、
残された余命を有意義に楽しみたいと思っている時期なのに、

何か忙(せわ)しい気分で焦慮感に悩まされるのは何故でしょうか?

こんな齢にもなって、未だ忙しい想いを抱いているのは可笑しいではありませんか?
もう悠々自適で、のんびりと趣味でも楽しんで居れば良いものを・・・・。と、思われるでしょう。

どうも腑に落ちませんので、よく考えてみますと、
やはり残された時間に、やり遂げられない用事? が多過ぎるようです。

1.まず自室の整理(2Fに4畳半位の寝室兼書斎を持っているのですが・・)
  これが実に雑然としています。

  元来なんでも記録を残しておく癖がありますので、
  旅行した時の記録をファイルに纏めて多数あります。
  それに10年来の日記、過去の確定申告書類、
  会社の経理帳簿(会社の倉庫が狭いので自宅の本棚に置いてある)
  更に多数のパソコン関係の参考書、文芸小説本等で周囲の壁が埋まっています。

  自分が居なくなれば、どれも殆んどが無用の長物でしょうから今の内に、
  処分廃棄するか、DVDにでも記録替えをして置くかですが、その時間が無い・・。

2、会社の経理事務を誰かに引継いで、更に会計ソフトの操作を指導しなければなりません。

  少人数の会社なので、バトンタッチは娘の社長しかいませんが、
  相手も忙しくて時間がとれません。

3、会社のホームページ作成も頼まれていますが、中々思うように出来ません。

  業者に依頼すればよいのでしょうが、結構高価なので小企業には手が出ません。

あれやこれやで、イライラする事が多過ぎる様です。詰まらないストレスですナ。

もうパ~ンと割り切って、いざともなればそれ迄で、
後は野となれ、山となれで行けばよろしいかナ。 ♪あとはどうなと、きゃ~なろたい・・ですかナ。
 
そう思えばスッキリしますがネ・・・・。

余生と余命と(2)

2010年06月08日 | 健康管理
6月1日に書いたブログの続きです。

加齢して次第に高年齢になればなる程、
残された時間が「余生」と言うより「余命」と言った感じになります。


「余生」ですと未だ何かしらのんびりした雰囲気が醸し出されますが、
「余命」と言うとやはり残された時間が限られて来たと想定されます。


然し、何れにしても限られた残り時間を有効に使う為には、
「生き甲斐のある」人生を送らなければと思います。

人様の世話を受けなくてよい、生活状態を維持するためには、
どうしても健康第一で、自分の肉体的管理を最大限やらなくてはなりませんね。

身体の各所の傷んだ部品を、何とか騙し騙し使っている訳ですが、
決して無理をしない事、場合によっては義理を欠いても仕方がないなと割り切っています。

精神的には、何か社会の為になる事をしなければと思います。
幸いにして自分は娘の経営する会社(小規模ですが)で、
総務経理を担当して、多少とも社会に貢献している?と自画自賛していりのですが・・・・。

それと何とか身辺を整理して、いざの時に家族兄弟に余りお世話を掛けないようにしたい。

中々思う様には行きませんけど・・・・。


旅の非日常

2010年06月07日 | シニア日記
1泊2日で関西へ行って来ました。

主目的は旧制中等校(当時兵庫県商と呼ばれていた)の同窓会への出席です。
私は関西出身ですから、学校は全て関西で、同窓会も大阪、神戸で実施されます。

僅かに1泊2日と言えども、はやり非日常ですから、心ワクワクします。
特にハプニング等そう起こりそうもないのですが・・・・。

車窓から新緑の山々、田植えの済んだ水田の連なる景色を観ていますと、
心が癒されます。

我らの同窓生は82~84才。丁度終戦の年の3月に兵庫垂水の
小学校の校庭で卒業式がありました。

5年制なのに4年で卒業です。戦争末期で酷い時期でした。
卒業証書などありません。母校は海軍に接収されていましたし・・・。


幹事の方のご努力により、同窓生の動静がほぼ判っています。
卒業者198名。 物故者又は住所不明(生死不明)者が136名。

生存率は31% ・・・・ 戦没の人も多いですが、
もう平均寿命を過ぎていますからやむを得ないですね。


その中でも一応健康と見做されるのは僅か34名。(返信のなかった人も含む)
後は身体の何処かに疾病、障害があって、入院やら治療中が25名。
車椅子の人も多い。

当日出席者が14名です。年々減って行きます。
出席者でも杖を付いてやっと歩ける人やら、私の様に前立腺癌を抱えた者も居ります。

歓談2時間半、それぞれ近況やら、昔のエピソード、等、
敬称なしでお互いに名前を呼び合って楽しい会合でしたね。

パーティに出席参加出来るだけでも恵まれているのだと痛感しました。 
来年も元気で、旅行が出来て同窓生と会いたいものです。


(写真は1泊した大阪堺のホテルから眺めた堺港の景色です。)





今日は芒種(ぼうしゅ)です

2010年06月06日 | 季節の情報
余り聞きなれない言葉ですが、二十四節気の一つ。
(ゾロ目の日)

稲の穂先の様に芒(とげの様なもの)のある穀物の、
種まきをする時期だと言う意味らしいです。


現在では、関西地方の田植えはもう略済んで居ます。
以前より大分早くなっているのですね。

入梅(梅雨入り)の頃でもあります。今年は少し遅れていますね。

又しても首相の突然の辞任

2010年06月03日 | 時事問題
首相たるもの最も避けるべき言行不一致がこんな状態になったのでは、
幾ら鳩山首相が一人、声を嗄らして「続投!続投!」と叫んだ処で、

誰も聞く耳持たずのジレンマに落ち込んでしまったのですから・・・・。

民主党の首脳会議では、もしかして投げ出すかもしれないとの、
きな臭い匂いがしていたのですが、
「やっぱり、ね~」と思った通りになりました。

一蓮托生の小沢幹事長の辞任も当然と言えます。

さあ、又民主党内閣は振出しに戻り、今度は誰は総理に選ばれるのか?

菅副総理が一番近い処ですが、果してどうですかネ。
まあ、お坊ちゃん首相では無いでしょうから、少しはましになるかもね。

暫らく動静を見守りましょう。

今日から2,3日、自宅を離れて小旅行しますので、
ブログは臨時休業となります。悪しからずご了承の程を・・・・。



最近の大型パソコン店の様子

2010年06月02日 | シニア日記
昨日新宿にある大型パソコン店に寄って来ました。
久し振りにパソコンに関する情報を得たいと思ったのです。

そこで特に気が付いた事を3点ばかり挙げましょう。

1)パソコンのモニター画面が一段と横に広くなって来ました。
  最初の頃、パソコンばかりでなく、映画やテレビの画面も、
  皆一様に正方形に近かったと思います。
  それが次第に横に伸びて、縦横比率が変わりましたね。

  人間の視野は縦の角度より、横の角度の方が遥かに広いです。
  従って横に広い画面を観ていると、何かしら心が落ち着くのですナ。


2)人集り(ひとだかり)の内容は?
  ある一角で大勢の人が集まっていました。何をやって居るのだろうと、
  覗いてみますと、先般売り出された、iPadのデモンストレーションでした。

  非常な人気で現在はもう品切れで、予約して頂くと出荷日を教えますとありました。
  A4版位の大きさですから、ポケットに入れる訳には行きませんが・・・・。
  
  パソコンと携帯をプラスして更に電子書籍にもなる訳で、
  今後各社が一斉に新機種を出すそうですから、
  出版界の動静も見極めながら購入を決めたいと考えています。


3)ソフト、書籍は愈々インターネット中心。
  最初にパソコンは文章作成(ワードプロセッサー)用としてよく使われたのですが、
  その後は表計算やら、絵や写真の編集等の為にも使われました。

  更に昨今はもう、インターネット用が主力ですね。
  インターネットをやる為に、パソコンを買うと言う目的になりました。
  ホームページ、ブログ、ツイッターの参考書の多い事。


これからはパソコンは携帯の様な端末に取り込まれて行くのではないかと思います。

生への気持ち--余生と余命と--(1)

2010年06月01日 | シニア日記
今年に入ってから「生」と言う観念に、一際、関心が深くなりました。
加齢の結果に現れる身体能力の低下を急に感じる様になったのです。

今迄は少々歩いても平気だったのに、少し歩いただけで疲れを感じますし、
身体の部品が方々傷んで、色々な検査を受ける事になった為とも思えます。

傘寿を過ぎている訳ですから、少しもおかしい事ではないのですが、
これからの自分の人生は、もう「余生」ではなく、「余命」なんだと考えます。

「余生」・・・長い間の職をリタイアして、次の人生をどう生きて行くかと思う事。
「余生」・・・比較的期近に生の終末時間を感じてそれ迄どう過ごすかと思う事。

勿論、未だ終着時刻は判然としませんが、現在生きている実感を味わう気持ちが強くなりました。

朝目が覚めると、「あゝ、今日も未だ「生」を頂いた。
何か少しでも有意義な事をしたい」と、高揚した気持ちで起床します。

まあ、生きているだけで有難い、儲けものなのですから・・・・。

老年でも、身体の衰えをそれ程に痛感しなかった時期には、
先は未だ長いと、「生死」の問題など漠然としか頭に浮かばなかったのですがね。

やはりそう言う時期が来たのだなと思えます。

日々何か一つでも新しい発見、知識を得た時や、
他人(自分以外の家族でも)や社会に良い事をした時には、
何かしら充足感を味わいますね。