80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

従来の美術館の概念を超えた??三菱一号館

2010年06月24日 | シニア日記
朝日の22日の夕刊に載った記事をお読みになられた方も多いと思います。
其の美術館の館長さんが、新美術館(三菱一号館)の謂く因縁を述べられていました。
 (第2面のbe evening 水曜アートのページのの彩・美・風です)


丁度私は去る19日のブログでこの美術館の報告をしたばかりでしたので、
非常に興味を持ちました。

 私のブログでは
 「昔風の重厚な建物の仕上がりになっているのは、(どっしりと落ち着いた感じで)
  良いのですが、大きな展示室が無く、小部屋をグルグル引き廻されたり、
  床の木が参観者の靴音を響かせるので、フェルトか何かにした方が良いかも・・・・」

 等と批評しました。

然し、館長さんの話では、「(其の美術館らしくない処が又良いので、)
  ページをめくる様に現れる連続した小部屋、コツコツと響く(磨かれた)松材の床が、
  過去の歴史を彷彿(ほうふつ)とさせる」
と言う訳です。

私は勉強不足でこの美術館が再生した経緯を知りませんでしたので、
美術館らしくないと、評価したのです。

果して本当に見事な美術館になっているのかどうか、
次回8月下旬から、開館記念展の第2弾、三菱ゆかりの作品集が展示されるそうですから、
建物の設備仕様なども合わせてゆっくりと鑑賞したいと思っています。