80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

映画「レッドクリフ 第1部」鑑賞

2008年11月09日 | 映画の情報
「三国志演義」に書かれている赤壁の会戦の物語。
(写真がありません。 パンフ切れで入手出来ず)

魏の曹操が率いる80万の軍勢と蜀(軍師、諸葛孔明)、
呉(軍師、周瑜)の同盟軍(4,5万?)が赤壁で激突します。


まず主だった登場人物がエピソードを交えて、詳細に解説されます。
登場人物が多いので、詳しい説明は確かに有難いのですが冗長気味。

前哨戦が陸上で行われ、呉蜀軍の戦術作戦が色々と行われて、
それがマンマと成功し、真に痛快な戦いぶりになって面白いのですが、

殺戮の場面が長々と続き、スローモーションが多用されていて、
これも冗漫な感じ。
然し、猛将軍達の超人的怪力は中国的。(一度に十人位薙倒すのです)

敵味方の作戦が各種あって、どちらがどうなっているのか判り辛い。

第1部の最後は愈々水軍同士の大会戦の始まる直前で終わります。
途方もなく巨大なスケールで展開する画面に度肝を抜かれますが、
全般的にどうも冗長な気がしました。

手際よく詰めたら前後編の必要はなかったのではないかとも思いました。
(然し、それでは元が取れないのかもね・・)


それに「七人の侍」の手法を真似ている箇所が随所にありました。
参考にしたのですね。

処で、第2部(後編)は何時上映されるのかと思いましたら、
来年の4月だそうです。
何と半年の先の事で気が抜けてしまいますヨ。



ハンマースホイ展参観

2008年11月08日 | シニア日記
上野の西洋美術館に行って来ました。
いや~、ホントに不思議な画家、画風ですナ。

新聞、マスコミによく解説されたので、ご覧にならなかった方でも、
凡そ想像が付くのではと思うのですが・・、

大半がモノ・トーンに近い墨絵のような色調です。
生活感が少しも出て来ません。無機の世界の様です。
外の景色も空は皆どんより曇っています。人は全く描かれていません。

それぞれ具体的な題名が付いているのですが、
日本画風に情緒的な題を付けるとすれば、いずれも「静寂」「静謐」
「寂寥」「沈黙」の様な題になると思われそうです。


身内、知人以外の他人のモデルは一人も描かれて居りません。
それも黒っぽい服を着た後姿が多いのです。華やかな色彩は殆ど無し。

画面の家具も非常識的な感じ(机椅子の足が2本やら、3本やら)
無造作に置かれているようですが、とても計算されている事が解ります。

最近になって漸く評価が上がって来たと言うのも、
この喧騒な世界に癒しを与える絵画と言う事で共感を呼んだのかも知れません。


印象派などの有名な絵は今迄結構観ましたが、
全く画風の異なったこの画家の絵には強烈な印象を受けました。

(写真は西洋美術館の前庭、ロダンの「考える人」脇から本館を望む)
 西洋美術館本館の建物は、現在世界遺産に登録申請中との事。
 高名なフランスの建築家の日本における唯一の設計で、
 昨年国の重要文化財に指定されました。


今日は立冬

2008年11月07日 | 季節の情報
今日、立冬で二十四節気のひとつ。
愈々冬の気配が現れる日で冬が始まります。

東京地方、昨日は最高20度を超えて、
とても冬の感じではありませんでした。
然し今日からは大分気温も下がるようですから・・・。

それにしてもずいぶんと日が短くなりましたナ。
日没が16時40分です。
掛り付けのクリニックに行きますと、
風邪の患者さんで満員。

高齢者は風邪に罹り易いので十分注意が必要です。
食事はキチンと摂って、睡眠不足、ストレスにならない様に。

自分はどうも物事をきっちりやらないと気が済まない性分なので、
出来るだけそれは止めて、
何でもそこそこいい加減にしたい、と思っています。
何事も無理しない(頑張らない)方針に変えました。

オバマ大統領の対日政策?

2008年11月06日 | 時事問題
遂にやりましたナ。史上初の黒人大統領。若い指導者(47)が誕生です。
「CHANGE!!」 アメリカが変わるかも。

ブッシュは国益の最優先を標榜して、世界の覇王の様に、
他国の言う事を聞かず、独善的に力の外交を強行した。

その結果、世界の反感を買い、国際的な孤立に陥ったのです。

オバマは各国とより対話と協調を進めたいと言っています。
誠に結構なことです。

然し、・・・然しです。日本としては、
福井県小浜市の様に、決して浮かれてはいけません。
(小浜市は知名度向上と言う、浮かれる理由があるのです)

なるほど、オバマは原則として16カ月後迄にイラクから
撤退したいと言っています。これも非常に結構な事と思います。

だが、その代りにテロとの対決の場を、アフガンに切り替えて、
其処に増派したいとも言っています。

日本との協力関係は更に強化したいとも・・。
洋上給油問題は勿論の事、その他の面でも
日本の国際的役割を厳しく要請してくるやも知れません。

北朝鮮の拉致問題でも、今まで以上に動いてくれる保証は
何処にもありません。
民主党の体質から「保護貿易政策」を推進して、
日本との貿易に注意信号が出るやも知れません。

今後の対米外交、貿易関係は決して甘いものではないと銘記して、
覚悟を決めておく必要があると思うのです。

日本は今までの様に何でも「ハイ、ご尤も」と
言う事の無い様に、主張すべきはしっかりと主張したい。

当面は経済立て直しでしょうから、その手腕を注視したいです。

もう冬支度なんですヨ

2008年11月05日 | 時事問題
昨日、朝起きる(5時40分)と、自室の気温が18度。
(東京地方は日中でも20度に達しなくなりました)

さすがにこの齢ですと、うすら寒でも骨身に堪えます。

そこで、去年使った温風付き加湿器を、
引っ張り出して早速のご使用です。


寒いとすぐ血圧が高くなりますので要注意。
でも温風が傍から吹き出すとチョット暑過ぎます。

温度の調整をこまめにして、朝の準備を済まし、
会社へ出勤致しました。 快晴で気分爽快
(午後から曇りましたが・・)

処で、日本時間昨夜からアメリカの大統領選挙が始まりました。
今日中に大勢が決まるのでしょうか?

前回の様に一部の地方での計算のし直しなどが出ない様に、
すっきりと決まって欲しいですネ。


我が町は老人ホーム街になって来た

2008年11月04日 | 時事問題
WeekDayの昼間、お年寄りの姿がめっきり増えましたナ。 
会社勤めのサラリーマンが住宅街に居ないのは当然ですが・・。

私共の暮らしている住宅街も高齢者住宅街に変貌しました。

お隣ご近所の十数軒で中、小学校に通う子供さんは一人も居ません。
偶に親族の方がお子さんを連れて来て、その声が聞こえるだけ。

旦那連中はもうリタイアされた人ばかり。
然し、なぜか滅多に顔を合わせません。

ピポピポの救急車が近くで止まったりしますと、
・・ああ、誰か倒れたのかななどと、気になります。

愈々、日本は老人大国となって参りました。
政府はしっかりとバックアップ体制を整えて欲しいものです。



チューリップの球根を植えました

2008年11月03日 | 花の情報
先月買って来て置いたプランターを2Fの自室前のベランダーに置き、
球根用培養土を約10L入れて、チューリップの球根16個を植えました。
寒くなるのを待っていたのですが、11月にもなり、夜は13,4度と、
気温も下がるので、もう良いだろうとの判断です。

かって戦時中に一坪菜園で野菜を作った経験はあるのですが、
それ以後土いじりすらした事もなく、
又園芸については全く素人なので一体どうなる事やら・・。

こまめに水遣り位は出来ますから、何とかなるでしょう。
半年先、来年の4,5月頃の開花と言いますから、
待つにしても随分と気の長い話ですネ。



閑静な住宅街はどうなった

2008年11月02日 | 体験談
私共が住居を構えているのは、川崎市の北部、
新興?の閑静な住宅街・・・。と思いきや、さにあらず・・・。

この住宅街もホントに騒がしくなってしまいました。


朝っぱらはご近所の犬の吠える声、烏の鳴き声で喧しい。

特に休日になりますと、竿竹屋、焼芋屋、大型廃棄物回収のトラックのマイク。
灯油販売車のチャイム。古新聞など回収業者の声。

次いで各種訪問販売員、新聞、新興宗教の勧誘員が鳴らす玄関のチャイム。
正に雑音、騒音の集大成。もうとても閑静などと言うムードではありませんナ。
(尤も全てが纏まって来る訳ではありませんが・・・・。)

酷い時はジェット機の爆音(厚木基地から出て来たな)で家中の話し声も聞こえず。、

いや…、全く凄いですよ。
でもね、私個人的は少し耳が遠いですから、被害は僅少なのです。
これは、大きいメリットです。 ちゃんと弱点を埋合せして呉れています

庭の百花雑乱(23)ー白菊

2008年11月01日 | 花の情報
秋の象徴、菊が咲き出しました。
菊と言っても当猫額庭の菊は、あの鑑賞用の立派なのでは無く、
何処にでもある素朴な野草的な白菊です。


それでもべったりと咲いていると中々良いものです。

植木屋さんが刈る、抜くと何時も言っていますが、
(本職の人から見ると、雑草なのですね)

然し、どうやらまだ生きながらえて居ります。

この処、最高気温で20~23度、暑くもなし寒くも無しで、
戸外行動には絶好のお天気。 
せいぜい歩いてみたいと思います。