80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

映画「まぼろしの邪馬台国」鑑賞

2008年11月13日 | 映画の情報
事前に解説やら映画評やらを読んだのですが、
批評はかなり辛口のものが多く、愚作だとか退屈だとか書かれていました。

然し実際に観ましたら、私自身は結構良かったと思います。
主演は竹中直人と吉永小百合ですが、
吉永小百合はサユリストの期待に違わず綺麗でしたし、上手で好演でした。

只、60才代の人が20才代を演じるのは、やはり無理があるようで、
正面からライトが当たりますと、別に問題はなかったですが、
一寸陰になったりすると年齢不明の女性に見えました。

終幕近く長崎県や島原の風景が次々と出ましたが、
これは美しかったです。 カメラ雑誌の風景写真の様でしたね。

外に一寸気になった点を挙げれば・・・、

前半の竹中直人(島原鉄道社長時代の宮崎康平)が超ワンマンで
怒鳴りづめだったし、白い杖を振り回して明らかにオーバーアクション。

然しこれ位してわざとユーモラスなシーンににしたのでしょうかね。

後、出演者は有名俳優が多く、みなそれぞれ個性を発揮していましたので、
少し焦点がぼけて散漫な感じになったのではと思いました。

いずれにせよ、中高年層向けの映画で、
観客もそれらしいご年配のご婦人が多かったです。