80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

「貧乏物語」の観劇

2010年02月09日 | シニア日記
私の知合いで、劇団を主宰している方の公演を観に行って来ました。

会場は下北沢の稽古場兼小劇場である、東演パラータで、
井上ひさし作の「貧乏物語」です。

改装されたばかりの会場で、気分が良かったです。
この劇団は小さいですが、すでに50週年を迎えて尚盛んな立派な劇団なのです。


今回の出し物は第20回下北沢演劇祭参加作品で、
女性ばかり(6人)で行われた珍しいお芝居でした。

100人も入れば満員になる会場ですが、Weekdayでも満員の盛況でした。
(補助席迄出してなお満員で身動きならず)
何時も来られる常連のお客が多い様ですナ。


河上肇が収監されていた留守宅での物語。
河上の妻、娘、使用人の3人、それに新劇女優の卵が飛び入りして、みんなでワイワイ。
肇が居た時の懐古談をユーモラスにするのですが、
その内、愛憎悲喜こもごものてんやわんやとなります。

その姦(かしま)しさ、喧(かまびす)しさ。

皆さん、中々の熱演で面白かったです。