80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

コンピュータ室で最も関心の高かったもの?

2010年02月17日 | シニア日記
私はかって商社の情報システム部に在籍していた事があるのですが、
ある時、大勢の男女外人(欧米人?)がコンピュータ室の見学に訪れました。

そこで彼らが最も関心を示した物は何だったでしょうか?

大体コンピュータ運営室と言うものは、真に無味乾燥で面白くありません。
精々大きな磁気テープがガタガタと回っているのが目に付く程度で、
後は冷蔵庫の様なボックスがブーンと音を出して並んで居るだけです。
最後に、私の机の前に来た一人が、突然大きな声を出しました。
「It's a calculatin'mashine!」= あそこに計算機があるぞ!


何と算盤を指さして、そう言ったのです。忽ち机の周りに人垣が出来ました。
指をパチパチさせて、使って見せてくれとの督促です。


仕方ないので、4桁の数字を四つ程並べて書いて、即、加算して弾き出し、
答えを書きました。 皆一斉に「オー!」と感嘆の声。
今又、算盤が再びブームを迎えようとしているらしいです。
 

算盤塾に子供が集まってはやっているそうです。
塾の先生曰く「暗算できない、筆算できない、数字すら満足に書けない子供が多い」と。

中高年層にとって算盤を動かす事は、認知症予防に最適らしいです。
 
電卓を使わないで、算盤でパチパチやってみましょうネ。