80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

アマゾン・キンドルの衝撃(出版業界の革命来る?)

2010年02月15日 | 本の情報
昨日曜朝のTBSテレビ7:30からの「がっちりマンデー」を、
ご覧になられた方は多かったと思います。

その中でAmazon.com社のキンドルなる電子ブックリーダーの紹介がありました。

電子書籍用の端末は今迄もありましたが、非常に高価で、且つ見難くて、
とても買う気にもなりませんでした。、
(日本ではかってソニーが手掛けたが、撤退しています。)
新しいキンドル端末は一番安いもので約2万円、明るい処でもとても見易くなっています。

対象となる本は1,500冊で、200冊の記録メモリーがあります。
只、残念ながらまだ日本語の書籍は買えません。


然し、間もなく日本に上陸して来るでしょう。

この大きな問題点は・・・・、

(以下はキンドルでの条件です)
本の価格が9.99$以下、又は紙媒体の本より20%以上安ければ
出版業者、著者に入る印税は70%にすると言うのです。

(従来日本の印税は1~10%程度)

これなら、需給両サイドに大きなメリットとなりますから、
一挙に電子化が進むのではと予測します。

特に文庫、新書版はこの対象になりますから、
やがて電車の車中で読まれる本は、急速に電子本に変わるのでは・・。
印刷業界、製紙業界、本屋さんの死活問題になってきますナ。
その代わり、電子本を作成する新しい業種が出現しますね。


そんなに先の事ではないと予想されますが・・・