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コスタリカ 2018年(10)Guápiles 市内にて

2018-09-19 17:07:15 | コスタリカ

 グアピレスの町に入る。中央高原に比べれば暑いが、日本の猛暑日のようなことはない。
 まず、いつものように義弟のパン屋に寄るのだが、パン屋の裏の駐車スペースがいっぱいで停められない。それではというので、日本から持ってきたスマホにコスタリカのチップを入れて使えるようにするために、ICE(Instituto Costarricense de Electricidad、かつての「電電公社」のようなもの)の代理店に行く。3年前は町の南側の長距離バスターミナル付近にあったが、今回は町の南側の病院の近くになっていた。
 この日は土曜日だった(日曜日休業)が、客はそれほど多くなく、あまり待たされなかった(3年前の ICE 代理店でのことは「コスタリカ再訪(35)スマホを買ったのだが」参照)。その短い待ち時間の間、店内を見学する。ガラケーはなく、スマホばかりだが、すべて中国の Huawei(華為)製である。Huawei は中国のイメージアップに大いに貢献しているようだ。パンフレットも見てみた。3年前にも紹介したと思うが、2人称単数形は usted(丁寧な2人称単数)ではなく、くだけた形の vos が使われている。コスタリカではスペインやメキシコなどでよく使われている tú は使われていない。パンフレットについては後日、紹介する。
 新しいスマホを買うわけではないので、基本チャージの1,000コロン(約200円)の支払いだけですんだ。電話番号は3年前に使っていたものとは別の番号になった。これでスマホが使えるはずなのだが、うまくいかない。そこで、代理店の近くの別の電器屋に行って、調整してもらった。
 
 
 【電器屋近辺。coquetería とは本来「媚、浮気」という意味であるが、ラテンアメリカでは「見事さ、趣味のよさ」という意味でも使われる。この語は英語の cock(雄鶏)の関連語である(小学館『西和中辞典』)。】 
 
 【電器屋の入り口の看板。vos の活用形が使われている。英訳は“Play and win here”。】
 この代金が2,000コロン(約400円)。ついでに追加チャージを5,000コロン(約1,000円)してもらった。
 用事を終えて、いよいよ義母の実家へ向かう。

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