スパニッシュ・オデッセイ

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コスタリカ 2018年(4)序章 コスタリカ到着

2018-09-13 17:25:40 | コスタリカ
 何とか8時間を過ごし、コスタリカ行きの便に乗り込んだ。中央に通路を挟んで、左右3席ずつのいつものタイプである。狭い。毎回、満席のような印象である。
 サンホセまで2時間45分なので、すぐに着いてしまった。到着時刻は午後11時ごろである。コスタリカはサマータイムを実施していないので、メキシコより1時間遅くなっている。
入国手続きに向かう。3年前も係官と雑談したが、今回もそうなってしまった。“¿Habla español?”(スペイン語を話しますか)と聞かれたので、つい、“Sí, señor”だけでなく、40年近く前、コスタリカ大学で日本語を教えていたと言うと、係官もコスタリカ大学で勉強していたのだと言う。ただし、卒業したかどうかはわからない。勉強はだれでも(今では試験があるらしいが)できるが、卒業はちゃんと勉強しなければできない。
 日本の地方空港より少し大きい程度の空港で、さらに深夜でもあったので、後ろに他の人が並んでいなかったように思うが、あまり長話ししても悪いので、適当に切り上げた。
 次は荷物引取りである。日本からのスルーチェックでもあり、ウォッシュレットは fragile(壊れ物:西 frágil「フラヒル」)扱いになっていたこともあり、一番最後に出てきた。無事、引き取り、税関(aduana)に向かうが、出口のすぐ前に免税品コーナーがあった。昔はなかったような気がするが、商魂たくましいことである。
 ここも無事に通過して、いよいよ出口に向かう。
 出口には空港近くの町アラフエラ(Alajuela)に住んでいる義妹夫婦が車で迎えに来てくれていた。今では車は一般大衆にも手が届くようになっている。安っぽい車も多いが、義妹の旦那の車は立派な車である。荷物も問題なく収まった。
 アラフエラの家までは、深夜ということもあり、ものの10分で着いた。ラッシュアワーだったら、30分ぐらいかかりそうなところである。
 義妹夫婦の自宅は表通りからゲートを通って敷地に入る。この敷地には旦那の親族が住む家が数件ある。旦那の家は一番奥にある。ゲートは3年前は手動であったが、今では電動になっていた。リモコンで開閉するのである。
 気温は摂氏24度。ここは標高1000メートル近いので、涼しい。日本よりよほど涼しい。雨が降った後のようである。
 前回の訪問は12月の乾季だったが、今は雨季である。
 メキシコからサンホセまでの飛行機では飲食物は何も出なかったので、少々空腹である。arroz con pollo(アロス・コン・ポージョ、コスタリカ風チキンライス)をいただいてから、眠りについた。午前2時前である。

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