ひょんなことから、エスペラント学習者と知り合いになり、エスペラント学習を薦められた。
わが田舎町でもエスペラント紹介の講習会があったので、行ってみた。
知り合いの方からも資料をいただいていたので、エスペラントについては、まったくの白紙というわけではなかった。
そもそも、「エスペラント」(Esperanto)という語はスペイン語の“esperar”(英 hope, expect)の関連語でありそうなことは推測できる。
エスペラントでは「希望」は“espero”(西 esperanza)で、これに「人」を表す“-anto”(英 -ant。informant や servant の語尾に現れる)をつけたものである。
エスペラントは19世紀後半にユダヤ系ポーランド人のザメンホフによって考案されたものだが、本名ではなく、Doktoro Esperanto というペンネームで発表された。「(世界共通語を)希求する博士」という意味合いであろう。
さて、この当時は帝国主義全盛の時代で、ヨーロッパ人にはアジアやアフリカ、新大陸の先住民の言語などザメンホフに限らず、ヨーロッパ人一般の眼中にはなかったことであろう。また、たとえ興味を持ったとしても、情報はほとんどなかったはずである。そういうわけで、ザメンホフの目指す「世界共通語」の母体がヨーロッパの言語に限定されたことはいたし方のないところではあろう。
ポチッとクリック、お願いします。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
好評発売中!!こちらは、このブログとは別物です。もちろん、トリビア満載です。
わが田舎町でもエスペラント紹介の講習会があったので、行ってみた。
知り合いの方からも資料をいただいていたので、エスペラントについては、まったくの白紙というわけではなかった。
そもそも、「エスペラント」(Esperanto)という語はスペイン語の“esperar”(英 hope, expect)の関連語でありそうなことは推測できる。
エスペラントでは「希望」は“espero”(西 esperanza)で、これに「人」を表す“-anto”(英 -ant。informant や servant の語尾に現れる)をつけたものである。
エスペラントは19世紀後半にユダヤ系ポーランド人のザメンホフによって考案されたものだが、本名ではなく、Doktoro Esperanto というペンネームで発表された。「(世界共通語を)希求する博士」という意味合いであろう。
さて、この当時は帝国主義全盛の時代で、ヨーロッパ人にはアジアやアフリカ、新大陸の先住民の言語などザメンホフに限らず、ヨーロッパ人一般の眼中にはなかったことであろう。また、たとえ興味を持ったとしても、情報はほとんどなかったはずである。そういうわけで、ザメンホフの目指す「世界共通語」の母体がヨーロッパの言語に限定されたことはいたし方のないところではあろう。
ポチッとクリック、お願いします。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
好評発売中!!こちらは、このブログとは別物です。もちろん、トリビア満載です。