ジャパンCは時計も速く、抜け出したウオッカに大外からオウケンという形になった。 特にゴール寸前での内田の追い方は凄かった。 どうみても間に合わないタイミングだったが、執念というかやるねウッチー。 結局は外人ジョッキーと元地方ジョッキーの叩き合い。 まあね。何かがね。
それにしても私が云った通りのレースになった。 コンデュイットは出遅れ。 ムーアもリズムを乱してしまったな。 G1レースでは少しのミスが命取りになる。 普通ならウオッカ-オウケン-コンデュイの3頭接戦となったのでは。
レッドディザイアの健闘で、ブエナビスタの能力も証明されたようなものか。 元PO馬エイシンデピュティも頑張ったな。 ちょっと嬉しい。
ウオッカは12億円馬か。 見事な牝馬である。 オウケンも完全に能力と個性を確立した感じ。 不運だったコンデュイも片鱗は見せたし、レッドやリーチの主張と、まあいいレースだった。 勿論タイムが後押ししていることは云うまでもない。
心配された天気も、なんとかレースには影響なくすみそうだ。 何より。
コンデュイットはさすがに人気になってきたね。 これだけの馬がそれなりの形で参戦するのは久し振り。 夕べの弾丸トラベラーもイギリスだったし…って関係ないか。
いかに府中は大きいとはいえ多頭数なので、まず流れに乗れるかがポイントだ。 土曜の京都2才Sのように少頭数なら、一回下がろうが、ふくれようが能力あれば巻き返せる(メイショウホンマル&ダノンスパシーバ) けれどG1ともなれば、少しのミスも命取りになり兼ねない。
オウケンは音無でないなら自信の本命なんだけどね。 まあそれでも直線外から追い上げるシーンしか想像できない。 来るよな、やっぱ。
徹底先行はリーチだけでも、行けば行ける馬は結構多い。 ウオッカは乗り入れるとちょっと不安も。 まあルメールの手綱の見せ所ではあるかな。
京都のメインにはエノクが出走する。 3回前のPO馬だ。 いつの間にかオープン入りなんだね。 格では劣るけど、今の状態ならいい競馬になりそうだ。 今回のPOが不運なら、かつての馬のパフォーマンスでも見るとするか。 おっと、これも音無だったね。 何だかうるさいくらいだなァ。