さてさてエリザベス女王杯。 レッドディザイア、ベッラレイアが欠けたこともあって、G1レースとしてはやや底の浅いメンバーだね。 一応4頭のG1ホースはいるけど、カワカミは「アレ」以来勝ってないし、リトルも重賞に10回出て、2勝で連対もその2回と、やや確実性に欠ける。 そして三木ホースランドパークに入った仏のシャラナヤは、当然環境その他、克服すべきリスキーファクターが多い。
まあブエナビスタにとって決して高い垣根だとは思わないが、自身も例の爪、蹄の不安がまた云われ始めた。 3年前はさっきのカワカミ1位入線も降着。 昨年はポルトフィーノがスタート直後落馬で、カラ馬1着? という珍事が起こっており、今年も何があっても驚けないか。
今回はテイエムプリキュア、クィーンスプマンテという逃げ馬がいて、あまりスローにはならないだろうし、直線の差し比べという形になるのだろう。 とはいえ有力馬の大半が追い込みだから、前半の折り合いと仕掛けどころ、直線のコース取りなどで明暗が分かれそうだ。
2才馬ルアーズストリートのためにも、姉ブロードストリートに頑張ってほしいが、肝心のルアーズが放牧(栗東の坂路でいい動きをした直後という不運)となり、ちょっと肩透かし。
明日の追い切りがとりあえず注目だね。