今年は外国馬の陣容がそれなりなので、ジャパンCという気運が戻ってきた感じ。
やっぱり秋天とは趣旨が違うレースなのだから、最初から日本馬ばかりが圏内というのではね。 5頭の外国馬の内、コンデュイットは文句なくのA級馬。 しかしその他の馬は、たとえばレーテイングからしても、日本のG1クラスなら優位に立てそうだ。 何よりホームタウンデジションは大きい。 さらに加えて云えば、血統だね。 インターパテイション、ジャストアズウェル、マーシュサイドらは、どちらかといえば軽い又はダート馬力型という流れ。 シンティロはファンタスティックライトで、一発の可能性は秘めているが、成績的にはそんなに強気には、ね。
コンデュイットの最大のセールスポイントは、欧州の一流チャンピオンレースを勝った上に、ブリーダーズCターフを連覇と、底力というか融通性も兼ね備えた点だ。 血統的にもJCを勝ってなんら不思議はない。
迎え撃つ日本馬も、ウオッカ、オウケンブルースリ、スクリーンヒーロー、ロジユニヴァース、リーチザクラウン、レッドディザイアとまずまずのメンバー。
その内ウオッカ、オウケン、ロジ、リーチが、府中2400の日本ダービー馬を父に持つ。 残るスクリーンもレッドも、産駒が活躍している父で、勢いは問題ない。
これは面白いJCになりそうだ。 リーチが逃げるのかな。 隙あらばエイシンもいるし、逃げないまでも比較的前目で競馬をしたいクチは何頭かいるね。 なにせエリ女の後だけに、そんな先行ペースになるとも思えないかな。
今日の追い切りがまずは注目である。