レッドディザイアの回避に続いて、ベッラレイアが電撃引退となった女王杯。 いよいよブエナビスタが人気をかぶりそうな趨勢だ。
そのひとつ下の2才牝馬ファンタジーS。 ここを勝てば阪神JFがグッと近づくだけに、注目の一戦ではある。
昨日の追い切りは、栗東の坂路は全般に時計がかかっている。 ファンタジーの有力馬も坂路での追い切り。 数字的なインパクトは薄く、なんとなく輪郭がぼやけてきた感も。
中ではラナンキュラスが終い追って伸びた。 レースでもそうだけど、馬がゴールをわかっているような走り。 まず好勝負か。 ステラリードは予定通りの調教ということだが、間隔が開いているし、今回は評価が微妙だね。 問題はカレンナホホエミ。 グレナディーンと併せて「完敗」。 800mで53.3は今日の坂路なら決して悪いということはないが、終いが物足りないことは否定できない。 橋口厩舎はグレナディーンも出走させるとあって、カレンナの評価も難しくなったかな。 いい動きだったのは、オーロラナイト、スプリングサンダー、ユメノキラメキ。 さらに終い重点のキタサンスズラン、ラブグランデーの須貝尚勢もいい。
一応ラナン中心となりそうな雰囲気だが、波乱の余地も充分か。