彩の国・浦和記念は、１番人気ＪＲＡのスマートファルコンの圧勝だった。 ハナ切って逃げると、正に来るなら来いといった剛健な逃げ脚で、直線岩田が追っぱなすと、アッという間に後続をチギッての７馬身差ゴール。 ＪＢＣでは敢えてスブリントに出たが、本来は中距離タイプ。 ここは順当勝ちだね。 ところが対抗格のフィールドルージュが４着となったため、馬券的には荒れてしまった。 ２着は御神本騎乗の川崎アンパサンド。 ３着は的場文の地元馬クレイアートビュン。 フィールドルージュは中団より後ろからのレースだったが、どうも行きっぷりが今ひとつで、４角では 「もうダメ」 状態。 さすがにゴール前では、２着とは差のないところまで来たけど、形としては完敗だなァ。 １番人気のスマートファルコンが勝ったのに、３連単は１０万馬券になってしまったよ。
岩田はウォッカに勢いがつくのか、スーパーホーネットの藤岡佑は、今日もトーセンブライトで惨敗。 くさらず頑張ってや。
ジャパンＣは相当盛り上りそうだ。 ウォッカとディープスカイが１・２番人気になるのは間違いなさそうだが、今のところオウケンブルースリから行こうかな、という気がしている。
とにかく現時点では底知れない馬、という表現でいいと思う。 神戸新聞杯はハッキリ云って、何がなんでも勝つというレースではなかったよね。 その真意は読みづらいけど、妙に余裕を持った乗り方ではあった。 ３着でいい、ということなのか、脚を計っていたのか、ともかく仕掛け遅れというか、脚は余していた。
そして菊花賞は勝つべくして勝ったという形。 この馬、もう少し緻密なレースができたら、歴代の名馬と比べても、まったく遜色はないのでは、と期待している。 ジャングルポケットは自身も府中で強いイメージがあるけど、トニービン系という後押しもある。 今年のオークスも同父のトールポピーだったね。
競馬ファンの中でも、オウケンの上昇度に賭ける人は結構いるだろうが、なんといってもウォッカというビッグネームと、今年のダービー馬ディープスカイは売れる。 オウケンから入れば、おいしい配当になりそう。 今日の追い切りが注目される。
