ゾクゾクッ、あの２頭…。

  先週衝撃のレースを見せたスペシャルウィーク産駒の２頭。　当然今後が大注目されるわけだ。　まずブエナビスタの方は阪神ＪＦ挑戦が正式に決定。　勿論１勝馬は抽選での出走ということになるわけで、ここで運が試される。　昨年も抽選をくぐり抜けたトールポピーとレーヴダムールでワンツーだった。　どの程度の倍率になるかが問題だが、まあ良くて半分というところか。　厩舎側では、もし除外の場合、中京２才Ｓではなく、同日阪神のエリカ賞へ行きたいという。　二千だ。　この時点で二千を使うなら、陣営としては桜は勿論、オークスへの期待が強いという感じだろうか。　もしエリカへ出て勝った場合、来年の使い出しがどうなるか。　まあマイルで勝ってるので、クイーンＣやチューリップでも構わないのかな。　阪神ＪＦに出れるのに越したことはない。
　リーチザクラウンはまだ流動的のようだ。　京都２才Ｓを使うという情報もあり、その場合はアンライバルドとの再戦ということになる。　一方マイルの千両賞を使ってラジオＮＩＩＫＥＩへ、という話もあって、近日中に決るだろう。　どっちにしろ、ひとつ使ってラジオＮＩＫＫＥＩとなれば、10/26日デビューで、年内４戦という実にタイトなローテーションとなるね。　普通クラシックを期待する馬としては珍しい。　もっとも先週のレースは調教のようなものだった、という解釈もありか。
　今年のドラフト時、一部で云われていたスペシャルウィークの反撃。　どうやら本当になってきそうだ。　私がブエナと共に期待していたハクナマタタは、夏デビューの予定が頓挫して、まだメドが立っていない。　兄のドラゴンファングは、先日も強いレースで勝っているし、ハクナマタタは父がスペシャルに変わって、大駆けまであったと思うんだけどなァ。
　ブエナとリーチ。　この２頭がどこまで大きく育つか。　注目なのは間違いない。