高校の体育の授業で「創作ダンス」をやらされたことがあります。
自分たちで好きな音楽を選び、自分たちで振り付けを考えて発表するというやつですね。
私たちのグループはアバの曲を選んだのですが、振り付けを考えるというのがこれまた大変な作業だったような記憶があります。
何せ今のようにTVをつけりゃ誰かが踊っているというような時代ではありませんでしたからね。
どういう風に動いたらいいのか皆目見当がつかないのです。
マイケル・ジャクソンのムーンウォークもまだ世を騒がしてはおりませんでしたし(笑)。
私は踊りながら(あれが踊りと呼べるならば)思ったものです。
「私にゃ踊りはむいていない」と。
なんといっても当時流行っていたYMOのステップでさえ、友人に教えてもらってもなかなかできなかった私でございますからね。
(まあつまり典型的な運動音痴というやつですね・・・)
でも踊る人を見るのは好きです。
どんな踊りでもいいというわけではないのですが、この「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」は是非とも観たいと思っていました。
1974年の1月に22人のダンサーを集め彼らの人生や夢や挫折を本音で語らせたものからインスピレーションを得た振付師のマイケル・べネットは、それをもとに「コーラスライン」の構想を練りあげます。
「コーラスライン」は1975年にブロードウェイで上演されピュリッツア賞ドラマ部門、トニー賞9部門などを獲得し、1990年まで超ロングランを記録し、伝説のミュージカルとして人々の記憶に残ることになりました。
そして再演のためのオーディション風景を映像化したのがこの作品。
このオーディションのためにアメリカだけでなく、世界中から実に3000人もの人々が集まりました。
でも残れるのはたったの19人。
このオーディションは8ヶ月にも及びます。
演技力はあるのに歌がいまひとつといった人や、ルックスはよいけれど魅力が感じられないといった人、ダンスはすごいけれどイメージが役とマッチしない人などなど・・・プロから素人まで様々な人々がふるいにかけられていきます。
ダンサーたちの奮闘ぶりや「コーラスライン」に対する意気込みやダンスにかける情熱、悲喜こもごも・・・感動的に描かれています。
観ていて「あ、この人いいな」と思った人は大体メンバーとして残りましたね。
やっぱり素人目に見ても何か感じるものがあるんですね。
で、一番感動したのがゲイのポール役のオーディションの場面。
何人テストしても適役と思われる人がいなくて、審査員が絶望的になっている時に、ジェイソンが現れます。
彼の演技に審査員たちは感動の涙を流し、そして適役が見つかったことにさらに泣き笑いするのですが、私もあまりの素晴らしさに一緒になって泣いていました(爆)。
一つ大ハズレだったのが「マイク役はこの人だ!!」と思っていた人が落ちたことですね。
キース”タイス”ディオリオ!!
初めて彼を目にした時、私の中に衝撃が走りまして・・・まあ早い話が好みだったわけで(爆)、でも落ちましたねえ・・・(がっくり)。
彼はその後、TV番組の「Master oh Dance」で審査員としてレギュラー出演するようになり、知名度もあがり、振付師としても活躍しているそうなので・・・役はもらえなかったけれど、オーディションを受けたかいがあったということなのでしょうね。
ちなみにディオリオくん、こんな顔です。
わはは。濃いだろ~~~!!!
この作品を観てみんな本当にダンスを愛しているんだなあと思いました。
というより生活というか人生そのものなんでしょうね。
作品としては自分好みで楽しめたのですが、自分に「これが自分の人生そのものなの」と言えるようなものや、誇れるものがないだけに彼らが羨ましくもあり、またそれしか選択枝がないのは可哀想でもあるような不思議な感覚に陥った作品でありました。
自分たちで好きな音楽を選び、自分たちで振り付けを考えて発表するというやつですね。
私たちのグループはアバの曲を選んだのですが、振り付けを考えるというのがこれまた大変な作業だったような記憶があります。
何せ今のようにTVをつけりゃ誰かが踊っているというような時代ではありませんでしたからね。
どういう風に動いたらいいのか皆目見当がつかないのです。
マイケル・ジャクソンのムーンウォークもまだ世を騒がしてはおりませんでしたし(笑)。
私は踊りながら(あれが踊りと呼べるならば)思ったものです。
「私にゃ踊りはむいていない」と。
なんといっても当時流行っていたYMOのステップでさえ、友人に教えてもらってもなかなかできなかった私でございますからね。
(まあつまり典型的な運動音痴というやつですね・・・)
でも踊る人を見るのは好きです。
どんな踊りでもいいというわけではないのですが、この「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」は是非とも観たいと思っていました。
1974年の1月に22人のダンサーを集め彼らの人生や夢や挫折を本音で語らせたものからインスピレーションを得た振付師のマイケル・べネットは、それをもとに「コーラスライン」の構想を練りあげます。
「コーラスライン」は1975年にブロードウェイで上演されピュリッツア賞ドラマ部門、トニー賞9部門などを獲得し、1990年まで超ロングランを記録し、伝説のミュージカルとして人々の記憶に残ることになりました。
そして再演のためのオーディション風景を映像化したのがこの作品。
このオーディションのためにアメリカだけでなく、世界中から実に3000人もの人々が集まりました。
でも残れるのはたったの19人。
このオーディションは8ヶ月にも及びます。
演技力はあるのに歌がいまひとつといった人や、ルックスはよいけれど魅力が感じられないといった人、ダンスはすごいけれどイメージが役とマッチしない人などなど・・・プロから素人まで様々な人々がふるいにかけられていきます。
ダンサーたちの奮闘ぶりや「コーラスライン」に対する意気込みやダンスにかける情熱、悲喜こもごも・・・感動的に描かれています。
観ていて「あ、この人いいな」と思った人は大体メンバーとして残りましたね。
やっぱり素人目に見ても何か感じるものがあるんですね。
で、一番感動したのがゲイのポール役のオーディションの場面。
何人テストしても適役と思われる人がいなくて、審査員が絶望的になっている時に、ジェイソンが現れます。
彼の演技に審査員たちは感動の涙を流し、そして適役が見つかったことにさらに泣き笑いするのですが、私もあまりの素晴らしさに一緒になって泣いていました(爆)。
一つ大ハズレだったのが「マイク役はこの人だ!!」と思っていた人が落ちたことですね。
キース”タイス”ディオリオ!!
初めて彼を目にした時、私の中に衝撃が走りまして・・・まあ早い話が好みだったわけで(爆)、でも落ちましたねえ・・・(がっくり)。
彼はその後、TV番組の「Master oh Dance」で審査員としてレギュラー出演するようになり、知名度もあがり、振付師としても活躍しているそうなので・・・役はもらえなかったけれど、オーディションを受けたかいがあったということなのでしょうね。
ちなみにディオリオくん、こんな顔です。
わはは。濃いだろ~~~!!!
この作品を観てみんな本当にダンスを愛しているんだなあと思いました。
というより生活というか人生そのものなんでしょうね。
作品としては自分好みで楽しめたのですが、自分に「これが自分の人生そのものなの」と言えるようなものや、誇れるものがないだけに彼らが羨ましくもあり、またそれしか選択枝がないのは可哀想でもあるような不思議な感覚に陥った作品でありました。
もー、汚いマネしてないか?!
おぉ。
ダンスはいいですよね。
良いダンスを見てると、心が弾みますよね。
いやいや。
人生って何かありますよ。
何かひとつ、ふたつあるんですよ。
誇れるものが。
好きなものでもいいんですよ。
なんでもいーんすよ。
誰でも、何かに夢中になっているはずなんです。
それが、今の自分とゆー人間を形成している一部分でもあるわけです。
dim子にもあるはずだよ。
変態のdim子にもね。
皆さんも言ってやってください。
変態のdim子に。(変態、変態言ってからに!)
うちのダーリンは「dim子は変態だけど、そこがまた可愛いんだよね♪」って言うもん(注:言いません)。
うちのダーリンは変態という言葉の変わりに「dim子は意外と奥が深い」と言います。
単なるアホだと思っていたら、単なるアホではなく、複雑なアホだったと言う意味らしいです。
そう、dim子の人間を形成しているものはロクなもんではないんです。脂肪ばっかりで役に立たないものばかりです・・・って自暴自棄になってどーする(笑)。
とにかくね、この映画観てくださいよ。
なんか自分の人生ちょっと考えちゃいますよ。
だからといって明日から生き方かえようとは思わないんですけどね。
まあアーティストはすごいですわ。
それだけですね。
ありましたね~~。(笑)
しかし、わしらの高校は音楽は付いてたっけ??忘却の彼方で思い出せない。
何やら風やら波やら花やらを表現しよう・・・などと無謀な試みをした記憶が・・・思い出そうとすると、惚けというより「恥」の壁が邪魔をしています。。。
「コーラスライン」、映画になったほうは昔観ましたけどねー。
本物のブロードウェイのミュージカルも見てみたい!!
この映画、オーディションに合格した日本人女性の高良さんがウチの島の出身なのでこっちでもご挨拶付きの上映もあったのだけど、その日は仕事で行けず、結局、まだ観に行けてません。。。
そんなに良かったですか!
早く観に行かないと今週で終わっちゃう!(焦)
トロピック・サンダーは後回しだにゃ~。(笑)
>思い出そうとすると、惚けというより「恥」の壁が邪魔をしています。。。
ハイ。私もそんなもんです。
今思い出してもあれが踊りと言えるかどうか、はなはだ疑問です。
私はこーゆードキュメンタリーもの好きだけど、DDさんはどうかなあ。
でもキース”タイス”ディオリオくんはいいですよ~~。濃いけど(笑)。
あとジェイソンのオーディションの場面は本当に感動します・・・。
>高良さんがウチの島の出身なのでこっちでもご挨拶付きの上映もあったのだけど、その日は仕事で行けず、結局、まだ観に行けてません。。。
高良さんは小さいけれど、本当にすごいパワフルでした。全然他の人に負けてないの。
本当にねえ・・・このミュージカル生で見たかったですわ・・・。
私を含め、彼らは誇りと情熱と素人の方には想像もつかない鍛練の日々をもって舞台の、ダンスの人生を選んでいます。最終的にその日々をその生き方を愛した日々に悔いは無いと言っているではありませんか。
それはコーラスラインの最後でも歌われています。
そこにダンサー達の舞台に掛ける真心やプロの誇り、人の心に届けるに値するエネルギーや、最後のカタルシスもある訳です。
素人の方だからよく御解りにならないかもしれませんが、そこを理解していないと、むしろわびしい見方になってしまうのでは無いでしょうか。
コメントありがとうございます。
私の友人で芝居をやっていたのも踊っていたのもいますよ。
ちっちゃい劇団だったので手当てもでないのに芝居をやっている友人のところへはよく手伝いにいきました。
でも彼女は今はパートで働いています。
芝居しかやっていなかったから何にも出来ないってぼやいていました。
色んな人がいてしかり だと思います。