霧のたちこむも~りの奥深く♪(ちゃーららららら、ちゃーららららら)、少女を運ぶな~ぞの老人♪
と歌っていたのは、自称「悪魔」のこの方たち。
(以前もこんな出だしで記事を書いたことがあるような・・・汗)
今回のこの映画もそう!!!「霧」がポイントなのです。
「ミスト(The mist)」。
舞台はアメリカのメイン州西部。
嵐が去った後で、正体不明の『霧』が発生する。
人々は「山から霧がおりてくるなんて変ね~~」なんてのんきに言っていたが、まさかこの霧の中に想像を絶するような生き物が潜んでいるとは思わなんだ。
街のスーパーマーケットは嵐で大打撃を受けた人々でごった返していた。
が、そのスーパーマーケットも霧に覆われてしまうのだ。
外に出ようとした人々は、次々に霧の中のわけのわからん生き物に襲われてしまう。
スーパーマーケットに買出しに来ていたデヴィッド(トーマス・ジェーン)と息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)。
彼らは極限までおいつめられた人間の醜い姿を目の当たりにすることになる。
自分の理解や想像を超えた生物に遭遇し、その生物によって自分が無残に殺されるかも知れないという恐怖のため、人々は正気を失っていた。
宗教かぶれのオババ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)に扇動された人々は「ビリーを生贄にしよう」と言い出し、彼らに襲いかかる。
辛くもデヴィッドやビリーはスーパーマーケットの暴徒たちから逃れるのだが、外にはわけのわからんバケモノが潜んでいる。
店の中は人間と言うバケモノ、外にも正体不明のバケモノ。四面楚歌状態。
さて彼らはこの状況から逃れることができるのか???というお話。
いや~こんな風におちゃらけて書いていますけれど、この映画、素晴らしいと思いますよ。
単なるホラーのようでいて、その実色々なことを教えてくれてます。
群集心理というものは実に恐ろしいということ。
関東大震災でも「地震における火災は朝鮮人のしわざだ」という根も葉もない噂が流れ、多くの日本人がそれを信じたため、信じがたい数の朝鮮人が虐殺されましたね。
本当にねー、普段ならちょっと考えればわかるようなことでも、考えられなくなっちゃうんですね。判断できなくなるというか思考が停止するというか。
ワタシもこんなこと言っていますが、極限状態に陥ったら、どうなるかわからないということですね(いや、もともと思考は停止気味ですが・・・)。
恐ろしいことです。
それと「正しい」とか「よかれ」と思ってやったことが、必ずしもいい結果を招くわけではないと言うこと。
これはこの映画を観ていただければわかると思いますが。
「つぐない」を観てやるせなくなったという方、大勢いらっしゃるようですが、ワタシは「つぐない」よりもこの映画の方がやるせない・・・というよりやりきれなくなりましたね。
何故なら彼は「愛するもののため」に、善の心でそうしたのだから・・・やりきれないですよ、やっぱり。
本作はスティーブン・キングの小説を映画化したものらしいのですが、エンディングは小説とはかなり違っているようです。
フランク・ダラボン監督は「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」のキング原作も映画化しているので、これで三作目ということになりますね。
ワタシとしてはどれも好きな作品だけれども、ちょっと甲乙つけがたいなあ。タイプが違うので。
でもこの作品を思い出す時、上記二作品と違って、心に小さなガラスの破片がささったような感覚に陥るでしょうね、きっと。
そうそう、ビリー役のネイサン・ギャンブルがめちゃくちゃ可愛かったんですよ~~(とーちゃんもイイ男だけど)。
見てください!!このめんこさ!!!
そんな彼の涙にちょっともらい泣きしてしまったワタクシでございますよ。ええ。
彼は将来が楽しみな俳優になるでしょう~~(勿論ルックスも含めてです♪)。
ちなみにとーちゃんはヒュー(ジャックマン)にやって欲しかったなあ、自分。
と歌っていたのは、自称「悪魔」のこの方たち。
(以前もこんな出だしで記事を書いたことがあるような・・・汗)
今回のこの映画もそう!!!「霧」がポイントなのです。
「ミスト(The mist)」。
舞台はアメリカのメイン州西部。
嵐が去った後で、正体不明の『霧』が発生する。
人々は「山から霧がおりてくるなんて変ね~~」なんてのんきに言っていたが、まさかこの霧の中に想像を絶するような生き物が潜んでいるとは思わなんだ。
街のスーパーマーケットは嵐で大打撃を受けた人々でごった返していた。
が、そのスーパーマーケットも霧に覆われてしまうのだ。
外に出ようとした人々は、次々に霧の中のわけのわからん生き物に襲われてしまう。
スーパーマーケットに買出しに来ていたデヴィッド(トーマス・ジェーン)と息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)。
彼らは極限までおいつめられた人間の醜い姿を目の当たりにすることになる。
自分の理解や想像を超えた生物に遭遇し、その生物によって自分が無残に殺されるかも知れないという恐怖のため、人々は正気を失っていた。
宗教かぶれのオババ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)に扇動された人々は「ビリーを生贄にしよう」と言い出し、彼らに襲いかかる。
辛くもデヴィッドやビリーはスーパーマーケットの暴徒たちから逃れるのだが、外にはわけのわからんバケモノが潜んでいる。
店の中は人間と言うバケモノ、外にも正体不明のバケモノ。四面楚歌状態。
さて彼らはこの状況から逃れることができるのか???というお話。
いや~こんな風におちゃらけて書いていますけれど、この映画、素晴らしいと思いますよ。
単なるホラーのようでいて、その実色々なことを教えてくれてます。
群集心理というものは実に恐ろしいということ。
関東大震災でも「地震における火災は朝鮮人のしわざだ」という根も葉もない噂が流れ、多くの日本人がそれを信じたため、信じがたい数の朝鮮人が虐殺されましたね。
本当にねー、普段ならちょっと考えればわかるようなことでも、考えられなくなっちゃうんですね。判断できなくなるというか思考が停止するというか。
ワタシもこんなこと言っていますが、極限状態に陥ったら、どうなるかわからないということですね(いや、もともと思考は停止気味ですが・・・)。
恐ろしいことです。
それと「正しい」とか「よかれ」と思ってやったことが、必ずしもいい結果を招くわけではないと言うこと。
これはこの映画を観ていただければわかると思いますが。
「つぐない」を観てやるせなくなったという方、大勢いらっしゃるようですが、ワタシは「つぐない」よりもこの映画の方がやるせない・・・というよりやりきれなくなりましたね。
何故なら彼は「愛するもののため」に、善の心でそうしたのだから・・・やりきれないですよ、やっぱり。
本作はスティーブン・キングの小説を映画化したものらしいのですが、エンディングは小説とはかなり違っているようです。
フランク・ダラボン監督は「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」のキング原作も映画化しているので、これで三作目ということになりますね。
ワタシとしてはどれも好きな作品だけれども、ちょっと甲乙つけがたいなあ。タイプが違うので。
でもこの作品を思い出す時、上記二作品と違って、心に小さなガラスの破片がささったような感覚に陥るでしょうね、きっと。
そうそう、ビリー役のネイサン・ギャンブルがめちゃくちゃ可愛かったんですよ~~(とーちゃんもイイ男だけど)。
見てください!!このめんこさ!!!
そんな彼の涙にちょっともらい泣きしてしまったワタクシでございますよ。ええ。
彼は将来が楽しみな俳優になるでしょう~~(勿論ルックスも含めてです♪)。
ちなみにとーちゃんはヒュー(ジャックマン)にやって欲しかったなあ、自分。