欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

大工が建てた家を見て思う「日本人は不誠実で技術がない」

2024年03月18日 11時30分01秒 | 大工に用心

大工になるには、資格はいりません。

誰でも、今から大工になれます。

 

そのため、ろくに技術や知識がない職人の多いこと‼

 

例えば‥

大工の造った家は、

『家の階段の、各段の高さが違う』

『トイレや部屋のドアが閉まりにくい』

『動線が悪い(使いにくい)』

『キッチン・浴室・トイレの間取りが悪い』

『玄関が小さすぎ』

など、実際住んでみると、住人たちは「住みにくい!」と思うんですね。

 

30年くらいローン組んで購入した、せっかくのマイホームは、技術がなく頭が悪い大工が建てた、価値のない建物なんです。

 

一見、外観も内装もきれいに見えます。

 

それはちょうど、料理の下手な人が作った料理を、とりあえず、お皿に盛ってみたら、見た目、美味しそうに見えるのと似ています。

 

でも、食べてみたら、「まずい、美味しくない」です。

 

一見、きれいに完璧に見える新築住宅も、内部の構造はいい加減です。

経費をケチって安い部材を使っているため、建物の強度も落ちています。

基礎のコンクリートも、水が多いしゃぶしゃぶ。

建築途中で、雨ざらしで放置されていて、材木にカビが発生していることもあります。

 

これら見えないところばかりなので、いい加減に造っても、わかりゃしません。

 

建物調査で、多くの家を見てきましたが、

「真面目にきちんと工事しているなぁ」

と感心した家は、ほとんど見たことがないです。

 

さらに、街で、出くわした建築中の新築住宅を、日々観察してきましたが、どれもひどかったですね。

 

なので、大工の建てた家に住もうとは思いません。

 

住むなら、安いプレハブで十分です。

 

日本人は、真面目で、礼儀正しくて、手先が器用で、という噂は、単なる噂だったのでしょう。

 

大工に挨拶しても、大工から挨拶が返って来ない時もあります。

 

本物の、その道のプロという人は、もういなくなったみたいです。

 

大工だけでなく、他の産業でも、日本には、プロ(技術・知識がある専門家)は、いないのです。

 

自動車業界も、不正をして、自分たちの利益になることだけを考えています。

 

特に、上場企業は、株主にばかりに目を向けて、目先の利益を優先し、新しい商品の開発などはやらなくなりました。

 

日経平均は上昇しても、上場企業には、中身がありません。

 

所詮、投資目的で動いている日本の株価は、暴落する日も近いです。

 

大工だけでなく、全ての産業がレベル低下しているため、日本人に未来などないかもしれません。

 

この先起こる大不況を乗り切れるか、皆さん、どうぞしっかりお備え下さい。

 


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