図書館で調べ物の後、たいして欲しいものに当たらず、かえって安心して覗ける古書店に寄ると『大アジア燃ゆるまなざし頭山満と玄洋社』(読売新聞西部本社編 海鳥社)があり買ってしまった。図版が多く、マズイことに制作可能程度に頭山の肖像が載っている。大アジア人物シリーズ?は面白そうであるが写真でどう表現するかだが、こういう人物達は一人荒野に立たせれば画になることは間違いがない。いや年の瀬に考えるようなことではない。 帰宅後ついにギター制作用に、今では輸入禁止の希少材だというホンジュラス・マホガニーを注文してしまう。ギターといっても構造的に簡単なスチールギターだが。さらに急な寒さに、ついにユニクロにてタイツを注文してしまう。寄る年波という奴であろう。しかたがない。タイツの色は黒以外には考えられない。私は未だに大きい煎餅を手にすると、空手チョップで割る誘惑を抑えがたい。 ギター仲間のトラックドライバーSさんが、ボーナスが出たといって関係者を招集。T千穂にて鍋を御馳走になる。ヘビメタ好きのSさんは高校卒業後、ギター制作の方に進むか悩んだそうである。Sさんに設計図を見せる。独身であるSさんに、人生は一回きりだと見せ付けてやらなければならない。 散会後、向こうのテーブル席には、当ブログで只今旬のお父様Mさんが相変わらず酩酊している。閉店後、間違いなく飲み足りないMさんと一緒にT屋に行くと、そこにK2さん。娘と娘の彼氏と初対面の時と同じ席に座っている。店主のHさんを含め、奇しくも最近娘が彼氏を連れてきた父親三人が揃ってしまった。私は一人リングサイドで観戦という形である。 娘が正式に婚約したらしいMさんに比べれば我々はまだマシとでも思うのか、そんな空気が感じられるが、傍から見れば時間の問題。目○○鼻○○の類である。父親とはこんなアルコールという鎮痛剤なしではいられない時期があるからこそ、孫が可愛く感じられる仕組みなのであろう。上手くできている。それはそうであろう。このままじゃあんまりである。
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