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狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

Gazaの子ども達「なぜ私たちは包囲され、殺され、権利を奪われるのですか?」ー“Why are we surrounded , killed and deprided of our right ?”

2018-02-14 01:38:16 | パレスチナ 2018


 

 

 

出典(経由):「World Literature Today」
       
 出典:パレスチナ情報センター
  (「占領ノート」掲載地図、著作者:現代企画室「占領ノート」編集班/遠山なぎ/パレスチナ情報センター)
        ・・・各図、クリックにて拡大
 

 

新約聖書・テモテへの手紙 第一1章18~19節
   私の子テモテよ。以前あなたについてなされた預言に従って、私はあなたにこの命令をゆだねます。それは、あなたがあの預言によって、信仰と正しい良心を保ち、勇敢に戦い抜くためです。
  ある人たちは、正しい良心を捨てて、信仰の破船に会いました。

 The New Testament・The First Epistle to Timothy 1:18~19
   I commit this instruction to you, my child Timothy, according to the prophecies which were given to you before, that by them you may wage the good warfare, holding faith and a good conscience,
  which some having thrust away made a shipwreck concerning the faith,



 

テモテへの手紙 第一1章4~5節
  果てしのない空想話と系図とに心を奪われたりしないように命じてください。そのようなものは、論議を引き起こすだけで、信仰による神の救いのご計画の実現をもたらすものではありません。
  この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。

 The First Epistle to Timothy 1:4~5
  and not to pay attention to myths and endless genealogies, which cause disputes, rather than God’s stewardship, which is in faith—
  but the goal of this command is love, out of a pure heart and a good conscience and sincere faith,



 





新約聖書・ルカの福音書10章25~37節
   すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスをためそうとして言った。「先生。何をしたら永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょうか。」
  イエスは言われた。「律法には、何と書いてありますか。あなたはどう読んでいますか。」
  すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』とあります。」
  イエスは言われた。「そのとおりです。それを実行しなさい。そうすれば、いのちを得ます。」
  しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とは、だれのことですか。」
  イエスは答えて言われた。
   「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎ取り、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。
  たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
  同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
  ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、
  近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。
  次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』
  この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」
  彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」

 The New Testament・The Gospel of Luke 10:25~37
   Behold, a certain lawyer stood up and tested him, saying, “Teacher, what shall I do to inherit eternal life?”
  He said to him, “What is written in the law? How do you read it?”
  He answered, “You shall love the Lord your God with all your heart, with all your soul, with all your strength, and with all your mind; and your neighbor as yourself.”
  He said to him, “You have answered correctly. Do this, and you will live.”
  But he, desiring to justify himself, asked Jesus, “Who is my neighbor?”
  Jesus answered,
   “A certain man was going down from Jerusalem to Jericho, and he fell among robbers, who both stripped him and beat him, and departed, leaving him half dead.
  By chance a certain priest was going down that way. When he saw him, he passed by on the other side.
  In the same way a Levite also, when he came to the place, and saw him, passed by on the other side.
  But a certain Samaritan, as he traveled, came where he was. When he saw him, he was moved with compassion,
  came to him, and bound up his wounds, pouring on oil and wine. He set him on his own animal, brought him to an inn, and took care of him.
  On the next day, when he departed, he took out two denarii, gave them to the host, and said to him, ‘Take care of him. Whatever you spend beyond that, I will repay you when I return.’
  Now which of these three do you think seemed to be a neighbor to him who fell among the robbers?”
  He said, “He who showed mercy on him.” Then Jesus said to him, “Go and do likewise.”
 

 
 パレスチナ自治政府のガザ地区の子ども達の数十人が、イスラエルの封鎖や国家援助、資金援助が削減される事に対して抗議された。
  「なぜ私たちは包囲され、殺され、権利を奪われるのですか?」(2月4日?)(“Why are we surrounded , killed and deprided of our right ?”)

 ガザ地区の慈善団体会議、アフマド・アルケラード議長
  「この地区における人道状況は(前例が無い程の)危険に晒されている。」(1月29日?)
  「封鎖により、衛生、教育、経済、環境といった主要インフラが破壊されている。」(同)
  「電力危機も、80%以上の工場の閉鎖につながっている。」(同)

 国連のアントニオ・グテーレス事務総長が、パレスチナの人権行使に関する委員会にて
  「封鎖下におかれているガザ地区の住民への支援が遅延した場合、この地区は近い将来、人道上の大惨事に直面するだろう。」(2月5日)
  「パレスチナ人の権利回復と現在の対立の収束のための唯一の道は、2つの国家を成立させることだ。」(同)

 UNRWAの高官が同機関について、次の様に訴えられた。
  「財政的に存続の危機にひんしている。」(2月9日)

 昨年末、12月6日の、アメリカのエルサレムをイスラエルの首都と認め、アメリカ大使館を同市に移転する事を正式に決定した後、パレスチナ側が当然にしてそれに反発し、結託するアメリカとイスラエルとの交渉は、勿論の事、公平・公正では無い為に、アメリカのその決定を覆さない限りは応じない意向を表明し続けた。それに対してアメリカ政府はパレスチナ側に資金援助の凍結の脅迫を行って来たが、パレスチナ側は当然にしてその強引な押し付けには応じなかった為に、1月16日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対する拠出金6,500万ドル(約72億円)の支払いを凍結すると発表した。しかもアメリカの国務省は、UNRWAに対して拠出される予定であった1億2,500万ドル(約138億円)の内、凍結対象外の6,000万ドル(約66億円)は、同機関の運営のため支払われると述べた。
 それを受けて1月31日、パレスチナ支援調整委員会の閣僚級特別会合で、EU(ヨーロッパ連合)は4,250万ユーロ(約58億円)、日本は4千万ドル(約44億円)をUNRWAなどへの新規支援として拠出する考えを示した。会合には、パレスチナ自治政府のハムダラ首相も参加された。
またクウェートが、新たに90万ドル(約9,700万円)の支援を行う意向を表明した。
また他にも9日までに、アラブ首長国連邦(UAE)が200万ドル(約2億2,000万円)、カタールが900万ドル(約9億8,000万円)、ガザ地区の病院や診療所が閉鎖に追い込まれて行く状況を受けて、管轄する保健省等に向けた支援金寄付を約束し、最悪の危機が一旦は免れる事が出来ているが、根本的解決には至らない為に、一時凌ぎでしかない。
こうした中で、アメリカの野党、民主党の下院議員102人が、8日付でトランプ大統領に書簡を送り、UNRWAへの支援を継続するよう訴えた。書簡は「支援凍結を続ければ、イスラエルとパレスチナの『2国家共存』実現を手助けするための米国の力を低下させ、国益を損なう」と警告し、「イスラエル政府も、UNRWAが行うパレスチナ難民の生活への基礎的支援や教育の機会提供は、治安上重要と見なしている」と指摘した。
 アメリカは毎年3億ドルをパレスチナ側に供給して来たとアピールし、トランプ大統領はユダヤやシオニスト、ネオコン、イルミナティのスポークスマンの如く、その事を恩に着せてパレスチナ側を脅している。しかし、一方のイスラエルには、無償援助だけでも2008年までが毎年24億ドル(10年間で240億ドル)、本年2018年までが毎年30億ドル(10年間で300億ドル)、更に来年2019年から2028年までは毎年38億ドル(10年間で380億ドル)と増額する事たなっており、更に別枠で、有償での援助やその他武器提供等も有る。一見しただけでも解る様に、アメリカがイスラエルに対して極端なまでに肩入れし、偏向して財政支援、軍事支援をして来た事が解り、そのアメリカの援助によってイスラエルの核兵器開発に繋がり、イスラエルは現在300発もの核兵器を所有する事となっており、また、イスラエル軍の最新鋭の軍事兵器による装備にも繋がって、それを使用してパレスチナ人達を殺し、脅迫し、抑圧し、差別し、民族浄化・排除を進め、違法入植地の拡大に繋げているのである。つまり、アメリカが、パレスチナ人達を殺し、痛めつけ、窮状・困難な状況に追い込んで来た事が解る。アメリカは、ダブル・スタンダード(二重基準)どころではなく、明らかに、イスラエルのみを支援して来たと言って良く、その事が公にバレて国際的に非難されない様に、形式的に、イスラエルに支援する分と比べて僅かのみを、パレスチナ側に与えて来たのである。正に、アメリカは、偽善である。
 そしてその様なイスラエルに対する膨大な援助をし続ける事が出来たのは、日本や支那(中国)をはじめとした国々からマネーを借り続ける事が出来たからである。アメリカは裸の王様であり、その現実は世界最大の借金大国であり、つい先日も国債のデフォルト(債務不履行)となりかけて、政府機関が一時閉鎖されたばかりである。逆に裏を返せば、アメリカはその様な莫大なイスラエル支援を行わずに来ていたならば、返済する事が今や不可能な程の膨大な借金を背負う事も無かった訳である(勿論他にも、世界中への干渉・介入を行う戦争等も、その借金の原因である)。
 2006年以来、シオニスト政権イスラエルによるガザ地区の全面的な封鎖の継続により、各国の人道支援の搬送を阻止して来た。ガザ地区は、経済面、教育・医療サービス、燃料、医薬品、建築資材の搬入等を阻止されて来た。ガザ地区の200万人程の人々の内、60%が貧困状態に在り、失業率は40%を超えている。食品、健康、教育等は、UNRWAの援助に依存している。また昨年10月の和解の合意を行うまでは、パレスチナ内部での対立、ハマス(イスラム抵抗運動)とファタハ(パレスチナ民族解放運動)の対立も有った為に、昨年の夏には、ヨルダン川西岸地区のファタハ側からイスラエル政府に、ガザ地区への電力供給分の使用料の支払いをせず、ガザ地区への電力の供給を滞らせる様に圧力をかけた事も輪を掛けた。
 2007年、ハマスはガザ地区を武力占拠し、2006年の総選挙後に形成されていたファタハとの連立内閣は崩壊した。昨年10月に約10年ぶりに和解に合意し、ハマスはガザ地区の境界管理権をファタハの自治政府側に引き渡した。ファタハとハマスは昨年12月1日までに「国民和解政府」の発足を目指したが、12月6日のアメリカ・トランプ大統領によるエルサレムをイスラエルの首都とする事とアメリカ大使館移設の正式決定により、その良い流れが台無しにされかかった。
 エネルギー不足により電力供給の70%が不足し、一日当たりの停電は20時間程ともなっている。その為、病院や診療所が閉鎖に追い込まれ、インフラ等の各種機能が不全に陥っている。塩水淡水化装置を全て稼働する事が出来ず、また地下水の塩水化や、同様に燃料不足で機能不全となっている為に施設による下水処理が不完全な為、ガザで供給される水の95%が汚染されている。その為、病気の3割は水が原因であるとされている。電力不足や非常用発電機を動かす為の燃料が不足している為に閉鎖に追い込まれたり運営の縮小を行っている病院でも水が必要であるが、中でも透析、血液浄化の治療には水が大量に必要になる事と、1日置きに週3回、1回当たり4時間の治療を継続して行わないと、血液の中に毒素が増える為に、死亡してしまう事となる。また集中治療室や救急救命室は、24時間の運営が必要である為に困難に陥っている。
また農業用の水も不足する事となり、干ばつに繋がり、食糧不足に繋がる。水不足の他に廃棄物の問題も絡んで、農園も封鎖に追い込まれている。電力不足により、冷蔵庫を使う事が出来ず、食料品は日持ちするものを購入するか、或いはその日の内に消費する分だけを購入されている。また、暖房機を稼働させる事も出来ない為に、冬の間、住民は寒さの困難に陥っている。また工場の閉鎖にも繋がっている為、経済状況の悪化により、流通分野、商品を輸送する運送関係にも影響している。
 ガザの唯一の発電所は、昨年4月上旬を余儀なくさた。イスラエルから必要とする電力の内の2/3が供給される事となっているが、他にエジプトからの輸入とで、ガザには三つの電気系統が有る。この3つで一日当たりの商用電力27メガワットを提供することが可能であるが、まれに動作している状態で、おおよそその1/3程しか供給されていない。
またエネルギー不足や生活物資の不足、仕事の不足等による生活水準の低下だけでは無く、イスラエル政府、占領軍、入植者達から、日常的に脅威に晒され、テロ(政治的目的の達成の為の暗殺・暴行・粛清・破壊活動・暴力・脅威等)が行われ、その他、いじめや嫌がらせ、差別、セクハラ、脅迫等と、人権が踏みにじられている。
こうした中、シオニスト政権イスラエルのリーベルマン戦争大臣が5日、「ガザ地区には人道上の危機は存在しない」と主張した。フェイク・イスラエル(Fake Israel)とユダヤ人達(Jews)は、何処までも詐欺師、嘘つき(swindler , impostor)である。
そして、ハマスは停電が続く事でガザに「爆発」が起こる事をを警告し、また、ハマスとイスラエルの両当局者は、戦争の可能性があると言う。

本ブログ過去の関連記事
  ・2018/02/13付:「“Crises Gaza Hospitals”パレスチナ・ガザ病院閉鎖危機『良心ある人々はこれに応えるか?』ーDo you owning conscience respond about them ?」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2012~2017」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2018~」
  ・本ブログ・ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」
  ・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」

 参考文献
  ・2017/08/30付・THE ELECTRONIC INTIFADA:「Video: Gaza hospitals warn of “catastrophe”」 
  ・2018/01/17付・AFP BB NEWS:「米政府、パレスチナ難民支援への拠出凍結 72億円」
  ・2018/01/29付・ParsToday:「パレスチナ・ガザ地区で、人道状況が悪化」
  ・2018/02/01付・毎日新聞:「EU国際会議 日本、パレスチナ支援に44億円拠出」
  ・2018/02/06付・ParsToday:「国連事務総長が、ガザの状況への懸念を表明」
  ・2018/02/10付・時事通信:「国連パレスチナ機関『存続の危機』=米国の資金拠出凍結を批判」
  ・2018/02/10付・時事通信:「パレスチナ支援継続要請=トランプ氏に書簡-米民主党議員団」

 関連動画
 



YouTube: Palestinian children protest against Israeli siege of Gaza Strip

YouTube:
 تقرير| الأمم المتحدة تناشد المانحين بسبب المستشفيات المهددة بالإغلاق - زياد أبوغزالة ‏

 レポート 国連、閉鎖に脅かされた病院の援助国への訴え - ジアド・アブ・ガザレ
 Report:UN appeals to country to support hospital to be frightened by closing

 



YouTube: Gaza has only 10 days of fuel left

YouTube: Palestinian refugee camp prepares for UNRWA cuts by Trump

 



YouTube: Israel por encima de la ley: Guerra por el agua
 法律上のイスラエル:水戦争
 Israel on laws:war of water

YouTube: Gaza Krisis Pangan, butuh Bantuan Segera - Harapan Amal mulia
 ガザの食糧危機、すぐに助けが必要 - 希望のチャリティーは輝かしいです
 Food crises in Gaza , must help soon –Charity of hope bright

 



YouTube: Mereka harus melawan suhu dingin - Amal Mulia
 アマルムリア - 彼らは止むを得ず寒さと戦わなければならない
 They are inevitable to fight against cold

YouTube: Kenyataan warga miskin di Gaza - Amal Mulia
 ガザの貧しい人々の事実 - アマルムリア
 The true of poor people in Gaza

 



YouTube:
 غزة - مسيرة شاحنات إحتجاجاً على تدهور الأوضاع الإقتصادية تقرير - إسلام الزعنون

 ガザ - 経済状況の悪化の調査報告により抗議するトラックの行進 - イスラム教Zaanoun
 Gaza – Trucks march to protest by report of deterioration of economic situation

YouTube: State of Palestine: Protests in Gaza over killing of Palestinian in Jenin

 



YouTube: Protests break out in Gaza against Palestinian division
    and the Israeli siege

YouTube: Hamas warns of 'explosion' in Gaza over power cuts

 



YouTube: Video: Gaza hospitals warn of "catastrophe"

YouTube: Gaza's Electricity Crisis

 



YouTube: Gaza electricity crisis worsens

YouTube: Power crisis leaves Gaza's main hospital on the brink

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

  

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

 

 

 

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“Crises Gaza Hospitals”パレスチナ・ガザ病院閉鎖危機「良心ある人々はこれに応えるか?」ーDo you owning conscience respond about them ?

2018-02-13 20:59:46 | パレスチナ 2018
 (2018/02/13 23:45 - 聖句追加)


 

 

 

出典(経由):「World Literature Today」

 

 

新約聖書・テモテへの手紙 第一1章18~19節
   私の子テモテよ。以前あなたについてなされた預言に従って、私はあなたにこの命令をゆだねます。それは、あなたがあの預言によって、信仰と正しい良心を保ち、勇敢に戦い抜くためです。
  ある人たちは、正しい良心を捨てて、信仰の破船に会いました。

 The New Testament・The First Epistle to Timothy 1:18~19
   I commit this instruction to you, my child Timothy, according to the prophecies which were given to you before, that by them you may wage the good warfare, holding faith and a good conscience,
  which some having thrust away made a shipwreck concerning the faith,



 

テモテへの手紙 第一1章4~5節
  果てしのない空想話と系図とに心を奪われたりしないように命じてください。そのようなものは、論議を引き起こすだけで、信仰による神の救いのご計画の実現をもたらすものではありません。
  この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。

 The First Epistle to Timothy 1:4~5
  and not to pay attention to myths and endless genealogies, which cause disputes, rather than God’s stewardship, which is in faith—
  but the goal of this command is love, out of a pure heart and a good conscience and sincere faith,



 





新約聖書・ルカの福音書10章25~37節
   すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスをためそうとして言った。「先生。何をしたら永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょうか。」
  イエスは言われた。「律法には、何と書いてありますか。あなたはどう読んでいますか。」
  すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』とあります。」
  イエスは言われた。「そのとおりです。それを実行しなさい。そうすれば、いのちを得ます。」
  しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とは、だれのことですか。」
  イエスは答えて言われた。
   「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎ取り、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。
  たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
  同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
  ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、
  近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。
  次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』
  この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」
  彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」

 The New Testament・The Gospel of Luke 10:25~37
   Behold, a certain lawyer stood up and tested him, saying, “Teacher, what shall I do to inherit eternal life?”
  He said to him, “What is written in the law? How do you read it?”
  He answered, “You shall love the Lord your God with all your heart, with all your soul, with all your strength, and with all your mind; and your neighbor as yourself.”
  He said to him, “You have answered correctly. Do this, and you will live.”
  But he, desiring to justify himself, asked Jesus, “Who is my neighbor?”
  Jesus answered,
   “A certain man was going down from Jerusalem to Jericho, and he fell among robbers, who both stripped him and beat him, and departed, leaving him half dead.
  By chance a certain priest was going down that way. When he saw him, he passed by on the other side.
  In the same way a Levite also, when he came to the place, and saw him, passed by on the other side.
  But a certain Samaritan, as he traveled, came where he was. When he saw him, he was moved with compassion,
  came to him, and bound up his wounds, pouring on oil and wine. He set him on his own animal, brought him to an inn, and took care of him.
  On the next day, when he departed, he took out two denarii, gave them to the host, and said to him, ‘Take care of him. Whatever you spend beyond that, I will repay you when I return.’
  Now which of these three do you think seemed to be a neighbor to him who fell among the robbers?”
  He said, “He who showed mercy on him.” Then Jesus said to him, “Go and do likewise.”
 


 「良心ある人々はこれに応えるか?」(“Do each persons owning conscience respond about them ? ”)

 国連人道問題調整事務所(OCHA)
  「緊急用燃料があと10日で底を突く。」(2月6日)(“Gaza will have run out of emergency fuel last 10 days .”)

 ガザで電気不足のために閉鎖される恐れがあるドゥッラ病院で治療を受けるこの子ども
  「病院が閉鎖しないでほしい。治療を受けたい。」(1月30日?)(“We hope that hospitals don’t close , and hope to be treat .”)

 ムハンメド・ドゥッラ小児病院のマジド・ハンマデ院長
  「パレスチナの子どもたちの命を救ってほしい。」(2月5日?)(Would you save Palestinian children’s lifes ?)
  「病院が提供している医療サービスを利用している子ども約10万人が危険にさらされている。」(同)
  「必要な医療機会が提供されれば健康を取り戻せる数多くの子どもたちが、その機会がないため死を待っている。」(同)
  「人権機関、国際組織、アラブ世界、イスラム世界、つまり自分を良心ある人間であると認識している人すべてに呼びかける。支援できるうちに、サービスの不足によって死を待つ子どもたちを救ってほしい」(同)

 パレスチナののユスフ・アブー・アル・リイシュ保険副大臣
  「医療分野に起こっている危機のために、数時間内に何か所かの病院を閉鎖せざるを得なくなる。ガザにある病院では、基礎医薬品が大きく不足している。」(1月28日)

 ガザにあるパレスチナ保健省
  「未だに電気不足が続いており、発電機の燃料が底をついたために、ガザ北部にあるベイト・ハヌン病院では医療サービスが停止した。」(1月28日)

 保健省のエシレフ・エル・クドラ報道官
  「今朝の時点で3病院と3医療センターの発電機が燃料の枯渇によって停止した。したがって、発電機が稼動していない医療センターの数は10に上昇した。」(2月3日?)

 ガザ市にある小児医療専門のナセル病院の医師ラエド・マフディ氏
  「幸運なことにまだ誰も亡くなっていないが、過去最悪の状態だ。」(2月6日)
  「(ICU(集中治療室)での受け入れ人数を6人から10人に増やしたが、それにより、)それぞれの患者への薬の投与や酸素供給、感染予防に影響する(と指摘し、)ベッド数が不足しているので、予定より数日早く退院させた患者もいる。」(同)

 「イスラエル」と言う名は、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名であるが、現イスラエルはそのヤコブとは無関係である為に、偽イスラエル(Fake Israel)である。それ故、そもそもその存在自体が間違っており、その上に更に、不法占領を続けている為に、そのフェイク・イスラエルにより、パレスチナ人達は数十年間、イスラエル政府や占領軍、入植者達から抑圧され、差別され、いじめられ、人権を踏みにじられて来た。
 パレスチナ自治政府にはヨルダン川西岸地区と共に、飛び地として存在するガザ地区が在る。小さな地域の中に200万人程が密集して生活しておられるが、そのフェイク・イスラエルの2006年以来の封鎖政策を被り、またその上に、パレスチナ自治政府内での対立も重なった為に、ガザ地区の窮状がより一層深まる事となった。昨年には、ヨルダン川西岸地区のファタハ(パレスチナ民族解放運動)のアッバス議長が、イスラエルにガザへの送電を削減するよう要請した。
 飽くまでもパレスチナ人達を守る為に、第一次インティファーダ後に結成され活動して来たハマスは、その正式名称は「イスラム抵抗運動」である。新聞やテレビ等のマスコミがテロリストのイメージを作る為に貼っているレッテル名「イスラム原理主義」は、フェイク・イスラエルやアメリカをはじめとした欧米諸国の言い分、プロパガンダであり、間違いである。飽くまでも、ハマスは「パレスチナ人達を守る為に」武装して活動して来た「イスラム抵抗運動」組織であり、フェイク・イスラエルの侵略に対する防衛組織であり、それは日本の自衛隊と同じ意味である。何処の国でも自衛組織としての軍隊・防衛軍を持つ権利を所有し、パレスチナ自治政府にも、勿論、その自衛組織であるハマスを持ち続ける権利は当然にして存在するのである。
 そのハマスは、昨年10月、2007年にガザ地区を占拠して以来、内部対立を続けて来た西岸地区のファタハと和解する事に合意した。そしてその統一路線を進めていく上で、ハマスはそれまでイスラエルの存在自体を認めていなかったのであるが(※このハマスの言い分は、本当は100%正しいのであるが)、ハマス側が妥協に妥協を重ねた上での、1967年の第三次中東戦争直前の国境線を認める事によって、パレスチナ国とイスラエル国の二国家共存を認めるという方針転換を行った。
 しかし、その矢先の12月6日、アメリカのトランプ大統領による、エルサレム市をイスラエルの首都として、且つアメリカ大使館を同市に移転する事に署名して正式に決定する、軽挙妄動の暴挙が起こされ、その和解の合意が再び振り出しに戻り兼ねない事となっている。この決定には、イスラエル側に極端に偏向して支援して来たアメリカや、シオニスト(Zionist)、ユダヤ(Jews)達による、パレスチナを弱体化させたままに留める分断謀略(plot of divide)も含まれていたのではないかとも思われる。
 フェイク・イスラエルによる、ハマスの孤立化に向けた封鎖政策の為、2014年のイスラエル軍によるガザ侵攻の復興もままならず、復興資材が入手出来にくい事等から、インフラの整備も途上のままで、家屋や学校等の破壊が放置されたままの状態の所も多く存在している。またそれ故に、慢性的なエネルギー不足ともなっている。1日当たり20時間程の停電となっており、4時間前後しか電力の供給が行われていない。その電力の2/3はイスラエルからの送電に依存しており、残りはエジプトからの輸入によって賄っている。そして停電時には非常用のバックアップ発電機が使用されるが、その発電機を稼働させる為の燃料が不足している。
 ガザ地区には、13の病院と54の診療所が存在し、2月6日の時点で、その内の3つの病院と16の診療所が燃料不足によって非常用の発電機を停止し、全サービスが停止された。集中治療室や救急救命分野、は24時間体制での運営が必要であり、また透析治療は1日置きに週3回、1回当たり4時間程の治療が必要であり、且つ大量の水を必要とする為に、他院への転院を余儀なくされている。もしもその透析治療が途切れると、血液の中に有害物質、毒素が増えるので、腎臓以外の他の臓器への影響も出る事となり、患者の方々は死亡する事となる。慢性的な患者の方々は、持病の悪化が進んでいる。現在運営中の病院にも、中には集中治療室を閉鎖することを余儀なくされ、業務を60パーセントも短縮した所も在る。
 パレスチナの保健省によると、ガザにある病院は、月間95万リットル、発電機を稼動させるためには月間45万リットルの燃料を必要としているとの事である。電力換算にして、600メガワット分の電気を必要としているものの、わずかに210メガワットしか確保できていないとの事である。

本ブログ過去の関連記事
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2012~2017」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2018~」
  ・本ブログ・ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」
  ・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」

 参考文献
  ・2018/01/30付・Your News Wire .com:「Gaza Hospital Forced To Suspend Services As Fuel Runs Out」
  ・2018/01/31付・トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT):「【パレスチナ】 ガザの病院が電気不足により閉鎖の恐れー病院で治療中の子どもが世界に呼びかけ」
  ・2018/02/01付・AFP BB NEWS:「ガザで深刻な電力危機、7医療施設が運営断念 発電機の燃料なく」
  ・2018/02/04付・トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT):「【パレスチナ】 燃料不足によって医療センターが閉鎖」
  ・2018/02/05付・トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT):「ガザにある小児病院からの叫び 『パレスチナの子どもたちの命を救ってほしい』」
  ・2018/02/11付・時事通信:「電力不足で病院閉鎖危機=新生児の命に影響も-パレスチナ自治区ガザ」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 関連動画
 



YouTube: Gaza hospitals suspend services due to fuel shortages

YouTube:‘Hospitales están al borde de colapso total en Gaza por bloqueo’
「病院が遮断されることによって、ガザの総崩壊の危機に瀕しています」
“Gaza be facing a crisis to collapse all over because hospitals are blocked





YouTube: Gaza Hospital Forced To Suspend Services As Fuel Runs Out

YouTube: Gaza hospitals to run out of fuel in 10 days – UN

 



YouTube: توقف الخدمات الصحية
     في مستشفى بيت حانون شمال القطاع بسبب نفاد الوقود - هنادي نصرالله

北部ガザ地区ベイトハヌーンの保健サービスがある病院で燃料切れのために停止
    - Hanadiナスララ
Hospital which give health service at Beit Hanoun in north Gaza stopped to run out
    of fuel

YouTube: تقرير| الصحة: توقف مولدات الكهرباء في ‏‎5‎‏ مراكز صحية إضافية - بلال الطبعوني ‏
レポート| 健康:発電機は新たに5箇所の保健センターで停止 - ビラルTabonaを
Report | Health:Generators stopped at 5 health centers moreover

 


YouTube: توقف الخدمات الصحية في مستشفى بيت حانون
保健サービスは、ベイトハヌーン病院で停止しました
Health services were stopped at Beit Hanoun Hospital

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

  

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

 

 

 

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「中庸」の下での日本主導「平和と繁栄の回廊」構想はパレスチナ国家独立の妨げになっていないのだろうか?・・・ボイコットでイスラエル不法占領を終わらさなければ不可能である(※私は100%パレスチナを支持)

2018-01-11 13:06:43 | パレスチナ 2018
  (2018/01/12:本ブログ過去の関連記事に記事追加(1本))

 

 

 

 出典(経由):「World Literature Today」https://www.worldliteraturetoday.org/
 




  出典:2015/07/27付・Peninsula Peace and Justice Center(PPJC)
     「Why I Support the BDS Movement Against Israel」









 

 

 

 

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」

 2016年7月、小泉純一郎首相(当時)が政権を去る直前になって、パレスチナ自治政府・ヨルダン川西岸地区のヨルダン渓谷での開発プロジェクト、「平和と繁栄の回廊」構想が提案された。小泉首相は2001年4月26日~2006年9月26日まで在任されたが、その間、一貫して、アメリカのジョージ・W・ブッシュ(子)大統領(当時、在任:2001年1月20日~2009年1月20日)の政権と一蓮托生となっていた。アメリカと行動や姿勢、主張等の全てを共にするという事は、アメリカのイスラエル寄りの姿勢、イスラエルを支援する方針にも合わせていた事となる。そのアメリカにおけるユダヤ団体やシオニズム団体の影響力の大きさと、それらに支配されているアメリカの現状に合わせ、また迎合する事からの、「聖域なき構造改革」を掲げながらの施政であったが、最後は良心の咎めが働いたのか、或いは後々にアメリカ寄り、イスラエル寄りに偏向していた事を非難されない様に、中立であるとのイメージを演出するパフォーマンスであったのか、パレスチナ人達の気持ちに同情し共感する様にして、パレスチナ側に益となる提案をされた。
 それは、そのブッシュ政権の後を継いだバラク・オバマ大統領(当時、在任:2009年1月20日~2017年1月20日)にも、似た様な事が見られた。オバマ氏のミドルネームがフセインである通り、オバマ氏の本心はイスラムであるが、大統領在任中は周囲のユダヤ系側近によって拘束され、また前述の通りユダヤ・シオニズム関係の圧力が有る為に、本心の通りには思う様に出来なかった。それでも在任中は歴代大統領とは異なって、当初はイスラエルを全く訪問せず、2013年の再任後に初めてイスラエルを訪問された事からも解る様に、イスラエルから距離を取られていた。そして2015年には、そのイスラエルと敵対関係にあるイランとの核合意も達成された。そして政権を去る事が間近になった2016年末の国連安全保障理事会において、イスラエルの占領地での入植活動の即時停止を求める決議案に対して、オバマ政権のアメリカは棄権し、その決議案は採択された。そして翌年のオバマ氏が大統領としての最後の日に、2015年と2016年に議会で承認されながらもユダヤ系やシオニズム系の反対にあって実行に移せなかった、パレスチナへの2億2,100万ドルの資金の拠出を行った。
 小泉氏の後を継いだ安倍晋三首相の第一次政権(2006年9月26日~2007年9月26日)の時である2007年3月から、その「平和と繁栄の回廊」構想を基とする、パレスチナ自治政府の自立と持続的なインフラの設立を目的とした開発と整備が進められ始めた。そのプロジェクトの中の主要なものとしては、次の3つが有る。

 「持続的農業技術確立のための普及システム強化」
 「ヨルダン渓谷水環境整備計画」(開発調査)
 「農産物加工・物流拠点整備計画」(同)
   ・・・「今年(※2009年)の『早い時期』に農産業団地の基礎インフラ整備に着手することとなっている。」
  (2009年4月4日付・パレスチナの平和を考える会(Palestine Forum Japan):「『平和と繁栄の回廊』が占領政策、とりわけ違法入植地存続を促進する危険等について」より・・・2009年3月6日に神戸YWCAにて行われたODA政策協議会に当会が提出した「回廊構想」に関する議題案。議事録が外務省のウェブサイトに掲載)

 その頃、当のパレスチナ地域では、イスラエルの白人至上主義、バビロニア・タルムード主義、不法占領、アパルトヘイト(人種差別・隔離政策)、基本的人権侵害、差別、嫌がらせ、脅迫、暴力、子供拉致、住宅・農地破壊、傲岸不遜・傲慢無礼な入植者達等に対して抵抗・反抗する為に、またイスラエルから自分達のアイデンティティや自尊心、誇り、道徳、家族、文化、伝統、歴史、そして唯一神(ヤハウェ、アッラー)への信仰心を守る為に、パレスチナは2000年~2005年に第二次インティファーダを行った。そしてイスラエルは、2006年6月28日~11月26日にガザ侵攻、2008年12月27日~2009年1月18日に再びガザ侵攻、2014年7月8日~8月26日に更なるガザ侵攻を行った。ガザ地区の住宅やインフラ、産業等の完全復帰は成されておらず、それどころかイスラエルの封鎖政策が原因で放置せざるを得ない程の状態に置かれている。
 そうして漸く(ようやく)事業が着工され始めたのが、2011年になってからであった。構想の発案からは5年も経っての事であった。2011年は、日本では菅直人首相(当時)の民主党政権であった。その民主党政権は、アメリカの民主党オバマ政権と同様に、グローバリズムを基本としていた事もあってか、その着工にも影響したのかもしれない。その日本の民主党政権は、イルミナティ・フリーメーソンの影響下に在った。しかし私は、何事も是々非々で見る。私はパレスチナ問題に関しては、パレスチナ側に100%偏り、100%反イスラエルである。
 しかし着工されるまでの5年間は、パレスチナとイスラエルとの紛争に加え、イスラエル不法占領下で拡大され続けている植民地内に既に立地して操業してしまっているイスラエル企業や、それに繋がり関係するイスラエルのインフラにその構想が関係してしまうのではないかとの懸念も有り、またそれらイスラエル施設群を避ける意味も有ってか、中々思うようには進める事が出来なかった。資金を提供しても、結局はイスラエル企業に益となる可能性、イスラエルが私腹を肥やす可能性が有った(現在でも同じ)。パレスチナ地域において、イスラエルの企業やインフラ等と完全に関わりなく雇用やその他生活上の事を賄う事が難しい程に、パレスチナ自治政府内に意図的に、分断・分散させる為に、植民地が散蒔かれる様に(ばら撒かれる様に)配置され、増加し拡大され続けている。しかしそのイスラエルの施設をボイコットしなければ、不法占領を容認してしまう事に繋がり、その不法占領が続く事によって、パレスチナ自治政府の自立・独立、正式な国としての昇格は、不可能となる。それ故その構想が、却って、その根本的解決となり得る、イスラエルの占領を終わらせるという事を、妨げてしまうのではないか、という懸念も有った。
 「中庸」(不偏、常同、調和)を掲げる日本の主導の下、パレスチナ自治政府・イスラエル・ヨルダンの4カ国による閣僚級会合により、ヨルダン川西岸のエリコで進められ来た構想の柱である農産業団地整備事業の強化としての「エリコ農産加工団地(JAIP)」は、2015年頃までの4年間程で計1,780万ドル(約21億円)拠出し、太陽光発電・排水管・下水道処理施設等を日本が担い、計3期の内の第1期のインフラ整備がほぼ完了したとの事である。東京ドーム24倍程の面積に全体が稼働すれば、推計7,000人の雇用と、経済効果4,160万ドル(約50億円(※当時(下記)レートによる))が見込まれるとの事である。イスラエル占領による様々な規制が敷かれる中、事業を拡大できずヨルダンへの輸出が唯一残された希望の道であるとパレスチナ貿易センター幹部は言う。また、オーガニック・オリーブ石鹸製造会社の女性経営者は、「日本への輸出が目標」と語る。
 パレスチナ自治政府の2014年の年間予算は37億ドルで、その内約5割がイスラエルが代理徴収した関税の還付金等で、約3割が諸外国からの支援金、残り約2割が自治政府自らが徴収する税収となっている(世界銀行等の調べ)。
 ヨルダン川西岸地区はA・B・C地区に分類されて管理・規制されているのだが、その内、パレスチナ人にとって最も酷い状態とされているC地区は、警察権(治安)と行政権(民生)の両方がイスラエルの管轄となっている。C地区は特にヨルダン川沿いに指定されているのだが、そのC地区の内の、パレスチナ人の使用・立ち入りを禁止するイスラエル軍封鎖地域がヨルダン川渓谷の肥沃な土地や死海等の観光地に指定されている。C地区の規制が緩和された場合、最大34億ドル程の経済効果が見込まれると言う(世界銀行)。「エリコ農産加工団地」の第3期工事はC地区であり、イスラエルの許可が必要となる。C地区でのパレスチナ人の本格的経済拠点は前例が無い。

 旧約聖書・詩篇5章8~9節
  主よ。私を待ち伏せている者がおりますから、
  あなたの義によって私を導いてください。
  私の前に、あなたの道をまっすぐにしてください。
  彼らの口には真実がなく、
  その心には破滅があるのです。
  彼らののどは、開いた墓で、
  彼らはその舌でへつらいを言うのです。

 The Old Testament・The Book of Psalms 5:8~9
  Lead me, Yahweh, in your righteousness
  because of my enemies.
  Make your way straight before my face.
  For there is no faithfulness in their mouth.
  Their heart is destruction.
  Their throat is an open tomb.
  They flatter with their tongue.

 詩篇12章2~4節
  人は互いにうそを話し、
  へつらいのくちびると、二心で話します。
  主が、へつらいのくちびると傲慢の舌とを、
  ことごとく断ち切ってくださいますように。
  彼らはこう言うのです。
  「われらはこの舌で勝つことができる。
  われらのくちびるはわれらのものだ。
  だれが、われらの支配者なのか。」

 The Book of Psalms 12:2~4
  Everyone lies to his neighbor.
  They speak with flattering lips, and with a double heart.
  May Yahweh cut off all flattering lips,
  and the tongue that boasts,
  who have said,
  “With our tongue we will prevail.
  Our lips are our own.
  Who is lord over us?”

 旧約聖書・エレミヤ書9章8~9節
  彼らの舌はとがった矢で、欺きを語る。
  口先では友人に平和を語るが、
  腹の中では待ち伏せを計る。
  これらのために、
  わたしは彼らを罰しないだろうか。
  ――主の御告げ――
  このような国に対して、
  わたしが復讐しないだろうか。」

 The Old Testament・The Book of Jeremiah 9:8~9
  Their tongue is a deadly arrow. It speaks deceit.
  One speaks peaceably to his neighbor with his mouth,
  but in his heart, he waits to ambush him.
  Shouldn’t I punish them
  for these things?”
  says Yahweh.
  “Shouldn’t my soul be avenged
  on a nation such as this?

 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.
  
 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/05/24付:「世界支配権力の欲望の犠牲になる末端の人々&平和ボケの日本人・・・シリア内戦:反政府勢力が間違いで政府が正しい(3)」
  ・2013/09/01付:「日本はシリア攻撃に向かう悪の米国に手を貸してはならない・・・10年前開戦のイラク戦争での大量破壊兵器『虚構』再現の恐れ」
  ・2013/09/05付:「原爆等の大量破壊兵器を使い続けて来た米国に媚びへつらい続ける日本・・・米国・仏国・NATOの偽善と偽旗工作、米国内で化学兵器使用証拠の捏造、日本は『自立』して『大人』になる事が必要」
  ・2014/08/08付:「日本は欧米と共にイスラエル犯罪の共犯と見なされている・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(4)」
  ・2014/08/26付:「日本はパレスチナ人・中東の人々から眠っている様に見られている・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(14)」
  ・2016/10/16付:「日本はデフレ脱却・防衛力強化の為にイスラエルと連携しパレスチナ人を犠牲にするのか・・・差別・人権侵害と、中庸どころかパレスチナ側に偏ったとしても未だまだ不足する経済格差」
  ・2016/10/16付:「終末期、偽ユダヤ人達への天罰・・・そもそも根本的にイスラエル支配階級のカザール人はシオニズムとは無関係、パレスチナ人の中にこそ契約の民・本当のユダヤ人が」
  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/03/29付:「給料や雇用、自分の生活の為にはパレスチナ人をはじめとした弱者を犠牲にするのか」
  ・2017/04/07付:「主流メディアに騙されているトランプ大統領と日本人に送る、『シリア・アサド大統領の正論』・・・結局、歴代アメリカ大統領と同じくユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの操り人形と化すのか」
  ・2017/04/11付:「『反米』である私は弱者を犠牲にしたエゴイズムの安全保障・国益はいらない・・・無罪のシリア政権とシリア軍、シリア国民、パレスチナ人への『相互協力・独立尊重』が日本に必要である」 
  ・2017/04/11付:「北朝鮮とアメリカとの核戦争、そのとき日本人はどうするのか・・・『白人至上主義』米国は前衛日本の犠牲を厭わない。しかし神である主イエス・キリストはアジア人。日本に神の選民の存在」
  ・2017/04/27付:「『約束の日 安倍晋三試論』を読む・・・官僚との闘い、挫折、そして復活した現在、高い理念と志を基に長期安定政権の中、美しい国創設と憲法改正実現の向こうにある国家独立に向け前進する」
  ・2017/12/21付:「国連総会でエルサレムをイスラエルの首都と認めたアメリカの決定撤回の見通し・・・不法占領中のイスラエルに権限は無い、最も大切な事はパレスチナ人に同情・共感する心、自分の糧を得る為に弱者を犠牲にするのか?」
  ・2017/12/25付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(9)・・・米国から脱却し始めた日本、無関心・他人事の大衆、駐日パレスチナ代表の切実な思い」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2012~2017」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2018~」
  ・本ブログ・ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」
  ・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」

 (2018/01/12:次の記事追加(1本))
  ・2018/01/10付:「“Shill” for Fake Israel and Fake Jews・・・タルムード・ユダヤに支配されている政界・メディア・キリスト教界、提灯持ち・さくらの政治家・ジャーナリスト・クリスチャン」

 参考文献
  ・2009/04/04付・パレスチナの平和を考える会(Palestine Forum Japan):「『平和と繁栄の回廊』が占領政策、とりわけ違法入植地存続を促進する危険等について」
  ・2016/01/05付・毎日新聞:「パレスチナ 日本援助の工場、オリーブ加工品製造開始」
  ・2016/01/06付・毎日新聞:「パレスチナ 平和と繁栄のオリーブ 日本援助の工場、加工品製造開始 『地域安定の手段に』」

 関連文献
  ・パレスチナ情報センター:「イスラエル支援議員リスト 国会議員によるイスラエルに関する言動集」
  ・パレスチナ情報センター:「特集 『平和と繁栄の回廊』構想 日本政府のヨルダン渓谷開発援助計画について」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

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トランプ氏へ、エルサレム首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(18):あなたが尊敬するプーチン大統領はロシア正教が礎の高い道徳心&中心に深入りしない賢明さ、USはシリア征服失敗完了日に首都決定

2018-01-11 09:28:22 | パレスチナ 2018
  (2018/01/12:関連動画追加(1本))

 

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

出典(経由):「World Literature Today」https://www.worldliteraturetoday.org/

 トランプ大統領、あなたはエルサレムを発火点とする第三次世界大戦を引き起こすつもりであるのか?。
 今月12月6日に、アメリカ・トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と正式に承認してから2週間程が経ち、その間にその決定に対して世界中で非常に数多くの反対・抗議声明と撤回要求声明が打ち出された。その多大な声明の数々を、No.(1)から数十回に分けて掲載する事にする。本シリーズが、アメリカ・トランプ政権への声明文、署名運動の様なものとなって活かされる事を願う。尚、引用元の文献名は、本シリーズのNo.(2)に掲載している(記事1本当たりの文字数に制限が有る事もあり)。
 トランプ大統領は、エルサレムについての根本が解っていない。公約を守る為と言いながら深く考えずに軽はずみな事をする事によって、ムスリム(イスラム教徒)の方々をはじめとした世界中の多くの方々を「挑発」しただけに過ぎず、和平どころか怒りの火を点けて争い、そしてその先の戦争を起こさせるものである。トランプ氏は政治家としては素人で、人間としては当然ではある事ではあるが完璧では無い。しかし、上に立つ者、特に超大国のトップともなれば、良い側近・スタッフで協力する等してその完璧に近付けなければならない。そして就任後1年がもうすぐ経とうとしている現在までを観察して来た所、今までの既成の体制のアウトサイダーとして努力して来られている事は伺えたが、本心を出せない難しさと共に、その荒の多い状態、穴の多い状態、その短所、欠点、弱み、虚に付け込まれている様である。トランプ氏の抜け目の部分を穴埋めしているのが、ユダヤ、ネオコン、イルミナティ、フリーメーソンの人達である。この度のエルサレムをイスラエルの首都とする承認は、それらの意向そのものの様である。イルミナティ・フリーメーソンのトップであった、あのアルバート・パイクが、「イタリア統一の三傑」と言われイタリア建国の父とも言われるジュゼッペ・マッツィーニに宛てた手紙の中で、世界大戦を3回計画している事を明かし、第一次・第二次は計画通りに行われ、未だ行われていない第三次世界大戦の計画は、シオニストとアラブとの間に引き起こす内容となっているのである。故に今回の件は、トランプ氏がそのイルミナティ・エージェントに利用されている事が解る。そしてそのイルミナティは、その先の「世界統一政府エルサレム」を建てる計画を持っているのである。
 しかし何よりも、パレスチナ人の権利を守らなければならない。そして、エルサレムは特別な場所、他の場所とは異なる「聖なる所」であり、そのアイデンティティを守らなければならない。その為にも、パレスチナ国の建国後にエルサレムをその首都とするのが良いものと思われる。現在のイスラエルは創造主である神との契約の下に建国されたのでは無い。また、イスラエルの支配階級、上層部、入植者として居座っている者達の殆どが、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統との繋がりが全くない「フェイク・ユダヤ人」達(偽ユダヤ人達)であるので、それらの人達は創造主の「契約の民」ではないので、尚更、現イスラエル国の建国理由、シオニズムが成り立たない事となる。その「フェイク・ユダヤ人」達は、ただユダヤ教に改宗した「宗教的ユダヤ人」達という「偽者」達、白人でウクライナ・ロシア系の「アシュケナジー・ユダヤ人」、「カザール人」達故に、現イスラエル国は、「フェイク・イスラエル」(偽イスラエル)である。そして、逆に、パレスチナ人達の中には、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統と繋がりを持つ本当のユダヤ人達が多く存在しているのである。故にその本当のユダヤ人であるパレスチナ人こそが、そのパレスチナの地を所有する権利を創造主との契約の下に所有しているのである。
 尚、因みに、一次資料とされ得る「古代ヘブライ語聖書原文」によると、アラビア半島の西南に在る「アシール」にエルサレムを定める事となり、世界中に散らされている血統的な繋がりの有る本当の古代ユダヤ人が帰還する「約束の地」は、現在のサウジアラビア西南でイエメン国境近くという事になり、パレスチナ地域ではない事となる。そして、シオニスト・現イスラエル国の論拠は、前述の様に血統的ではない等で主張する理屈が成り立たないだけでは無く、完全に論拠崩壊する事にもなる。
 更に、その単にユダヤ教に改宗しただけの「フェイク・ユダヤ人」達に現在まで散々いじめられ、虐待され、人権蹂躙されて来たパレスチナ人達のその矛盾や理不尽さの中で、パレスチナ人達のアイデンティティ、誇り、基本的人権、神への信仰心、家族・同朋を守り、占領される以前のレベルぐらいまでに回復して頂く必要が有る。それ故、この問題で一番大切な事は、パレスチナ人に同情する心、共感する心、純粋にかわいそうと思う心である。シオニスト達、イスラエルを支持する人達、軍需産業に勤める人達、自分達だけが幸せになれればそれで良いのか?。自分の生活・給料の為に、自分の家族を養う為には、弱者を犠牲にしても平気なのか?。自分が助かればそれで良いのか?。自分の「欲望」を目的として、その分パレスチナ人を犠牲にするのか?。イスラエルやアメリカの「欲望」は、創造主である神の「御心」・「御意志」・「御計画」とは「正反対」である。
 不法に占領中のイスラエルに、エルサレムを首都とする権限は無い。戦争に勝利した者が正しい訳では無い。現イスラエルはパレスチナの地を、創造主の御意志・御計画とは全く関係無く、自分たち人間の都合・欲望で、恣意的に侵略して奪ったに過ぎない。


 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、非常に賢明・聡明なお方である。また、プーチン氏はイエス・キリストを信仰するロシア正教の信者でもあられ、その信仰心を礎とする愛国心、道徳・倫理観、判断力、洞察力、先見性に優れておられる。また柔道を行われて来た事から、その柔道における礼儀や義、勇、誠、克己といった、日本の古来の武士の精神をお持ちになられ、日本の文化や伝統への理解もお持ちである。そして、ロシア正教のクリスチャンであるという事は、アンチ・バビロニア・タルムード・ユダヤであられるはずである。実際、ソビエト連邦、その崩壊後のエリツィン政権の頃に国内に蔓延っていたそのユダヤを、政界、メディア、金融、エネルギー、その他あらゆる産業を牛耳っていたユダヤの新興財閥オリガルヒを、制圧し一掃された。そしてそのイエス・キリストを憎み嫌っていたユダヤが共産主義のソ連時代から破壊し排除していたロシア正教を復権させ、教会を修復し、国民の道徳心や公共の秩序の柱としてそのロシア正教を再興された他、かつてのロシアの文化や伝統を回復された。
 そのプーチン大統領を、アメリカのトランプ大統領、あなたは、尊敬していると、就任直後のテレビ番組内で答えられておられた。それは、トランプ氏、あなたの本心であろう。ユダヤに支配されているアメリカのテレビ局のインタビューは、恰もロシアやプーチン氏が悪者であるかの様なイメージを作り宣伝しながらのインタビューであったが、トランプ氏、あなたは、そのプーチン氏を擁護しながらそのインタビュアーに対して反論する形で、且つ、そのインタビューの質問内容がそのままアメリカ自身に当てはまる事を指摘し、併せてアメリカの行って来た事を批判された。その「就任直後」の回答を見ても、トランプ氏、あなたは正しい様に思えた。
 しかし就任してから2か月半程が経過した4月に、トランプ氏、あなたはシリア攻撃をしてしまった。トランプ氏、あなたの本心を察して推察するならば、おそらく周囲のスタッフの罠に嵌められたのではないかと思っている。事実、就任前は、シリア介入からの撤退方針を示されておられた。また、最側近であったスティーブン・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問(当時)が、その攻撃に反対しておられた事からも、察しが付く。あなたの娘婿のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問がユダヤ人であり、また娘のイヴァンカ・トランプ大統領補佐官はクシュナー氏と結婚した事を機にユダヤ教に改宗しておられる。政権内にはユダヤ系、ネオコン、金融、エネルギー、軍産関係等が存在しており、政権内での分裂は、容易に推測出来る。その他空席人事においては、前オバマ政権時の居残りスタッフ・官僚達がおられる。その様な状況から、本心の通りには、思う様にはいかない事も予測出来た。
 また、トランプ大統領、あなたは、ビジネス界やメディア界では有名人で華々しい活躍をされて来られたが、政治の世界では所詮、素人である。よって、周囲のその道のプロの者達に、あなたの弱点が利用されていく恐れが有る。既に、シリア攻撃と、この度の正式なエルサレム首都承認と大使館移転決定は、利用された結果である様に思う。
 その点、プーチン大統領は、冒頭で述べた様に賢明・聡明、高い道徳観であられるだけではなく、脇を固めて隙きが殆ど無い。KGB(ソ連国家保安委員会)出身であられる為に、インテリジェンス(知性、知能、理解力、情報、諜報)に長けて強く、特に外交や安全保障では、その才能や威力を発揮しておられる。そのプーチン氏を尊敬しておられるトランプ氏、あなたは、その辺り勿論、解っておられるものと存じ上げる。
 12月6日のアメリカによるエルサレム首都決定に対する撤回要求決議案の採決に際し、ロシアは18日の緊急国連安全保障理事会では賛成し、また21日の緊急国連総会においても賛成された。そしてパレスチナ自治政府のアッバス議長は、「もはやアメリカを中東和平の仲介者としては認めない」(13日)、「米国が再び和平協議のパートナーや仲介者になることを認めるような人はどうかしている」(18日)等と述べられ、代わりにロシアと支那(中国)に、その仲介役を期待してそれぞれに代表団を送り、その大きな役割を果たして頂ける様にとの要請が行なわれた。アッバス議長からプーチン大統領宛の手紙が手渡された事を受けてロシア側は、「当事者の代わりに問題を解決することはできない」が、しかし「解決のサポートはできる」と述べ、飽くまでも一定の距離を取りながらの援助に留め、決してエルサレムには深入りしない事を伺わせる、慎重な姿勢を表明された。
 また今回のエルサレム騒動のきっかけとなったアメリカによる決定と同じ日、シリア内戦におけるIS(Daesh)掃討が完了し、シリアが「完全解放」されたという声明が、ロシア国防省から翌日7日に発表された。そしてプーチン大統領は4日後の11日午前、予告なしに突如、シリア北西部の地中海沿いでラタキア市南東にあるロシア軍のフメイミム空軍基地を訪問し、駐留するロシア軍の大部分の撤退を命令された。最も、ロシアにとっても安全保障上必要となる、フメイミム空軍基地と地中海に面するタルトゥース海軍基地の両ロシア軍の基地が存在する為という事も有り、また今後、アメリカやイギリス、フランスをはじめとした、欧米に支援されるIS(Daesh)に代わる新たなテロ組織が送り込まれる可能性が高い事を踏まえてのものであり、依然警戒が緩められる事は無い。
 更に同日(11日)の午後に、プーチン大統領は長らくアメリカとの友好関係を続けているエジプトを訪問し、武器売却等の軍事部門の支援や、原子力発電所建設を支援する事に関する協議を行った。その後、プーチン氏はトルコに訪問し、憲法改正等で軍よりも政治優位にしてロシア寄りに変わったエルドアン大統領率いるトルコと、同様に関係強化を図った。またそれより前、昨年10月には、アメリカ軍の駐留基地を抱えて親米関係を続けて来たサウジアラビアの国王がロシアを初めて公式訪問し、エネルギーや経済、その他での関係改善について協議されている。そのイスラム教のスンニ派サウジアラビアと敵対関係に在るシーア派のイランとは、シリア内戦でもシリア政府を共に協力して支援する等と、良好な関係を続けておられる。この度の首都決定により、アメリカが中東諸国と関係悪化の傾向が強まる中で、ロシアはその機会を突くかの様にして、エルサレムを取り囲む諸国との関係強化を取られている。しかし周囲の足場は固めつつも、その中心のエルサレムには踏み込もうとはされない。賢明・聡明で道徳心の高いプーチン大統領は、脇を固め、知っており、理解しており、その高い先見性と慎重さ、判断力を持って、エルサレムからは一定の距離を保ち、決して踏み込んだり深入りせず、泥沼に嵌まり込む罠にはかからないのである。
 因みに、プーチン氏が一度目の大統領の任期満了後に首相を務められていた間、2011年1月18日、パレスチナ自治政府ヨルダン川西岸地区におけるアッバス議長との会談において、当時大統領であったドミトリー・メドヴェージェフ現首相が、東エルサレムを首都とするパレスチナ国家の独立について支持すると共に、パレスチナの権利を尊重する事を表明されている。この時のメドベージェフ氏によるパレスチナ訪問も、ロシア大統領としては2005年のプーチン大統領(当時)以来6年ぶりであった。
 アメリカは、IS(Daesh)等の反政府テロ組織を使って6年かけて撹乱して来たが、結局はシリアの征服を失敗し、次なる作戦としてエルサレム発の戦争を起こそうと、ロシア軍によるシリア完全解放宣言と同一の日に、その様な決定を下して世界にアピールした。トランプ氏、あなたにとれば、シリア介入に続いてエルサレム騒動で中東諸国との関係悪化という悪循環、泥沼に入る事となってしまった。それらの事も、周囲の計画通りである。

 以下は、その数多くの声明からの一部である。

 ロシア
  「(中東情勢を)さらに深刻にする恐れがある。」(12/7、外務省)

  「中東問題を困難にしかねない。」(12/8(日本時間12/9)、ネベンジャ国連大使)

  「トランプ大統領の発言は過去の中東和平に関する全ての合意内容を踏みにじるものだ。」(12/8?、セルゲイ・ラブロフ外相)

  「(トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことが、)中東の既に複雑な状況を不安定化させている(と、トルコ・エルドアン大統領と一致)。」(12/11、プーチン大統領)

  「(ロシアがアメリカに代わって和平交渉を仲介するようとの要請に対し、)当事者の代わりに問題を解決することはできない。」(20日、ロシアの大統領報道官)
  「(同じく続けて、)解決のサポートはできる(と述べつつも慎重な姿勢)。」(同)

  「(旧ソ連時代にパレスチナ独立を承認した)立場は変わっていない。」(※ 2011年1月18日、メドベージェフ大統領(当時、現首相))
  「(東エルサレムを首都とする)国家樹立というパレスチナの権利を支持する。」(同)
  「(イスラエルについて、占領地への)入植活動を凍結すべきだ。」(同)

 パレスチナ(関係分のみ、他は(15)、(16)、(17)に掲載)
  「われわれは今ロシアにいる。代表団の一部は北京に行き、国連(UN)の旗の下での和平交渉に対して国際的な支援を求めることの重要性について、同様のメッセージを届ける」(12/19、パレスチナ代表団の一員、サレハ・ラファート氏)
  「アメリカが持つ和平交渉における独占的な権利を失うことを望んでいる。ロシアが重要な役割を果たしてほしい」(同、アッバス議長の外交顧問 … ロシアがアメリカに代わって和平交渉を仲介するよう要請するプーチン大統領宛ての手紙を渡した。)

 (声明ここまで)

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of St.John the Divine 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 Revelation 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 Revelation 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 新約聖書・マタイの福音書23章13・14節
   しかし、忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、人々から天の御国をさえぎっているのです。自分もはいらず、はいろうとしている人々をもはいらせないのです。
  〔忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、やもめたちの家を食いつぶしていながら、見えのために長い祈りをするからです。ですから、あなたがたは、人一倍ひどい罰を受けます。〕

 マタイの福音書23章25~28節
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、杯や皿の外側はきよめるが、その中は強奪と放縦でいっぱいです。
  目の見えぬパリサイ人たち。まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいなように、
  あなたがたも、外側は人に正しいと見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです。

 マタイの福音書23章33~39節
  おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう
  だから、わたしが預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。
  それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
  まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。
   ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
  見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。
  あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません。」

 The New Testament・The Gospel According to St. Matthew 23:13・14
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you devour widows’ houses, and as a pretense you make long prayers. Therefore you will receive greater condemnation.
  “But woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! Because you shut up the Kingdom of Heaven against men; for you don’t enter in yourselves, neither do you allow those who are entering in to enter.

 Matthew 23:25~28
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you clean the outside of the cup and of the platter, but within they are full of extortion and unrighteousness.
  You blind Pharisee, first clean the inside of the cup and of the platter, that its outside may become clean also.
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you are like whitened tombs, which outwardly appear beautiful, but inwardly are full of dead men’s bones, and of all uncleanness.
  Even so you also outwardly appear righteous to men, but inwardly you are full of hypocrisy and iniquity.

 Matthew 23:33~39
  You serpents, you offspring of vipers, how will you escape the judgment of Gehenna?
  Therefore behold, I send to you prophets, wise men, and scribes. Some of them you will kill and crucify; and some of them you will scourge in your synagogues, and persecute from city to city;
  that on you may come all the righteous blood shed on the earth, from the blood of righteous Abel to the blood of Zachariah son of Barachiah, whom you killed between the sanctuary and the altar.
  Most certainly I tell you, all these things will come upon this generation.
   “Jerusalem, Jerusalem, who kills the prophets, and stones those who are sent to her! How often I would have gathered your children together, even as a hen gathers her chicks under her wings, and you would not!
  Behold, your house is left to you desolate.
  For I tell you, you will not see me from now on, until you say, ‘Blessed is he who comes in the name of the Lord!’ ”


 マタイの福音書27章18節~26節
  ピラトは、彼らがねたみからイエスを引き渡したことに気づいていたのである。
  また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめに会いましたから。」
  しかし、祭司長、長老たちは、バラバのほうを願うよう、そして、イエスを死刑にするよう、群衆を説きつけた。
  しかし、総督は彼らに答えて言った。「あなたがたは、ふたりのうちどちらを釈放してほしいのか。」彼らは言った。「バラバだ。」
  ピラトは彼らに言った。「では、キリストと言われているイエスを私はどのようにしようか。」彼らはいっせいに言った。「十字架につけろ。」
 だが、ピラトは言った。「あの人がどんな悪い事をしたというのか。」しかし、彼らはますます激しく「十字架につけろ。」と叫び続けた。
 そこでピラトは、自分では手の下しようがなく、かえって暴動になりそうなのを見て、群衆の目の前で水を取り寄せ、手を洗って、言った。「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」
 すると、民衆はみな答えて言った。「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」
 そこで、ピラトは彼らのためにバラバを釈放し、イエスをむち打ってから、十字架につけるために引き渡した。

 Matthew 27:18~26
  For he knew that because of envy they had delivered him up.
  While he was sitting on the judgment seat, his wife sent to him, saying, “Have nothing to do with that righteous man, for I have suffered many things today in a dream because of him.”
  Now the chief priests and the elders persuaded the multitudes to ask for Barabbas, and destroy Jesus.
  But the governor answered them, “Which of the two do you want me to release to you?” They said, “Barabbas!”
  Pilate said to them, “What then shall I do to Jesus, who is called Christ?” They all said to him, “Let him be crucified!”
  But the governor said, “Why? What evil has he done?” But they cried out exceedingly, saying, “Let him be crucified!”
  So when Pilate saw that nothing was being gained, but rather that a disturbance was starting, he took water, and washed his hands before the multitude, saying, “I am innocent of the blood of this righteous person. You see to it.”
  All the people answered, “May his blood be on us, and on our children!”
  Then he released to them Barabbas, but Jesus he flogged and delivered to be crucified.

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  ・2017/12/21付:「国連総会でエルサレムをイスラエルの首都と認めたアメリカの決定撤回の見通し・・・不法占領中のイスラエルに権限は無い、最も大切な事はパレスチナ人に同情・共感する心、自分の糧を得る為に弱者を犠牲にするのか?」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2012~2017」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2018~」
  ・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」

 (以下の記事追加(10本))
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
  ・2014/03/30付:「ロシア・プーチン大統領はイルミナティのNWO(新世界秩序)を破壊する・・・ウクライナ情勢(4)」
  ・2014/06/01付:「露・プーチン大統領はWW1後のヒトラーによる独国民救出との類似性とエゼキエル書の預言の事を把握しているものと思う・・・ウクライナ情勢(12)」
  ・2015/02/11付:「ロシア国防に不可欠なクリミア半島編入を批判する傍ら欧米は露侵攻に向けウクライナを支配下に置く…ウクライナ情勢(19)」
  ・2015/03/29付:「プーチン大統領が核兵器の準備をする事は当然である・・・イルミナティNATOの東方拡大・ロシア侵攻の懸念」
  ・2015/11/22付:「ロシア機墜落事故も米・英・イスラエルによる偽旗作戦か・・・ロシアをWW3へ誘引するイルミナティ」 
  ・2016/07/23付:「リオ五輪ドーピング問題の連帯責任適用は間違いである・・・政治介入はロシアへの陰謀、最終戦争を企てるユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンはプーチン大統領がキレるのを待つ」
  ・2017/05/04付:「聖書を道徳規範とするロシアとイスラムの賢明さ・・・ディズニー映画『美女と野獣』の上映禁止・R指定、新興宗教『エホバの証人(ものみの塔)』の活動禁止」
  ・本ブログ・ブックマーク:「ウクライナ情勢 2014」  ・・・本ページ右サイド
  ・本ブログ・カテゴリー:「ロシア」  ・・・本ページ右サイド

 引用文献
   本ブログ2017/12/23付記事、「トランプ政権のエルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する、世界中の反対・抗議声明と撤回要求声明の数々(2)」に、まとめて掲載。(2017/12/04~2017/12/20の声明分

 引用文献(追加分)
 ・2017/12/21付・日テレNEWS24:「パレスチナ 露に和平交渉の仲介要請」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 参考文献
  ・2011/01/19付・日本経済新聞:「パレスチナ国家樹立支持を表明 ロシア大統領」
  ・2017/12/07付・SPUTNIK日本:「露軍参謀本部 シリアは『ダーイシュ』から完全に解放された」
  ・2017/12/08付・時事通信:「シリアの対IS勝利宣言=『完全解放』-ロシア」
  ・2017/12/08付・AFP BB NEWS:「ISからシリアを「完全解放」 ロシアが宣言」
  ・2017/12/11付・NHK NEWS WEB:「プーチン大統領 シリア駐留ロシア軍の撤退命令」
  ・2017/12/11付・読売新聞:「プーチン氏、シリア電撃訪問…露軍撤退を指示」
  ・2017/12/11付・SPUTNIK日本:「プーチン大統領 ロシア軍のシリア撤退開始を命令」
  ・2017/12/11付・日本経済新聞:「ロシアが中東に接近 プーチン大統領、エジプトに軍事協力 米の中東政策の揺らぎつく」

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

 

 

 

 

 



YouTube: The Jews Who Murdered Tsar Nicholas II →YouTube
  十字を画くプーチン大統領 … 父と子と聖霊との御名によりてアーメン (父と子(イエス・キリスト)と聖霊:三位一体の創造主である神)

 


プーチンと柔道の心
「プーチンと柔道の心」


 MIKHAIL VOSKRESENSKIY / REUTERS 
  (2017/12/07付:「The Huffington Post Japan」経由)
 大統領選の勝利宣言で、涙をぬぐうプーチン氏=2012年3月

 
  関連動画
 



YouTube: Russia: 'Jerusalem is the capital of Palestine'
      - Protesters decry US govt's Israeli policy

YouTube: Putin, Erdogan warn US move risks
      escalating tensions

 



YouTube: Putin orders withdrawal of Russian troops from
      Syria during surprise visit to Khmeimim Airbase

YouTube: 'Thank you, Russia, Thank you, Putin' - BBC News

 



YouTube: Medvedev: Russia backs independent Palestine
      with East Jerusalem capital

YouTube: Putin Visits Recently Restored And Magnicifent
      “New Jerusalem” Monastery

 



YouTube: Russia: Putin and Patriarch Kirill lay flowers
      at Red Square on Unity Day

YouTube: 80% of the first Soviet government members were
      Jews -Putin during a visit to Moscow’s Jewish Museum

 



YouTube: The Jews Who Murdered Tsar Nicholas II

YouTube: The Jews Who Murdered Tsar Nicholas II

 
YouTube: Difference Between Trump & Putin in Jerusalem
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パレスチナ人クリスチャンはイエス在世時に共に過ごしキリストと認め信仰したユダヤ人の末裔である:イエスを憎む白人至上主義の偽イスラエルは合法的に差別・脅し・嫌がらせをして移住させキリスト教を排除する

2018-01-03 07:40:32 | パレスチナ 2018
 

 

 

 

 出典(経由):「World Literature Today」https://www.worldliteraturetoday.org/
 


 パレスチナ人クリスチャン達は、ほぼ間違い無く、本当のユダヤ人達である。今から約2千年前、イエス・キリストの在世時に、イエス様を救世主として認めて信仰した当時のユダヤ人達の、それらの末裔達である。ローマ帝国の支配下にあった神殿とエルサレム、ユダヤ属州がローマ帝国に崩壊させられた後も、その地に居残り続けたユダヤ人達の末裔であり、当時のユダヤ人達の中でも下層の農民達等の子孫である。それらの方々は、祭司や長老、律法学者、パリサイ人等の指導層・上層部の様なバビロニア・タルムードにも影響されず、そして染まらず、イエス・キリストへの信仰を守り通した人達の子孫達である。アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統に繋がり、ヤコブの別名イスラエルである、本当のイスラエルの人達である。パレスチナ人クリスチャン達こそは、本当のイスラエルの人達なのである。
イスラエルに不法占領されているパレスチナ自治政府のヨルダン川西岸地区とガザ地区、それとイスラエル国内で、各々、その本当のイスラエル人であり本当のユダヤ人であるパレスチナ人クリスチャンが減少しているという。
 現イスラエルが、イギリスをはじめとした欧米諸国の支援と共に、「ホロコースト」の歴史捏造によって世界中の同情を集めて支持を得て、それら白人達が自分勝手に独立宣言した1948年5月14日は、それ以前から、バルフォア宣言以降の白人達の侵略もあって、70~80万人のパレスチナ難民が発生した事から、パレスチナ人達にとっては「ナクバの日」(大災厄の日)と呼ばれ、今年はそれから70年の年に当たる。
 その1948年の時点では、パレスチナ人全体で18%のクリスチャンが存在した。しかしその後減少し、現在ではヨルダン川西岸地区で2%、ガザ地区では1%未満のみとなっている(但し、日本の外務省の基礎データによると、その両方(パレスチナ自治政府全体)で7%となっている。尚、前者のソースはIMEU)。現在、ガザ地区には3つの教会のみが残る。
 また、イエス・キリストの生誕地ベツレヘムでは、1947年の時点で85%であったのが、2015年では20%未満となっている。また、聖地エルサレムにおいては、1947年時で19%だったのが、2015年には2%のみとなっている。(ソースはIMEU)。
 パレスチナ自治政府と現イスラエル国とのパレスチナ地域で、全体的にパレスチナ人のクリスチャンが減少している原因を、或るイスラエルのメディアが、祖国を離れたパレスチナ・クリスチャンやパレスチナに残る同クリスチャン達に取材している。イスラエル人によるインタビューに加え、イスラエル国内での酷い言論弾圧の状態から正直に、正面(まとも)に、ものを言えない事もあり、また名前や顔を出して発言する事が如何に危険な状態であるかが前提になっているものである。その様な中でイスラエルのインタビュアーは、「ハマス(イスラム抵抗運動)が原因では無いのか?」とか、「アラブ人が差別している事が原因か?」等と、その様な回答を期待し唆して促す様な質問をしている。そこでは、ユダヤ人、イスラエル人、占領、侵略、等という言葉が出て来ない。そして、祖国を離れたパレスチナ・クリスチャンは、イラク戦争等が原因で、決してハマスが原因では無いと言う。
 原因ははっきりしている。イスラエルの侵略と不法占領が原因であり、そしてそれらから派生する、入植者らからの嫌がらせをはじめとする様々な問題である。イスラエルはキリスト教徒の排除に繋がる、土地所有権や住宅、雇用等に関する50程の法律を制定し、それによって占領地における差別や住宅破壊を合法化し、より一層少数化させ、移住に追い込んでいる。昨年9月には、東エルサレムのギリシャ正教会の土地が、イスラエルに売却された。
 パレスチナ人のクリスチャン達は、仕事や雇用に対して不安を感じておらず、それらはどうにかなると思っており、それらの不足が原因となっていない。確かに、イスラエルによる封鎖や移動制限、雇用機会の不均衡、インフラの制限等と、経済、生活共に抑えられ、失業率も高い。敬虔なクリスチャン程、自分の欲望を余り持たないので、必要以上の安定や富を望んでおられない。故に、無欲恬淡なクリスチャン達が、些細な事で祖国を去ろうとするまで考え込む様な事は無い。
 また中東地域では、白人至上主義の欧米が背後から支援して来たIS(DAESH)等のテロ組織による戦争もあり、シリアやイラク等のクリスチャン達は、それらが移住の原因となっている。確かにパレスチナ地域でも、2014年のイスラエルによるガザ侵略攻撃をはじめとした戦争も、原因となっているものと思われる。
 俗にイスラム過激派と言うが、それらの組織は大概、アメリカのCIAや、イギリスのMI6、イスラエルのMossad等が訓練して立ち上げ、支援している。若いアラブ人等で、無職で貧しい者達を雇用し、その不満のはけ口となる様に利用している。よって、敬虔なイスラム教徒では全く無く、また、そのイスラム教のイメージダウンも兼ねているのである。つまり、白人至上主義の欧米によって行われている、イスラム教徒に成りすました偽旗作戦(False Flag)である。
 パレスチナ人のクリスチャン達は、ムスリムのアラブ人達とはとても仲が良く、お互いを理解し合い援助し合う兄弟の関係にある。パレスチナ自治政府をはじめとして、中東地域で少数派となっているクリスチャン達は、アラブ人達から差別を受けていない。パレスチナ人・クリスチャンが差別を受けているのは、飽くまでもイスラエル政府や軍の兵士、警察、民間の警備員、シオニスト、入植者達、右翼、ユダヤ人達である。そしてそれらからの、差別、ヘイトスピーチ(憎悪発言)、嫌がらせ、暴力、脅し、セクシャル・ハラスメント、イエス・キリストの冒涜等を日常的に受け続け、監視されてプライバシーの侵害も受ける等と、人間として生まれながらに当然として持っているはずの基本的人権が侵され、人間としての尊厳が踏みにじられている。パレスチナ人が入植者らに悪い事をされていても、軍や警察はお咎め無しなのである。
 そして、そのイスラエル人、ユダヤ人達は、恰もクリスチャン達とムスリム達が宗教対立しているかの様に、世界中のユダヤの支配するメディアも使って宣伝し、偽旗作戦のテロ等で混乱させ、煽り、挑発して、本当に対立させようと企んでいるのである。そしてその対立によって、第三者であるユダヤ人が「漁夫の利」を得ようとしているのである。
 パレスチナ自治政府のヨルダン川西岸地区に在る、ベツレヘムとエルサレムの間には分離壁が設けられ、検問所が設置されている。承認された者しか通過出来ない為に、事実上、その両聖地の行き来を、イスラエルによって禁止されているのである。これは何を意味しているのか?。結局、聖地ベツレヘムと聖地エルサレムの分断によって、キリスト教を禁止しようとしているのである。また、アパルトヘイト(人種隔離政策)の象徴ともなっている分離壁全体で、32の検問所が設置されている。
 現イスラエルは、イエス・キリストの事が嫌いで、且つ憎んでいるのである。だから勿論、キリスト教の事も嫌いである。そして、イエス様の事を「ナチ」と呼ぶ。故に、イスラエル国内だけでは無く、不法占領しているパレスチナ自治政府においても、クリスチャンを差別し、排除して、移住させようとして来たのである。そしてキリスト教会をも、占領しているパレスチナ自治政府やイスラエルから排除して、ユダヤ化しようとしているのである。
 イエス・キリストが在世時、バビロニア・タルムードを信奉していた当時のユダヤの指導者達を強烈に糾弾した。そしてその後、イエス様の預言通りにエルサレムの神殿が崩壊し、残るユダ二支族も世界中に散らばった。また十字架の磔刑に送ったユダヤ人達の子孫達は、「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい」(マタイの福音書27章25節)と先祖達が言った様に、イエス様の血の責任を負わされ続けて、苦難を強いられて来た。それらの事を、本当のユダヤ人たち、血統的なユダヤ人達は、恨み続けているのである。また、宗教的ユダヤ人である偽ユダヤ人達も、タルムードを信奉しているので同じである。「ユダヤ教」は、その名の通り、自分を神様として、自分の欲望を神様として拝んでいるのである。タルムードは、正に、その様な内容となっている。そしてキリスト教界の破壊を企み、今から500年程前からは、「マラノ」という表面的カトリック改宗者をエージェントとしてバチカンに送り込んで来た。カトリックは、小児性愛等と今や崩壊して来ているのである。
 現イスラエルは、白人至上主義国(White Supremacism)である。現イスラエルやアメリカをはじめとして存在している偽ユダヤ人達(Fake Jews)は、ドイツ・ウクライナ・ロシア系の白人達(アシュケナジー、カザール人)である。イスラエル建国だけでは無く、現在までのシリアをはじめとして中東地域を撹乱して来たのも、欧米の白人至上主義である。かつての南アフリカ、大東亜戦争以前までのアジアやアフリカ諸国の植民地化も、全て白人至上主義である。そして、その白人至上主義者達が、都合よく聖書の一部分やキリスト教を利用して来たのである。それによって聖書の教えは捻じ曲げられ、とてもキリスト教国らしいとは思えない事を繰り返してきたのである。イエス・キリストが当時のユダヤの指導者を糾弾した事と同じく、欧米諸国も「偽善者」である。キリスト教は、イエス様がユダヤ人の家系からお生まれになられた様に、元々は、アジアの宗教である。イエス・キリストは、白人至上主義者によって差別されて来た、有色人種なのである。

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of St.John the Divine 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 Revelation 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 Revelation 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.

 新約聖書・ヘブル人への手紙10章26~39節
   もし私たちが、真理の知識を受けて後、ことさらに罪を犯し続けるならば、罪のためのいけにえは、もはや残されていません。
  ただ、さばきと、逆らう人たちを焼き尽くす激しい火とを、恐れながら待つよりほかはないのです。
  だれでもモーセの律法を無視する者は、二、三の証人のことばに基づいて、あわれみを受けることなく死刑に処せられます。
  まして、神の御子を踏みつけ、自分を聖なる者とした契約の血を汚れたものとみなし、恵みの御霊を侮る者は、どんなに重い処罰に値するか、考えてみなさい。
  私たちは、「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする。」、また、「主がその民をさばかれる。」と言われる方を知っています。
  生ける神の手の中に陥ることは恐ろしいことです。
   あなたがたは、光に照らされて後、苦難に会いながら激しい戦いに耐えた初めのころを、思い起こしなさい。
  人々の目の前で、そしりと苦しみとを受けた者もあれば、このようなめに会った人々の仲間になった者もありました。
  あなたがたは、捕えられている人々を思いやり、また、もっとすぐれた、いつまでも残る財産を持っていることを知っていたので、自分の財産が奪われても、喜んで忍びました。
  ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。
  あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。
    「もうしばらくすれば、
    来るべき方が来られる。おそくなることはない。
    わたしの義人は信仰によって生きる。
    もし、恐れ退くなら、
    わたしのこころは彼を喜ばない。」
  私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。

 The New Testament・The Epistle to the Hebrews 10:26~39
   For if we sin willfully after we have received the knowledge of the truth, there remains no more a sacrifice for sins,
  but a certain fearful expectation of judgment, and a fierceness of fire which will devour the adversaries.
  A man who disregards Moses’ law dies without compassion on the word of two or three witnesses.
  How much worse punishment do you think he will be judged worthy of who has trodden under foot the Son of God, and has counted the blood of the covenant with which he was sanctified an unholy thing, and has insulted the Spirit of grace?
  For we know him who said, “Vengeance belongs to me;” says the Lord, “I will repay.” Again, “The Lord will judge his people.”
  It is a fearful thing to fall into the hands of the living God.
   But remember the former days, in which, after you were enlightened, you endured a great struggle with sufferings;
  partly, being exposed to both reproaches and oppressions; and partly, becoming partakers with those who were treated so.
  For you both had compassion on me in my chains, and joyfully accepted the plundering of your possessions, knowing that you have for yourselves a better possession and an enduring one in the heavens.
  Therefore don’t throw away your boldness, which has a great reward.
  For you need endurance so that, having done the will of God, you may receive the promise.
   “In a very little while,
   he who comes will come, and will not wait.
   But the righteous will live by faith.
   If he shrinks back,
   my soul has no pleasure in him.”
  But we are not of those who shrink back to destruction, but of those who have faith to the saving of the soul.

 新約聖書・ローマ人への手紙2章3~11節
  そのようなことをしている人々をさばきながら、自分で同じことをしている人よ。あなたは、自分は神のさばきを免れるのだとでも思っているのですか。
  それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか。
  ところが、あなたは、かたくなさと悔い改めのない心のゆえに、御怒りの日、すなわち、神の正しいさばきの現われる日の御怒りを自分のために積み上げているのです。
  神は、ひとりひとりに、その人の行ないに従って報いをお与えになります。
  忍耐をもって善を行ない、栄光と誉れと不滅のものとを求める者には、永遠のいのちを与え、
  党派心を持ち、真理に従わないで不義に従う者には、怒りと憤りを下されるのです。
  患難と苦悩とは、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、悪を行なうすべての者の上に下り、
  栄光と誉れと平和は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、善を行なうすべての者の上にあります。
  神にはえこひいきなどはないからです。

 The New Testament・The Epistle to the Romans2:3~11
  Do you think this, O man who judges those who practice such things, and do the same, that you will escape the judgment of God?
  Or do you despise the riches of his goodness, forbearance, and patience, not knowing that the goodness of God leads you to repentance?
  But according to your hardness and unrepentant heart you are treasuring up for yourself wrath in the day of wrath, revelation, and of the righteous judgment of God;
  who “will pay back to everyone according to their works:”
  to those who by perseverance in well-doing seek for glory, honor, and incorruptibility, eternal life;
  but to those who are self-seeking, and don’t obey the truth, but obey unrighteousness, will be wrath, indignation,
  oppression, and anguish on every soul of man who does evil, to the Jew first, and also to the Greek.
  But glory, honor, and peace go to every man who does good, to the Jew first, and also to the Greek.
  For there is no partiality with God.

 新約聖書・ペテロの手紙 第一1章3~9節
   私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。
  また、朽ちることも汚れることも、消えて行くこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これはあなたがたのために、天にたくわえられているのです。
  あなたがたは、信仰により、神の御力によって守られており、終わりのときに現わされるように用意されている救いをいただくのです。
  そういうわけで、あなたがたは大いに喜んでいます。いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、
  信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉に至るものであることがわかります。
  あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。
  これは、信仰の結果である、たましいの救いを得ているからです。

 The New Testament・The First Epistle of Peter1:3~9
   Blessed be the God and Father of our Lord Jesus Christ, who according to his great mercy caused us to be born again to a living hope through the resurrection of Jesus Christ from the dead,
  to an incorruptible and undefiled inheritance that doesn’t fade away, reserved in Heaven for you,
  who by the power of God are guarded through faith for a salvation ready to be revealed in the last time.
  Wherein you greatly rejoice, though now for a little while, if need be, you have been grieved in various trials,
  that the proof of your faith, which is more precious than gold that perishes even though it is tested by fire, may be found to result in praise, glory, and honor at the revelation of Jesus Christ—
  whom, not having known, you love. In him, though now you don’t see him, yet believing, you rejoice greatly with joy that is unspeakable and full of glory,
  receiving the result of your faith, the salvation of your souls.

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  ・2016/10/16付:「終末期、偽ユダヤ人達への天罰・・・そもそも根本的にイスラエル支配階級のカザール人はシオニズムとは無関係、パレスチナ人の中にこそ契約の民・本当のユダヤ人が」
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  ・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」 …本ブログ・右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 

 

 


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YouTube: The Sun Will Rise - The Plight of Palestinian Christians

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        インタビューの為に注意!
         …言論弾圧下で正面(まとも)にものが言えない。
    Please pay attention for interview to Palestinian Christian
     by Israeli media !
     … They can not speak straight for pressure , block
       and penalty.

YouTube: China: Xi Jinping pledges Beijing's support for
      Palestinian independence


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「ユダヤ人と彼らの嘘
 ・仮面を剥がされた
タルムード」

(マルチン・ルター氏、
I.B. プラナイティス氏)

ユダヤの『タルムード』 : 世界攪亂の律法
「ユダヤの『タルムード』
  : 世界攪亂の律法」

(デ・グラッベ氏 )
ユダヤが解ると世界が見えてくる―1990年「終年経済戦争」へのシナリオ
「ユダヤが解ると
 世界が見えてくる
 ―1990年
 『終年経済戦争』
   へのシナリオ」

(宇野正美氏)


ユダヤの告白
―日本経済を裏面から見る

(ポール・ゴールドスタイン氏
ジェフリー・スタインバーグ氏)


 



「ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか」
「ユダヤ人の起源
  ―歴史はどのように
   創作されたのか」

(シュロモー・ザンド氏)
「ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎」
「ユダヤ人とは誰か
 ―第十三支族
 ・カザール王国の謎」

(アーサー・ケストラー氏)
「聖書アラビア起源説」
「聖書アラビア起源説」
(カマール・サリービー氏)


 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

 

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