狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「反米」である私は弱者を犠牲にしたエゴイズムの安全保障・国益はいらない・・・無罪のシリア政権とシリア軍、シリア国民、パレスチナ人への「相互協力・独立尊重」が日本に必要である

2017-04-11 12:11:54 | 日本政治・総合 2012~2017
 (2017/04/12付:追記)

 先日(2017年)4月6日(米東部時間、シリア・日本時間:4月7日)に行われたアメリカによるシリア攻撃が、北朝鮮や支那(中国)への警告の意味も含めて行われたと、米国の首脳が攻撃の正当化の一環として発表し伝えている。それによって抑止力に繋げ、東アジアにおける安全保障を高めるとしている。
 日本の保守派、特にその中でも「親米」的な政治家や評論家の方々は、今回のトランプ大統領と米国・米軍の取ったシリア攻撃を歓迎している者が少なくないのではないかと思われる。
 私は「保守」的ではあるが、「反米」である。今回のトランプ大統領と米国・米軍の取った「シリア攻撃は、完全な間違い」であったと断定している。
 「根本」を見れば、シリア政府が化学兵器を使ってはいないし、それを持ってもいない。シリアでの現地調査と検証をすれば明らかになる事である。化学兵器は反政府勢力が使用しており、米国が化学兵器を反政府勢力に支援の一環として提供して来た。故に、4月4日(シリア・日本時間、米東部時間:4月3日)に起きたとされる化学兵器爆発は、反政府勢力による「偽旗工作」である。よって、シリア攻撃の名目を得る為の、米国による「自作自演」である。
 「反米」である私は、その無実のシリア政府とシリア国民を犠牲にしてまでして、日本と東アジアの安全保障を高めてもらう必要は無いと考える。シリアやパレスチナを犠牲にして、日本の国の国益を高める事は、完全な間違いである。弱者を踏台にして国防を高めるなどとは、単なるエゴイズム・利己主義であり、道徳に敵わない事である。
 「反米」である私は、基本的に日米安保は間違っていると考え、急進的にでは無く漸進的に解消すべきだと考える。現実的には、今すぐには無理である。日米安保がある限り、日本は「自己矛盾」に陥り続ける事となる。日本の領土に米軍が存在する屈辱を持ち続けなければならない。自分の心の良心・自尊心や頭の理性とから生まれる理念・理論と、実践・実行・外交との矛盾を露呈し続ける事となる。
 学校や会社等の組織・団体において、いじめが行われている。番長、リーダー、上司など、それぞれの枠内において皆、力・権力を持っている者に付き従っている。もし従わなければ、自分がいじめられる側になる事を恐れて、周りと一緒になっていじめている。その枠内の空気・雰囲気に従わなければ、仲間外れにされる事を恐れて、反論・反抗しない
 世界と言う枠内においても、同じ事が言える。飛び抜けた軍事力を持つ米国は、それを脅しとして米国の独善的な世界秩序を作って来た。世界は米国によるファシズムである。その米国に従わなければ、原爆を落とされた日本や、リビアの故・カダフィ大佐、現在までのシリアの様になるのである。その様にして、全体主義、つまり世界共産化グローバリズムが進められてきたのである。そして、米国を操作するのはユダヤ、そしてイルミナティ・フリーメーソンの世界的権力である。
 「反米」である私は、エゴイズムの安全保障はいらない。かつて戦前の大東亜共同宣言「相互協力」と「独立尊重」を各国が理念と実践において持つ事による安全保障こそが必要に考える。よって、無罪のシリア政権とシリア軍、シリア国民を尊重し、協力しなければならない

 本ブログ過去の関連記事
  ・2017/01/31付:「偽善で悪のグローバリズム、しかし米国介入無き環太平洋連携は日本の古来精神を基とする主導で良いかもしれない・・・かつての大東亜共同宣言「相互協力・独立尊重」と、世界の趨勢に乗るのは危険かもしれない事」
  ・2017/04/07付:「トランプ大統領、フェイクニュースに騙されてはならない・・・シリアの化学兵器使用は反政府テロ組織、アルカイダ、それらを支援する極悪偽善アメリカが作ったISIS(DAESH)である」
  ・2017/04/07付:「主流メディアに騙されているトランプ大統領と日本人に送る、「シリア・アサド大統領の正論」・・・結局、歴代アメリカ大統領と同じくユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの操り人形と化すのか」
  ・2017/04/10付:「トランプ大統領、あなたこそ子供・民間人を殺し残酷偽善の悪である:ユダヤネオコンの捏造映像で安易に翻る単純さ。無罪のシリア政権。化学兵器を反政府勢力に渡してきた米国。「米国第一」でなく「神第一」になれ!」
  ・2017/04/10付:「シリア攻撃をしたトランプ大統領とアメリカに対する全世界の批判の数々・・・米国の有権者「失望・落胆・裏切られた」、第三次世界大戦、核戦争、黙示録、世の終末」

(2017/04/12付:追記)
  ・2017/04/11付:「北朝鮮が核を放棄する事は有り得ない・・・アメリカ・トランプ大統領の欠点を握る『ユダヤ・ネオコン』による東アジア発・第三次世界大戦が勃発するのか」
  ・2017/04/11付:「北朝鮮とアメリカとの核戦争、そのとき日本人はどうするのか・・・『白人至上主義』米国は前衛日本の犠牲を厭わない。しかし神である主イエス・キリストはアジア人。日本に神の選民の存在」


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