脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

身近なものが制汗・消臭剤や虫よけ剤に

2015年04月29日 | 化学物質

 週刊大衆2015年5月11日号 4/27売り
身近なもので制汗・消臭剤や虫よけ剤を

 気温が上がってくると、気になるのが汗です。臭いや汗染みがあるとみっともないというイメージがあるからでしょう。薬局では制汗や消臭をうたったしょうひんがたくさん売れています。

しかし、わざわざそんなものを買わなくても、制汗・消臭剤なら自分で簡単に作ることができます。

 必要なものは、スーパーや薬局で売っているミョウバン。これを水1リットルに対して大さじ1~2杯を溶かします。あとはスプレー式の容器に入れて、気になる部分に吹きつけるだけ。ミョウバン水は無臭で、服を汚すこともありません。汗を出す汗腺はエクリル腺とアポクリン腺の2種類。エクリル腺は全身にありますが、アポクリン腺はワキの下や陰部など特定の部位にあり、思春期以降に発達します。このアポクリン腺から出る汗が臭いの主な原因です。

 汗は体温を一定に保つために必要な生理現象で、汗の臭いはフェロモンとして機能します。

 汗をかきやすい人は、食べ物で体臭を改善することができます。豆腐はある程度汗を抑える効果があるといわれます。

 

 山歩きやキャンプに出かけたときの“おじゃま虫”が蚊。刺されると、楽しい気分も台無しです。アウトドアで虫よけ剤のかわりになるのが、夏みかんやグレープフルーツなどの柑橘類です。皮を絞って肌に塗っておけば、蚊の接近防止に効果があります。