脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

湾で廃油原料の食用油が大量流通

2014年09月10日 | 食品

AFP2014年09月08日 14:20 発信地:台北/台湾
台湾で廃油原料の食用油が大量流通、全土900店超で使用
 http://www.afpbb.com/articles/-/3025297

 

【9月8日 AFP】台湾で、廃油を原料として作られた違法な食用油が広く流通していた事実が発覚し、食の安全についての懸念が広まっている。当局は7日、問題の油が台湾全土900件以上の飲食店や菓子店で使用されていたことが分かったと発表した。

 台湾当局は先週、同事件をめぐり、台湾南部・屏東にある密造工場のオーナーで、事件の中心人物とされる郭烈成容疑者(32)ら関係者6人の身柄を拘束した。郭容疑者は他の5人とともに保釈金を支払い一端釈放されていたが、当局は郭容疑者が逃亡、または他の容疑者らと共謀を図る恐れがあると判断し、6日に同容疑者の身柄を再び拘束した。

 台湾衛生福利部食品薬物管理署は7日、食用油製造大手「強冠」が出荷した廃油の再利用油を使用していた飲食店・菓子店・食品工場は、台北市内の397件を含む台湾全土の933件に上ると発表した。

 捜査当局によると、強冠は今年2月から6か月間、使用済みの揚げ油やグリース・トラップ(厨房排水中の油脂を分離する装置)にたまった油脂などの廃油から作った再利用油243トンを郭容疑者から購入し、ラード(豚脂)と混ぜて台湾全土の飲食店などに販売していた。この方法で製造された油は782トンに上る。

 強冠は謝罪したものの、購入した油の原料が廃油だとは知らなかったと主張している。捜査当局は4日に強冠を捜索し、これまでに再利用油49トンを押収。強冠から食用油を購入した飲食店や工場に対し、再利用油を使用した可能性がある製品を回収するよう呼び掛けている。(c)AFP


「クスリの裏側」が疑わしいワケ

2014年09月09日 | 

週刊東洋経済2014年9月13日号(9月8日発売)
「クスリの裏側」が疑わしいワケ
普段何げなく飲んでいるその薬、本当に必要ですかhttp://news.nifty.com/cs/magazine/detail/toyo-20140907-47245/2.htm

堀越 千代 :週刊東洋経済編集部 記者

 高血圧で、数年前から定期的な通院を続けていた西日本に住む60代の女性が、7月からパタリとクリニックに来なくなった。前回の診療で女性はこう医師に告げたという。

「基準値が変わって私の値でも大丈夫になったそうですね。『降圧剤を飲み続けるとがんになる』って本に書いてあったのも気になっていて。もう通院はやめます」。

この女性の言う「基準値」とは、今年(2014年)4月に日本人間ドック学会らが発表した「新たな健診の基本検査の基準範囲」のことだろう。そこに示された数値は、各専門学会がガイドラインで示している上限値より高く、「健康とみなされる基準値が緩和された」などとする報道が相次いだのだ。

そんな中、『高血圧は薬で下げるな』『薬剤師は薬を飲まない』など、薬や医療の不必要性を論じる本が売れ行きを伸ばしている。普段、何げなく飲んでいる薬は本当に必要なのだろうか――。多くの人が疑わしい気持ちを抱き始めている。

 

相次ぐ不祥事で製薬業界への信頼も失墜

このところ、製薬会社による臨床研究の不正や疑惑が次々と噴出している。世界第2位のノバルティス ファーマは、高血圧治療薬「ディオバン」に関する臨床研究に社員を送り込み、自社製品が有利となるようなデータの改ざんを行っていたことで元社員が逮捕された。それに続き、国内最大手の武田薬品も、高血圧治療薬「ブロプレス」で同様の不正を行っていたことが明らかになった。国内の高血圧患者は800万人とも言われており、ブロプレスは1000億円級の市場規模を持つ大型薬。競合ひしめく中で製薬会社も必死だ。

また、こうしたケースでかかわった医師はもれなく奨学寄付金を受け取っていた。その額は億単位に上るものもある。国から研究機関に対して豊富な予算が支給される米国と異なり、日本の先端研究は企業の資金に支えられている。一方、2年前に医師に対するMR(医薬情報担当者)の接待が規制されるまで、平日は食事による接待、休日はゴルフに付き合い、必至で自社製品を売り込むのがMRの日常だった。

医師と製薬会社がこうした持ちつ持たれつの関係にあったのは事実。通院のたびに処方される薬の裏にはこういう事情があったのか。一連の報道を通じて、こうしたうがった見方をする人も多かったはずだ。

日進月歩のサイエンスの恩恵を受けるために

だが、ここ数年で製薬会社を取り巻く環境は激変しつつある。これまでの稼ぎ頭だった生活習慣病薬が特許切れを迎え、売り上げが激減。新薬開発の舞台は、がんや希少疾患などアンメッドメディカルニーズ(未充足の医療ニーズ)が高い病気に移りつつある。

その多くは、タンパク質など生物由来の物質に由来し、ナノテクノロジーを駆使して製造されるバイオ医薬品だ。段階的な化学合成の工程を経て製造される従来の医薬品に対し、高い治療効果がある。しかし、こうした薬の開発は難易度が高い。基礎研究から考えれば、1つの薬が市場に出るまでに10年以上かかり、その成功確率はわずか3万分の1。その費用も数百億円に上るとされる。とはいえ、次の10年を生き永らえるためには、こうした分野での成功を積み重ねていかなければならない。

一方、こうした新薬の登場のおかげでこれまで治療をあきらめざるをえなかった多くの患者が救われていることも事実だ。たとえば、免疫反応を強化して攻撃する新たながん治療薬は、今後幅広いがん種への適応が期待されているし、緑内障治療に使われている薬が薄毛(男性型脱毛症)にも高い有効性を示すとして承認申請に向けた治験中だ。

こうして進化するサイエンスの恩恵を受けるためにも、薬や医療を端から遠ざけるのではなく、正しい知識を持つ賢い患者になることが求められている。


子宮頸がんワクチン接種後の症状は免疫異常による脳障害か

2014年09月07日 | 

世界の真実を探すブログ2014年09月07日 19時14分30秒
子宮頸がんワクチン接種後の症状は免疫異常による脳障害かhttp://ameblo.jp/sekainosyoutai/entry-11920865767.html

国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターと北海道立子ども総合医療・療育センターが共同研究として、子宮頸がんワクチンの副作用患者に脳障害や免疫異常などの障害が見られたと発表しました。これは9月4日に日本神経免疫学会学術集会で発表された研究結果で、子宮頸がんワクチンを予防接種した副作用患者32人の髄液を調べたところ、細菌やウイルスの侵入を防ぐ免疫に異常が発生し、自らの脳に様々な障害を引き起こしている事が判明したとのことです。

子宮頸がんワクチンの副作用では極度に脳の機能が低下するケースが報告されていますが、これを裏付ける研究調査だと言えます。ただし、子宮頸がんワクチンとの因果関係は不明として発表されました。

子宮頸がんワクチンが免疫系等を狂わせることは数年前から言われていましたが、今頃になって判明するとは遅いですね。やはり、ワクチンなんてものは安易に打つべきものでは無いと思います。政府の一部からは子宮頸がんワクチンの本格的な再開を要望している声がありますが、このまま子宮頸がんワクチンは全部破棄するべきです。

 

☆子宮頸がんワクチン、副作用患者は脳障害か 原因は不明http://www.asahi.com/articles/ASG931TRXG93UTIL001.html


新日鉄住金名古屋製鉄所で爆発、15人やけど 

2014年09月04日 | その他

中日新聞2014年9月3日 13時51分
新日鉄住金名古屋製鉄所で爆発、15人やけど 
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014090390131732.html

  3日午後零時50分ごろ、愛知県東海市東海町5の新日鉄住金名古屋製鉄所から、製鉄所内の第1コークス炉で黒煙が上がり、火災が起きたと一一九番があった。愛知県警によると、コークス炉が爆発、炎上したとみられ、15人がやけどを負い、うち3人が重傷。午後1時現在、黒煙は収束している。

 東海市消防本部によると、同日午前11時ごろ、第1コークス炉から黒煙が上がり、いったん収まった後、火災が起きたという。黒煙が起きた際にも、製鉄所から連絡があった。

 東海市防災危機管理課は午後零時40分ごろ、消防からの連絡を受け、新日鉄の工場方面から黒煙が上がっているのを確認。市は市内22カ所に設置されているスピーカーで「臨海部で黒煙が発生。住宅などの窓を閉め、外出を控えてほしい」と市民に呼び掛けた。また、市のホームページやメールマガジンで注意を促した。

 名古屋製鉄所では今年1月と6月、7月に計4回、コークス炉から黒煙が上がる事故が起きている。いずれも停電によって炉にたまった一酸化炭素(CO)を含むガスを電気で処理できなくなり、ガスを自動で燃やして無毒化する緊急措置を取ったためで、大量の黒煙が発生した。

 


市原市の不二サッシ工場、東京湾に違法排水か?

2014年09月03日 | 化学物質

共同通信2014年9月2日(火)18時44分配信
市原市の不二サッシ工場、東京湾に違法排水か?
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014090201002164/1.htm

  千葉海上保安部は2日、水素イオン濃度が法定基準値を上回る汚水を東京湾に排出したとして、水質汚濁防止法違反の疑いで、いずれも市原市にある「不二サッシ」(本社、川崎市)の工場と、子会社「不二ライトメタル」(同、熊本県長洲町)の東日本事業部を家宅捜索した。

 捜査関係者によると、両社の施設は同じ敷地内にあり、水素イオン指数の基準値5~9を大幅に超える強アルカリ性や強酸性を示す汚水を流していた疑いが持たれている。

 市原市が7月、抜き打ちで実施した立ち入り検査では、排水から基準を超える値は検出されなかったといい、市は「担当者に詳しい説明を求めたい」としている。