脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

人工甘味料で代謝異常 腸内細菌のバランス崩す

2014年09月18日 | 食品

神戸新聞2014/9/18 02:02
人工甘味料で代謝異常 腸内細菌のバランス崩す
http://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201409/0007340768.shtml

 【ワシントン共同】菓子や清涼飲料に広く使われているサッカリンなどの人工甘味料には、代謝に関わる腸内細菌のバランスを崩して血糖値が下がりにくい状態にする作用があるとする研究結果を、イスラエルの研究チームが英科学誌ネイチャー電子版に17日発表した。

 虫歯予防やカロリー摂取量を抑えるのに役立つ一方で、糖尿病や肥満といった生活習慣病のリスクが高まる可能性を指摘。別の人工甘味料のスクラロースやアスパルテームにも同じ作用があることをマウスの実験で示した。チームの研究者は「大量に使われている人工甘味料の影響について再評価する必要がある」と警告している。

 


厚労省、解熱鎮痛剤で注意喚起

2014年09月17日 | 

共同通信2014年9月16日(火)20時19分配信
厚労省、解熱鎮痛剤で注意喚起
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014091601001901/1.htm

 デング熱の治療で厚生労働省は16日、市販の解熱剤や鎮痛剤にも含まれるアスピリンやイブプロフェン、ロキソニンなどは、デング熱が重症化した場合に出血傾向を促進する恐れがあるため使用すべきでないと注意喚起した。診療指針を改訂し、医療機関などに周知した。

 デング熱では急な発熱や頭痛のほか、止血作用のある血液の血小板の減少がみられる。これらの薬剤には、血小板の働きを抑える作用があるという。

 デング熱には有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく、水分補給やアセトアミノフェンなどの解熱剤による対症療法が基本とされる。


大田区内で猫の不審死29匹

2014年09月12日 | 化学物質

大田区内で猫29匹の不審死 餌入り容器からは有害物質が検出、毒殺の可能性も
J-CASTニュース2014年9月11日(木)18時8分配信http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-215703/1.htm

 

東京都大田区内で猫の不審死が相次いでいる。2014年4月から8月中旬までに、計29匹の不審死が報告された。

警視庁は毒殺の可能性もあるとみて捜査を進めている。区職員はパトロールを続けているが、住民からは不安の声が広がっている。

 

8月18日以降、不審死の報告はないが...

同区の保健所生活衛生課によると、猫の不審死は4月に3匹、6月に8匹、7月に3匹、8月に15匹が報告されている。大森西6丁目と隣接する蒲田2丁目の民家の軒下などで発見されたという。

いずれも外傷はなく、口から泡を吐いたり、よだれを垂らしたりしていた。発見現場の近くにはキャットフードがあったという情報が寄せられ、8月4日に区立蒲田2丁目児童公園で有害物質が検出された餌入りの容器も見つかった。

この物質は水によく溶ける液体で甘みがある。自動車の不凍液などに使われ、市販されているので入手は簡単だ。環境省の資料によると、体内に入るとめまいや意識混濁、腎障害を起こし、ネコの場合は体重1キロあたり1650ミリグラムが致死量だ。蒲田署は毒殺の可能性もあるとみて、動物愛護保護法違反で捜査をしている。

保健所によると、同区内で猫の不審死が相次いだことは初めて。年間200~300件、野良猫のトラブルをめぐる問い合わせはあるが、直接事件に関連するものはないという。不審死は18日以降の報告はないため、一区切りついたと見ているが、大森西6丁目と蒲田2丁目を中心に区職員がパトロールを続けている。

「猫の不審死が続いてるの学校の近くじゃん」「もっとエスカレートして、殺人へと発展する可能性があるかもしれないのがもっと怖いよね」とツイッターなどで不安の声が広がっている。


オゾン層、初の回復兆候

2014年09月11日 | 化学物質

共同通信2014年9月11日(木)8時41分配信 
オゾン層、初の回復兆候

 【ニューヨーク共同】国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)は10日、1989年に発効したモントリオール議定書でフロンなどオゾン層破壊物質が規制された結果、地球全体のオゾン層が回復している兆候がみられるとの報告書を発表した。科学的に確認されるのは初めてとしている。

 報告書によると、議定書発効後、冷蔵庫やスプレー缶に使われていたフロンなどの排出量が減少。現時点でオゾン層の破壊は進行しておらず、今世紀半ばまでには北極圏や中緯度地域のオゾン層が80年の水準まで回復することが期待されるという。

 オゾン層は有害な紫外線をさえぎり皮膚がんの抑制につながる。

 


環境省、ペットボトルからリユース瓶使用へ

2014年09月10日 | その他

環境省、ペットボトルからリユース瓶使用へ転換

  環境省は、8月27日、省内や委託する会議、イベントでの、使い捨て容器の使用を減らしていく、と発表した。ごみ減量のため、ペットボトルから再利用可能なカップ、びんに切り替えていく。国などの物品調達に適用される「グリーン購入法」では、会議で出す飲み物について、「可能な限り、容器包装の再使用を行うこと」と、リユースに配慮する規定があるか、徹底されていなかった。

 循環型社会基本法や循環型社会基本計画でも、リサイクルよりも減量(リデュース)や再利用(リユース)を優先すると規定されている。リユースのガラスびんを2回以上使うと、ペットボトル使用より酸化炭素排出量が少なくなる。

 奈良県生駒市や長野県飯田市などの自治体ではすでに「脱ペットボトル」を打ち出している。環境省は、政府全体、社会全体に広げることをめざす。

 環境市民団体でも、最初は抵抗があったものの、小型ペットボトルを広く使うようになっている。環境省に後れを取っていてはいけない。