マイナビニュス2013年2月20日(水)11:30
知らない間に“臭い”と言われないために、体臭の原因と対策4つ
汗をかきにくい冬は体臭ケアを怠りがちですが、実はニオイが発生しやすい季節ということをご存じでしょうか。特に男性はホルモンの影響で皮脂の分泌が多く、空気が乾燥している冬は知らぬ間にニオイが強くなっていることもあるようです。体臭の原因と対策について、五味クリニック院長・五味常明(ごみつねあき)先生に教えていただきました。
(前略)
対策:防臭&制汗ケアを行う
対策としては、運動をすることが一番なのですが、できない場合は汗の対処を心がけましょう。汗はかいてから1時間ほど経過するとニオイが発生するので、かいたらすぐにぬれたタオルでふき取るようにしましょう。
防臭&制汗ケアには、濃いめの緑茶にミョウバンを入れたものがおすすめです。ミョウバンは制汗効果が高く、雑菌の繁殖を抑えることができるので、ニオイを予防する効果もあります。
1.5Lの緑茶に対してミョウバン50gを溶かし、スプレー容器に入れてニオイが気になる部分に吹きかけてください。そこにレモン汁(1個分)を入れると、さらに効果が長持ちします。
○原因2:身体を洗いすぎている
身体を洗う時に強くこすったり、洗浄力の強いボディーソープなどを使ったりすると、身体に必要な皮脂が奪われて肌が乾燥してしまいます。このような状態では、肌から水分が蒸発しやすくなり、その水分とともに身体の老廃物などのニオイが放出されるので、体臭の原因になるのです。
また、皮脂の分泌が盛んになって、それが酸化することでもニオイが発生します。
対策:肌が乾燥しないよう、保湿ケアをする
肌がカサカサしていると感じたら、必要な皮脂まで洗い落としている可能性があります。まずは、ボディーソープなど見直して乾燥肌の改善を。低刺激で界面活性剤などの合成物の入っていないものを選ぶといいでしょう。
また、化粧水やボディークリームで肌に潤いを補給することもお忘れなく。夏でもお風呂上がりは皮脂が失われているので、保湿ケアをした方が良いですね。
(後略)