脱ケミカルデイズ

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ニューヨークで発泡スチロール製容器禁止

2013年02月17日 | 化学物質

朝日新聞2013年2月15日 
NY、発泡スチロール製容器追放 環境破壌・処理費用を問題視

ニューヨークのブルームバーグ市長は14日、市内の飲食店での発泡スチロール製容器の使用を禁止する方針を表明した。市長は、リサイクルが難しく、ゴミ処理の費用も高くなるからだとしている。

市長にとって、今年は3期目の最後の年で、任期制限のため今秋の市長選には立候補できない。環境や市民の健廉向けに思い切った政策を打ち出してきた市長の、最後の取り組みとなりそうだ。

ニューヨークで、発泡スチロールの容器はファストフード店のほか、レストランからの持ち帰りや学校の給食で多く使われている。市長は「環境を破壊し、納税者の負担となり、簡単に代用できるものはなくても生きていける」と語った。

市長は2002年の就任以来、飲食店や公園での喫煙を禁止したり、ファストフード店にカロリー表示を義務づけたりしてきたほか、昨年にはソーダなどの砂糖入り飲料のLサイズ販売禁止も決めている。(ニューヨーク=中井大助)