聲の形

連日の寒さに震えて、夜中に目覚めてしまうちょうです。家がボロいんだよぉ。

　さて、今更ながらなんですが、「聲の形」を読みまして。小学校編のエスカレートするいじめの場面は相当リアルで、読んでるうちに胸が苦しくなってきますな。うまい画力もあって、ぐいぐいこちらに迫ってくる。コレ19歳の時に描いたの？ワタシの思ってる19歳ってサークルのコンパで酒飲んで道端でゲロる、グダグダのイメージなんだけど。

　まぁ高校編に入るとちょっと回りくどい感じで、なんだかなぁ、の場面もあるけど、小学校編がインパクトありすぎだったから比較しちゃかわいそうか。

　ヒロインがあれほどかわいくなかったら、もしかしたら石田はのめりこまなかったかも？なんて邪推するのは年くったオヤジのひがみか。高校では全くふがいない石田の周囲に可愛すぎる子が寄ってくるってのも、あれだけとんがってた石田と西宮の親同士が酒を飲みあう関係になるのも・・・まぁいいか。

　なんやかんやと想像めぐらすのはやはり作品の質が高いからですな。最終話の成人式後の同窓会、どんな展開になったんだろうなぁ・・・