40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

バレンタインパークCR

2008-09-12 08:01:51 | 岡山方面でLR&CR
8月の終わり頃、夕方の暑苦しい熱気もちょっぴり納まり掛けたある日、岡山県の作東町へと行ってみました。ここにはどういういきさつで出来たのかは定かでないのですが、「バレンタインパーク」があります。

小高い丘の上に役場とともに運動グラウンドやホテル、住宅地などが欧風のかわいいデザインで展開しています。全体図で見てみるとなかなかの規模ですな。役場の横にはこの施設の中核であろうホールが堂々とそびえ立っております(下段左)広々とした駐車場から運動グラウンド方面へインラインに快適な斜面が繋がっています。また、このパーク周辺にもいくつかの施設があって、その施設の駐車場や連絡道路も快適に滑れますな(なんせ利用する方が少ないので)

 それにしてもこれだけの規模の施設を維持・運営し続けるだけの財政的体力が保つのか、他人事ながら心配になってきます・・・

ロマン街道LR 13

2008-08-26 08:54:23 | 岡山方面でLR&CR
さて、このレポートも最後です。

 吉ケ原駅構内には一杯見る物があって、写真をばしばし撮ったんですが、全部紹介できずに済みません。上段左端は客車ですが、デッキ付きとは!ワタシが物心ついた頃にはもう山陽線には走ってなかったので懐かしいという思いは湧いてきませんでしたが大学時代に山陰線で乗ったことがあったな。その右側は車内の内部。中へは入れなかったです。座席の配置や木の内装、天井の様子がとってもレトロ。そーいえば昔の客車はクーラーが付いてない物は天井に扇風機が取り付けてあったなー。なんて感慨にふけったのでした。

 上段中央は鉱山博物館です。柵原鉱山のようすがよく分かります。抗道へ入るイメージを出すために、エレベーターで展示会場の地階へ降りていくときにゴーゴーと音が出る演出がおもしろかったです。往時の柵原鉱山はものすごく発展してたんですなぁ。昭和天皇も行幸あらせられておりますぞ。掘り出した土はボタ山として盛り上げておくのではなく、再び抗道へ埋め戻して地盤沈下などの災害が起こらないように配慮しており、現在に至るまでおおきな環境問題が出ていないとか。へぇぇ、です。

 見終わって外へ出ると鉱山で使われていた機械が野外展示されていました。そのうちの一つの部品に「三ツ星ベルト」が使われてるじゃないの!三ツ星ってワタシが20年前に勤めてた会社だ。おー、なんか懐かしー。

 さてきた道をがんがん滑って出発地点の佐伯町役場へ戻ってきました。さすがに往復するとお腹が減る。途中食事は一切していないので和気へ戻ってピザでも食べましょう。下段左から2番目がピザの店「ピザキング」ここはイラン出身の方が経営されているみたいで、店内は岡山の田舎のテイストとは違う、一種異国な空間。さすがに石焼きがまで焼くナン(?)はおいしかったー。この上に色んなものをトッピングして提供されています。お昼は一律千円のメニュー。下段左端がそのうちの一つでサラミピザでした。おいしかったー!

 このロマン街道は初心者には自販機のなさ、コースの変化、距離の長さなどちょっとハードルが高いとは思いますが、こんなに充実したコースもないですので、ぜひトライしていただきたいですね。

 初心者オススメ度 :4 (゜∀゜)
 路面状況     :高 (一部滑りにくい区間有り)
 安全度      :高

ロマン街道LR 12

2008-08-25 09:21:19 | 岡山方面でLR&CR
さて、吉井川をどんどん遡ってついにロマン街道の終点である吉ケ原駅跡にたどり着きました。ここは駅を往時のまま保存していていろんな施設が間近で見ることが出来ます。またいろんな車両が保存されているのも特徴。なかにはとても珍しい物もあるそうで、「鉄分」が少なめなワタシですら”ほぉー!”って感心しましたから、”鉄っちゃん”にはタマらんでしょうなー。

 上段左のカラータイル舗装されたロマン街道の遥か先に上段中央の車両が見えてますな。この車両、先端が丸くラウンドしててなんかレトロでとってもイイ雰囲気。こんなんが実際運行してたんですなぁ。上段右は貨物列車の最後尾に付いてた車掌車ですね。ワタシの小さい頃の貨物列車といえば必ずこれが付いてて、走り去る車掌車の中でくつろぐ車掌さんを見て、「あれ、エエな~」とうらやましかった記憶があります。懐かしーっ!

 下段左端は吉ケ原駅舎全景。まだまだしっかりしてますね。その右は改札口からプラットフォームを覗いた様子ですが、そーいえば自動改札機のない頃の田舎の駅ってこんな光景でしたな。プラットフォームは往時そのままでした。線路はもう列車が来ないので自由に歩き回れます。下段右端の写真はいま到着したばかり、って感じがして時間がそのまま止まったようです。

 この日ワタシが到着したときには3組のサイクリストがいらっしゃいました。話を何気なく聞いてるとロマン街道をだいたい平均時速20㌔以上でぶっ飛ばされてますな。あんなにルートがあちこちになってたり路面が悪かったり、坂道があったりしてインラインには苦労するルートだったのに、さすが。やはり「自転車道」は自転車で走るのが一番適しているようです。

 次回はロマン街道LRレポートの最終回です。

ロマン街道LR 11

2008-08-23 09:46:57 | 岡山方面でLR&CR
さて、備前福田駅跡の休憩所を過ぎてドイツの森との三叉路に来るとここからロマン街道は川沿いの特殊舗装道路へと変わります。①がその案内看板。これだけ目立てば間違えて延々歩道を滑らなくとも良いですな。②がその川の土手。綺麗な特殊舗装でとても気持ちよいです。風が少々ありましたがそれを苦にさせません。開けた場所の良好な路面は滑りたい気持ちを高ぶらせますなー。

 さて、この特殊舗装の路面が終わるあたりになってふと西の山を見ますとなんと山頂にお城が。茶臼山という山にあるお城だそうです。写真ではほとんど分かりませんね。なんでも天守閣は町おこしもかねて全国の天守を参考に推定建築したものだそうで、本来はなかったんだそうです。また今度行ってみたいなー。

 ④はお城を撮影したあたりから撮った物ですが前方に大きな橋が見えます。これで一旦吉井川を渡って、土手沿いに⑤の道を進み写真遙か彼方にみえる橋を渡って吉井川左岸を柵原へと向かいます。ややこしいのはこの福田で吉野川と吉井川が合流しているから。おかげで気持ちよい特殊舗装の道路からガタガタの歩道、ちょっと質の落ちるアスファルト路面といろいろな路面を滑らないと行けません。ルートもちょっとややこしいですね。とにかく吉井川の左岸道路へ出れば遙か彼方が目的地の柵原です。写真⑥の地点であと3㌔かー・・・

ロマン街道LR 10

2008-08-22 07:33:39 | 岡山方面でLR&CR
いよいよサイクリングロードも山際の快適な区間から開けた平地を走る区間へと変化してきました。進行方向左手に吉井川がキレイに見えています。

 ところどころ(ホントものすごくところどころ)に写真上段中央のようなベンチがあって、休憩できます。このベンチは木製ですねー。真上に上がってきた太陽が容赦なく照りつけて遮る物がなかったので今回はここで休憩しようとは思えませんでしたが、こういうのを設置しようという気持ちが嬉しいです。

 ロマン街道は区画整理や道路の拡張で、軌道跡そのままを走っていない部分があり、「あれ?どこへ繋がってるの?」という所があるんですが、そんな時は表示や標識でルートを示しています。その図柄が上段写真右のピンク色の物。ちょっと大正ロマン入ってて、ワタシはお気に入りです。

 さて、吉井川を橋で渡って福田にやってきました。「岡山農業公園ドイツの村」へと分岐する交差点があります。この交差点近くにロマン街道用のトイレがありました。トイレの形といい、側に立っていた消防署の造りといい、「ドイツ村」を意識してるのかなぁ。滑ってるとなんだかんだオモロイものに出会いますねー。

ロマン街道LR 9

2008-08-20 08:32:00 | 岡山方面でLR&CR
さて、今回からのレポートは中途で挫折したロマン街道LRの後半です。今回は前回の経験を踏まえ、カメラはコンパクトデジカメ、スキーストックなしとできるだけ軽量化を図ります。また、ロマン街道の沿線には自販機がないので、水分はたっぷり持参します。

 左上は佐伯町役場の駐車場です。前回佐伯町まで来てUターンしたので今回はここを出発点にしました。スタートしてロマン街道を北上し始めるとしばらくは人家と田畑が混じった平坦部を滑ります。交差点を横断したら山際の高所を滑ることになります。午前中は山が太陽をさえぎってくれて涼しくて快適。体が楽なうちに距離を稼がなくちゃ。
 
 しばらく行くと昔の駅舎跡に出会いました。どうやら「苦木」(にがき)というところらしい。プラットフォーム跡には往時の写真が飾ってありました。かわいらしい一両編成が写っています。

 ところでこの駅の近くの民家ですが、ほとんど線路ぎりぎりに建ってたんですなー。買い物に行くにも当時は線路を跨いで移動してたのでしょう。ていうか子供なんかが飛び出したら一発で列車と衝突じゃないですか。こんなんで大丈夫だったのかなぁ。それとも事故なんて起こりようのないおおらかな時代だったんでしょうかねー。

八塔寺ダム&ふるさと村LR 3

2008-08-14 10:55:31 | 岡山方面でLR&CR
さて、ダムを後にしてふるさと村へと向かいましょう。このふるさと村は過疎に悩む村が全村をリゾートとして都会から人々を招き、自然や昔ながらの生活を体験してもらいながら村も儲けちゃおうという考えから始められました。車でダムから約20分山奥へと登っていきまして、到着。写真①はふるさと村入り口にある案内看板です。これによるとキャンプ場やハーブ園もあるみたい。

 写真②はこの看板があった場所に建っていたウェルカムハウス。当日は閉まってましたが、たぶん観光バスなんかも横付けできて朝市とかも行えるのではないでしょうか。

 写真③-1はこのふるさと村最大の売店&レストラン&観光案内所。③-2が内部です。これらの様子からするとふるさと村はよくある欧風の高原リゾートではなく、昔の日本の農村体験リゾートのようです。村内には農家を改造した民宿や各種体験施設がありますが、牛の人形や藁束など、あくまでも「古きよき日本の農村」をテーマとしてますな。ちなみにこのふるさと村はトヨエツ主演の八つ墓村のロケ地になっていたようで、この建物にでっかい写真パネルがいくつも掲げられていました。

 写真④はキャンプ場付近にあった橋。一見木造のようですが、鉄骨の橋に木で飾ってありました。キャンプ場はオートキャンプOKのなかなか大きな施設だったです。でもあまり利用されていないのか草が生い茂ってる場所もあってちょっとさびしい風情でした・・・

 写真Aはこのふるさと村から上郡へ帰る途中にあったパン屋さんの前でのもの。このパン屋さん、なんでも息子さんのアトピーをきっかけにわざわざ都会から空気のよいこの山奥へ引越ししてきて、有機農法にこだわった素材で、添加物なしのパンを製造・販売しているそうで。素人からここまで、すごいですなぁー。この後、県境を越えて青木ゴルフそばを通って上郡から自宅へと戻りました。

八塔寺ダム&ふるさと村LR 2

2008-08-12 09:06:44 | 岡山方面でLR&CR
さて、ダムです。高いですなー。ダムの堤防には何やら茶色い物が埋め込まれております。よーく見ると備前焼のレリーフです。凝ってますな。

 周回道路はアップダウンがなかなか激しく、路面は極上とは言えず、道幅の狭く、溝蓋がちょうどウィールが落ち込む大きさで、曲がりくねって見通しがきかないと少々難しいコース。しかし自然に囲まれた雰囲気と人の少なさでのんびり滑るには良いのではないかと。

 初心者おすすめ度:3 (-.-)
路面状況    :中
 安全度     :中
  

八塔寺ダム&ふるさと村LR 1

2008-08-11 08:42:22 | 岡山方面でLR&CR
播磨町から加古川駅まで滑ったワタシは再び片鉄ロマン街道に挑戦すべく、7月の某日岡山県へと向かいました。ホントはロマン街道へ行くはずだったんですが・・・なぜか八塔寺ふるさと村方面へと車は走っていました。(←柵原まで滑る時間がなかったってのが真相)で、途中にあるダム周辺道路とふるさと村のレポート。

 まずはダムを取り囲む周辺道路を滑ってみましょう。写真右は八塔寺ダムの様子を描いた看板ですな。なかなか整備されたダム湖のようです。写真左はレストハウス。現在は閉鎖中です。レンタサイクルもあったんでしょうが、駐輪場はシャッターが閉められたままです。ダムが出来たときは一大キャンプ&リゾートとして整備していこうと意気込んでいた様子が伝わってきます・・・今は「兵どもの夢の跡」です・・・ではダムの堰堤へと滑っていきます。

ロマン街道LR 8

2008-07-26 07:41:40 | 岡山方面でLR&CR
渡しを過ぎて、逃げ水が見えるサイクリングロードを滑っていきますとどんどん汗が噴き出してきます。もう水筒の水は空っぽ。ストックは便利ですが持ってるのがしんどくなってきました。帰りの行程を考えると、そろそろ限界ですな。やはりこの季節にロマン街道をLRなんて、ちょっと無計画すぎたかな?

 写真は佐伯町の備前矢田駅跡。ここは佐伯町の中心部で交通の要衝だったようです。ブーツを脱いでほーっと一息入れますが、やっぱり暑い。ここらで折り返して今日は引き上げることにしましょう。プラットホームには車両の形をした掲示板があって、ロマン街道の行程図が出てます。これによると柵原までまだまだだ・・・

 この写真撮影後はひたすら来たルートを元へと戻りました。のどはカラカラ、中腰のスケーティングフォームのせいで下半身はパンパン、肩には一眼が食い込んでくる、と三重苦にあえぎながら30分でスタート地点まで帰りまして。

 後日、佐伯から柵原までのルートを滑ってやるぞ!と決めて干からびながら家路に就きました。(真夏のLRは事前の準備を念入りにした上で行い、疲れを感じたら早めに休息。限界を超える前に撤退する勇気を持ちましょう)