40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

大人の自転車ツーリング

2010-12-30 10:19:38 | 自転車&サイクリング
今日の西播磨地方は朝から雪!路面も田んぼも一面の銀世界!せっかくの年末の休みなのにビゴレリ出動できず。というわけで門岡淳著「大人の自転車ツーリング」(出版:ラピュータ)なる本を読書。

 この方、30年以上にわたって日本のみならず世界のあちこちを自転車で旅行し、その間30台位の自転車を自作し、現在所有する6台を活用して自転車生活をエンジョイされています。

 読むとワタシのイメージする自転車生活に近い感じがして、輪行袋にビゴレリ詰め込んでどっか行きたくなってきましたよ。よーするにどっか遠くへ出かけて非日常を体験するのに自転車は適当なツールであり、しかもそれに使う自転車はママチャリだろうがフルカーボンロードだろうが何でも良くて、キャンピングやアウトドアの重装備なんか特に必要ではなく、「行きたい!」と思えば出かけてしまえ!というスタンスがよろしいですな。近頃はどこも舗装してあるしコンビニはあるし輪行できればなんかあったときは途中で帰ればいいんだし。

 そして一旦自転車ツーリングの魔境に足を踏み込んでしまえば道なき道を自転車担いで踏破したり、自分でパーツ集めて一から自転車を「自作」したり、1200kmを90時間で走破するブルベへ参加したり・・・”あちら側”の自転車世界へ行くのも思いのままですよーと誘ってるのがまたいいですな。

 基本的にワタシは「風になる」感覚が味わいたいので、今までバイクに車、インラインといろいろ手を付けてみましたが、バイクも車も兎に角金が掛かる。気弱な中年男のワタシには腹を空かせて口を開けているムスメをほっといて趣味に金をつぎ込んだ時のヨメを思うと・・・。恐ろしくてバイクや車の道楽はできません。インラインはのめらなければさほど費用が掛かりません。まぁワタシは初期投資がかなり掛かった(15万くらい)けど。ですがその後はウィールとベアリング代くらいで案外リーズナブル。そしてロードバイクも買ってしまえば維持費はさほど掛かりませんのでこれまたいい趣味ではないかな?そういえば他の趣味、パソコンは最初のノートPCから考えたら100万以上掛けたけどいまやすべて時代遅れ。機材の更新しないといけないがなんかメーカーの手のひらでもてあそばれてる気がしてちょっとテンションが低下気味。天体観測は欲しい機材が軒並み50万以上とくるとのめる前に手が出ませぬ。カメラもフルサイズデジカメが欲しいけどそうなると防湿キャビネットごと新規購入しないと置くとこないし・・・これまでの手を広げたいろいろな分野を自転車ツーリングというもので一つにまとめていきながら楽しんでいくのがいい用に思える。星を撮影するためにPCを使ってデータを集め、目的地でサイクリング&インライン・・・案外楽しいかもしれません。

ポジション出し、再び

2010-12-28 07:32:32 | 自転車の整備
この時期の自転車はさすがにキツイ。鼻水を垂らしながら走るちょうです。ブルブル。

 さて、climbで購入した際に、ポジションはどんどん変わりますよー。と言われていたんですが、確かに乗るほどに体に微妙な変化が。違和感とでも申しましょうか、『ここはもうちょっと変えたほうがいいな』と感じる自分がいます。体がビゴレリと対話していると言いましょうか(←サイクリストみたいな発言)

 まずはシートの座る位置。サンマルコゾンコランは「ここに座れば痛くないよ」というポイントが狭いながらもありまして、それがなんとなく分かってきました。サドルの後ろギリギリ、尻肉がちょっぴり飛び出すくらいのポジションにワタシのスウィートスポットがありますた。

 でもここだと内股で漕いだときに太股の内側がサドルに擦れる感じがするなぁ。もっとサドルが狭くて、後半部分だけが丸く、大きいほうが合ってるような・・・例えは悪いが”玉葱”か”大蒜”みたいな形のサドルがよさげだ。

 そして今のポジションでスイートスポットに座るとどうもハンドルが遠い。長時間乗れるようになってきたワタシ(←ツーリストみたいな発言)には前傾がきつすぎて首が痛いぞ。もうちょっとサドルは前にセッティングするほうが良いようだ。

 ハンドルの角度も変えたくなってきました。ブラケットを握りやすいように上に向けたところ、下ハンを握ったときにブレーキレバーに指が届きにくくなってしまいました。下ハン握って漕ぐことができるようになってきたワタシ(←ローディみたいな発言)にはブレーキ操作ができないのは命にかかわる。ここも変更しよう。

 とまぁ乗るたびに小さくポジションに不満を感じられるようになってきて、イジリたくなるのはかなりのめってきた証拠ですね。

 ところで、久しぶりにスポルディングに乗ってみました。以前はあれだけ乗り味が硬くてサドルまで変えた位なのに、そのマイルドな乗車感にびっくり。段差や路面の荒れなどものともせずにズトーンと直進しようとする姿におぉっ!フレームとホイールが重いのってこんなに直進安定性がいいのか!と目から鱗。しかも太いタイヤのおかげで不快な衝撃もなく快適です。アップライトなポジションも楽チン。うーん、ヒイヒイ言いながら乗っていたのはなんだったのか。これでもうちょっと軽くてスピードが出て坂を楽に登れるようなら、ビゴレリ要らないくらい。フル105がついたアルミのクロスバイクに700×28Cくらいのタイヤ履かせて前かごorハンドルバッグと後ろキャリア付けたら現代の「スポルティフ」が出来る気がするな。

 

輪行袋

2010-12-23 17:07:11 | 自転車の整備
年も押し迫ってきましたが、なかなか寒くなりません。ということで汗をかきながらビゴレリを漕いでいるちょうです。

 さて、自転車の大きな楽しみの一つ「サイクリング」。出発から帰着までずべて自転車ではどうしても範囲が限定されてしまいます。つまり同じようなところしか行かなくなるわけで、飽きてしまいます。もっと違う所を走りたい!という思いを満たすべく「輪行」にチャレンジだ!まずは輪行袋に自転車を詰めるのだ!ということで先日climbで購入したオーストリッチの輪行袋で練習しました。

 初めてとはいえ、疲れたー。

 単に自転車を分解して、袋詰めすればいいわけじゃない。なんせ20万以上する”高級車”ビゴレリ様ですから傷がついたら大変です。念入りに梱包せねば。

 まずペダルにヒャッキンで買ってきたOAケースをかぶせます。これでペダルをはずさなくとも持ち運ぶとき体にペダルが突き刺さるのを緩和。
 また外した後輪のスプロケットにはこれまたヒャッキンで買った子供用の防寒帽(アクリル編みのやつ)をかぶせて裾止めベルトで固定。フレームがギアの角で傷つくのを防ぎます。でもフレームの傷が心配だからフェルトでフレームをぐるぐる巻きにして結束バンドで固定。まぁ大丈夫だろう。
 チェーンも運んでいるうちに暴れてフレームを傷つける恐れがあるから、チェーンステーに雑巾を巻きつけたあとチェーンをベルクロのベルトで動かぬように固定すれば、おぉ、ほぼ完璧では?
 あとは前後輪をフレームに固定し、(当然エンド金具は必須)袋に詰めて、吊り下げベルトをフレームに取り付けて完成!約20分の作業でした。これで自転車旅行は思いのままですな。さて初めての輪行はどこがいいかな?琵琶湖周遊か、冬の京都?それとも瀬戸大橋を鉄道で渡って讃岐うどん食べに行くのもアリだな・・・そのうちインライン担いで各地の有名スポットをめぐるのもいいかもしれない。活動範囲が広がりますな(^0^)

 でも、袋詰めはまでは出来たけど、開梱&組み立て&輪行袋の収納を練習しないとな。

ビゴレリの150km点検

2010-12-20 18:13:49 | 自転車&サイクリング
週末、喜んであっちこっちビゴレリでほっつき回ってるちょうです。

 さて、週末ライドが150kmを越えまして。ワイヤの初期伸びなどの点検のために土曜にサイクリングをかねてclimbへ。油を差して、ワイヤを張って、増し締めして・・・30分ほどで買ったときと同じ引き締まったビゴレリに。

 その間店内をうろうろ。フロアポンプが欲しいけど、うーむ5千円以上はするな。欲しいと思ったモデルは8千円以上!ひぃぃ。輪行袋欲しいけどエンド金具別売だな。案外掛かるな・・・そうだ、スペアチューブも買わないと。あっ、携帯ポンプもいる!

 結局スペアチューブ&輪行袋&エンド金具お買い上げ。帰りにイオン大津店に寄って携帯ポンプを購入。もうお金がありませぬ・・・でもサイコンと前照灯がまだいるな。あっヘルメットとレーサーパンツとサイクルジャージとアイウェアとPSDシューズも・・・

 自転車乗ると初期投資が案外掛かりますな。

 翌日曜は御津の七曲がりへ。前回尻痛&肩こり&脚パンパンのルートに敢えて前回と同じ格好で挑むワタシ。ジーンズにウインドブレーカーでディバッグ背負う装備は日曜の七曲がりには合いませんが仕方ない。さすが2回目ともなると尻の痛さに対応する本能が目覚めます。要するにサドルにどっかりと腰を据えてしまうから痛い。ずーっと中腰でサドルに座らなければいいんですな。両足と腹筋&背筋に力を入れてちょっとだけ腰を浮かしてコギコギ。おぉっ痛くなーい。これで乗れればレーパン入らないじゃん(^^)・・・しかし今のワタシには10分ほどで力尽きますが。これから少しずつ浮かせられる時間を延ばして、いつかは出発からゴールまで中腰!コレだな。

 御津の道の駅への途中、上から下までトータルコーディネイトしたロードレーサーがぶっ飛ばしていきます。しかも大排気量バイクの軍団も次々ブラインドコーナーからかっ飛んでくる。そこに地元の方の軽トラや乗用車が走り、宅配トラックが煙を吐きながらすり抜けます。やっぱり七曲がりは自転車には酷な道路環境ですな。

 休憩所の道の駅はこの日もたくさんの人が。自慢のバイクの前で話すライダーに高年クラブみたいなサイクリスト集団、ワタシみたいな単独ロードレーサー、その数倍の自家用車とここ、流行ってますね~。しばらくぼーっとしてから揖保川経由でお家まで。今回中腰ライドが功を奏したか、あまり疲労が残っておりません。堅いサドルに慣れてきたのもあるのかもしれないけど、やはりこの中腰ライドを極める方が効果があるのかもしれません。

ふたご座流星群

2010-12-15 07:45:42 | 天文
昨日12月14日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日であり、ふたご座流星群が極大を迎えた日でもありました。ということで久しぶりに流れ星を見るべく9時半ごろ庭先へ。

 ちょうど東の山にオリオンとともにふたご座が天空へと駆け上がる頃。最盛期は午後8時ごろとちょっと見る時間は遅れましたが、それでも約5分に一回の割合で星が流れていくのを確認できました。

 しかしいつ流れるのかわからないので、ずーっと上を向いていないのはつらい。しかもどこに出現するかもわからないから瞬きだってそうそうしていられない。ヨメと二人、寒空の中をう~ん、なんて唸りながら流れるのをひたすら待ちます。

 しかし、何個か見られましたが、それ以上見続けることができずに約20分で観察終了。今年最後の天体イベントは終わったのでした・・・

 でも、ヨメと仲良くできますようにって星に願をかけられたからよしとしよう(^^)

ビゴレリのポジション出し2

2010-12-12 14:51:17 | 自転車の整備
ヨメに年末の忙しい時期に自転車なんか乗って!家族のことを何も考えていない!と怒られたばかりのちょうです。

 さて、怒られた原因の本日のライド。いじったポジションでどんどん乗ってみよう!ということで朝もはよからビゴレリで走りました。自分の住んでいるあたりでは「西播磨ハーフセンチュリーライド」というイベントがあるそうで、”ハーフセンチュリー”の名のとおり50km走ります。これは案外いい距離ではないか?コースは新宮→山崎→佐用→上月→上郡→相生→龍野→新宮という周回コースでしかも途中山崎から作用へ抜ける切窓峠・八重谷峠の山岳セクションあり南光から上郡まで千種川沿いの快速コースあり高田台から椿峠、二ツ木坂たつのまでちょっと曲がったワインディングコースあり龍野から新宮までのトラックびゅんびゅんでも路肩ほとんどなしのキケンゾーンありと案外バラエティに富んだルート。こいつを走ってみましょう。なんでも本番は2時間ほどで完走するんだそうな。なんだ、午前中で楽勝だな。

 で、漕ぎ出すと・・・なんかお尻が痛い。どうもサドルを前傾させたために漕ぐたびにお尻が前に滑っていくようだ。どうにも違和感があるのでさっそくサドルの調整。やっぱり水平が鉄則なんだなー。

 新宮から山崎までは片側一車線の対面交通、歩道は片側だけ、路側帯はほとんどなしという典型的な田舎の道。しかも日曜で車の数が少ないから走る車は結構な速度で追い抜いていきます。巻き込まれたら一巻の終わりやナ。ということでびしびし漕いでみました。下ハン握って気合を入れると・・・あれれ?膝と肘が当たるやん。思いっきり後ろに座ってもやっぱり当たる。ドロップハンドルは下ハンで漕ぐのが正式だからこれはまずい。自分が一番パワーの出る姿勢にするとどうにも当たりまくりだ。ひょっとしてフレームサイズ間違えたか?ワタシのビゴレリはサイズ51で適正身長は165~173cmのはず。170cmしかないワタシにはぴったりのはず。ひょっとして標準より足が長いのか?・・・とにかくトップチューブ長525mmはちょっと小さめなようです。かといってその上のサイズ53はトップチューブ長が1センチ長いだけなのでたいした違いはないか。うーん、足の長さがこのときばかりは恨めしい?!

 こいつはより長いステムや後ろ乗り用のシートポストがいるなぁと思いつつコンビニで休憩。兎に角鼻水が出まくりでほっといても滴り落ちてしまう状態。手先・足先も朝の冷気でかじかみ、しかも路面が凍てついてる所もある。闇雲に走るよりは暖を取りつつ安全運転で行かないとね。山崎市街から切窓峠へ向かう途中の山崎高校前コンビニで再び休憩。どうにも尻が痛い。坐骨が度重なる突き上げに悲鳴を上げています。ここでこれからの山岳ルートに備えてチョコを補給します。路面は冬季の凍てつきのためにアスファルトがひび割れて最悪のコンディションです。なんか萩焼の貫入のように細かいひび割れですな。

 次第に勾配がきつくなっていきます。正直いったん足ついたらそこから再び発進出来そうにない気がしましたので力を振り絞って漕ぎます。ここで気張りすぎて足使ってしまったためにこの後大幅ペースダウンしてしまうのでした。2つの峠を越えたらあとは下りです。南光から上月、上郡はペースを上げてがんがんいける区間のはずですが、すでにヘロヘロ。途中2回ほど休憩を入れてなんとか姫路上郡線へ入りました。このあたりでどうもブラケットの位置に違和感が。ワタシのバイクにはブラケットとハンドルとの境目にピンポン球を一回り小さくしたくらいの盛り上がりがあるんですが、これがちょうど掌の中に納まって軽くブラケットに手を添えている状態がそのときのワタシにはベストな感じだったのです。しかしなんかそうじゃないんですな。もうちょっとハンドルを上に向けるほうがしっくりするような・・・この時の姿勢はお尻の痛みのせいでかなり直立した感じ、しかも肩が凝ってきたので軽く肘を曲げてハンドルを掴む状態でした。ちょうど正座してる方が長い時間たつとお尻に負担が掛からないのと同じ理屈で、無理矢理サドルに坐骨を突き立てるように座るほうが結果長い間座れているのでした。しかしそれでもしばしば止まってはお尻に休憩を与えないと耐えられなくなってきました。

 そこに高田台の登り、椿峠と試練がやってきます。もう視線はホイールを見つめるのみ、ひたすら足を動かし続けるだけです。全身汗まみれでなんとか相生へ入りました。

 そのままだらだらと龍野へ。再びコンビニに寄って龍野市街を抜けて新宮へ。疲れた体で鈍感になっているワタシのそばを怒涛のように大型トラックがすり抜けていきます。ここは自転車で走ってはいけませんな。命がいくつあっても足りそうにない。ついに龍野北高校そばのきれいな道路をハァハァ言いながら走ればゴールは目の前です。今回、たつの市役所新宮支所駐車場らスタート&ゴール地点。無事に帰れてホントに良かった。

 所要時間ちょうど5時間。たった50kmだったけど、なんか冒険をし終えたような、そんな気持ちでしばらく放心しておりました・・・あーしんど。

ビゴレリのポジション出し

2010-12-11 08:11:37 | 自転車の整備
一週間のご無沙汰でした。ほとんど自転車に乗れていないちょうです。

 で、その間何してたかというと、いわゆる「ポジション出し」この前の日曜に相生から御津の七曲がりへ向かい、ダイセル前を通って揖保川に抜け、2号国道を走るルートでポタしたんですが、その時に尻は痛いわ肩は凝るわ腕は張るわで「ロードバイクってこんなに疲れるものなの?」とエラかったから。たぶんポジションが出てないんだろうといじってみたんですな。

 まずはサドルの高さ。適正な高さは通常サドルにまたがってペダルに踵を付けてしっかり脚が伸びた長さ、と言われています。でも今のワタシにはこれじゃ漕いだときに膝が伸びきった感覚でちょっとシンドイ。1センチほど低くしてみました。

 次にサドルの前後長。どうも坐骨がサドルに突き刺さる感じでスグ痛くなるので(パッド入りのレーパン履かないのが最大の原因だけどお金がない)ちょっと前(約5ミリ)にして一番幅の広い部分がちゃんと坐骨に来るようにしてみました。案外いい感じ。

 そしてサドルの角度。ものの本によると「サドルは水平が鉄則」とどれも書いてあるんです。が、ワタシの座り方がまだ甘いのか、そうセッティングするともろにアソコが痛い。ミゾもないスタンダードな形状のサンマルコ・ゾンコランはその堅さも手伝ってワタシの下半身を刺激します。痺れるぜ。仕方ないのでちょっと前を下げてみました。これで少しは緩和されるだろう。たぶんキチンと骨盤が立ってないんだと思うけど、こう痛くてはトレーニングのためにバイクにまたがる気力が削がれる。まずは乗らないことには話にならぬ、といじりましたよ。

 最後はハンドルの取り付け角。ブラケットを握ったときになんか前のめりに感じたのです。男子たるもの、常に前のめりに人生を生きねばならないのですが、あまり前ばかりを見ていては周囲が目に入りません。視野の狭い人間にはなりたくないから、と言う理由ではなく、前傾がきつくて視線がホイールのあたりばかりに向いて、前方不注意になりそうだからなんです。ちゃんと腰で乗れずに思いっきり手で体を支えてるからなんだろうなー。とにかく今のワタシの乗り方ではブラケット角度はイマイチ。たぶんブラケットとハンドルとがくっついている部分のラバーがバーテープと干渉してそこだけ盛り上がっているので握ったときにフラットな感じがしないせいでしょう。ということで角度を調整。ブラケットを握って自分でフラットに感じるまで動かしてみました。結果、握り心地は良くなったけど、見てみるとハンドルが上向いた感じ。ちょっとスポーツの香りが薄くなったような・・・

 とりあえずこの位置でしばらく乗ってみましょう。なんかずいぶん「ママチャリ」的なジオメトリになったんじゃないか?ホントにこれで”ローディ”と言えるのかはとにかく、まずは乗り込まないとネ(^^;たぶん腰が定まって本格的な乗り方ができるようになればまた違和感が出て、調整せねばならんようになるはずです(^^)

赤穂までポタリング

2010-12-04 22:30:10 | 自転車&サイクリング
今日はとっても天気が良くて、赤穂の文楽まで蕎麦を食べにポタポタしてきました。

 相生から関電相生発電所前を通り、坂越から千種川左岸を通って文楽まで。やはり少々サドルが固いがパッド入のジャージなんか買えませんからジーンズで無理やり乗車。でもスポルディングのジェル入りサドルよりお尻の痛みが少ないのは何ででしょう?乗心地ははるかに固いのになー。さすがサンマルコ?!

 途中斜張橋のあたりでローディの方が抜いていきましたよ。やはり日和がいいのでワタシと同じように走っておられますなー。坂越との境界までローディの方についていきましたが、まずまずついていけるじゃないの。案外漕げるのかしらん?むふふ。

 そのまま文楽まで突っ走って、蕎麦食べ放題で18皿食べて、では帰りましょ。尾崎から坂越を通って千種川沿いの赤穂簡易鉄道廃線跡のルートを通って帰宅。総距離34km走りましたが、スポルディングと違って疲れは少ないですな。やはり車重が軽いのは疲れにくいんですねー。お尻も痛かったけどなんとか持ちました・・・

 またどこかいくぞー。

ビゴレリの乗車感・・・

2010-12-03 22:09:36 | 自転車&サイクリング
仕事が忙しくて、初乗車してからビゴレリに乗れていないちょうです。

 さて、初乗車の興奮が冷めてきたところでいろんなことが考えられるようになってきました。

 まずヴェローチェのシフト感なんです。なんかちゃちいというか、値段の割に安っぽい感じが。親指のシフトレバーが樹脂製なのもその感覚を増長しているかもしれません。しっとりというか、重厚感というか、金属と金属が適度に摩擦しながらカチリと手応えを伝えつつシフトする・・・そんな高級感を期待してたんです。なんといっても「カンパ」なんですから。でも実際は「ガチャガチャ」いいながらチェーンが移動します。フロントなんかインナーからアウターへ移動する際はよっこらしょって感じ。スポルディングの10年前のシマノディレーラーの方がチェンジスピードが早いぞ。しかしヴェローチェはカンパの入門モデル。シマノだったらソラかティアグラ級です。105やアルテグラに比べたら仕方ないか。
でもシステム自体はよく考えられた良いものだと思います。まずチェンジレバーの動き。右手でリアを動かしますよね。その時チェーンを外へやりたいときは親指で”押し出す”。シフトダウン、つまり内側へやりたいならブレーキについてるレバーを内側へ”握りこむ”。このレバーは手を握る動きに合わせて円弧を描いて複雑に動きます。これには感心。STIは単に横へスイッチのように動くだけで芸がないんだもの。
 左手はフロントですが、今度はアウターへ押し出すようにレバーを握りこみ、インナーに落とすには親指で内側へ”押し込む”。指の動きがチェーンの動きとシンクロしてて、頭で考えなくとも感覚で操作できるのはいいですねー。

 次にタイヤとホイール。坂を下るとき、「あれ?これくらいしか転がらないの?」と思いましたよ。なんかABEC3位のベアリングで72ミリのウィールで滑ってるような・・・ロードバイクなんだから期待してしまうじゃないですか。ワタシ84ミリのスピード用のウィールにABEC7のベアリングで初めて滑ったとき、あまりの抵抗の無さに青ざめました。ちょっとバランスを崩しただけでツルリと滑ってマトモに立てなかったもの。「ホントのスポーツってこんなに違うんだー」と思いましたねー。フルクラムレーシング5はその意味ではスポーツ用のホイールではない気がする。下りならどこまでも回転して「いったいどんなスピードになるんだ!」と引き攣るくらい走ってもらわないと。

 でも入門用のビアンキだってパーツを替えていけば一級品になるはず。うーん、お金貯めていろいろいじらねば・・・